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褒められちゃった! 

今日は夕方から国立能楽堂で囃子事のお稽古。
笛と小鼓の予定でしたが、笛は休講。
初めてお稽古していただく先生だったのでちょっと緊張していましたが、残念なようなほっとしたような。
先週もその先生だったのですが、研究会のために欠席してしまいました。
出席された方によると、とっても優しくて丁寧に教えて下さるとのこと。
早くお元気になって下さい、お祈りしています。

小鼓は予定より30分早く開始。
うちの流儀は先輩一人と僕の二人だけ。
お互いに鼓を打つときには謡い合います。
まず僕が「東北」を謡い、先輩が打ちました。
謡い終わり、先輩に鼓の手の説明をされた後、先生がこちらを向かれました。
瞬間的に、トリの後のヤアの間とヤヲの間が危うかったかなとか、クセドメのところをもう少し拍数はっきりとればよかったかなあとか頭を駆け巡りました。
が、
「金春流もこういうふうに謡うといいよなぁ」と。
…へ???
2・3秒して、褒めていただいているというのがやっと理解できました。
いや~、正直嬉しい!!
金春流の謡は節回しが大きく、下の句をハコンデ謡うのが特徴なのですが、非常に間が難しく、囃子方泣かせの流儀なのだそうです。
もう一度謡うことになったのですが、嬉しくなっちゃって、不謹慎にも謡いながらニヤニヤしそうになってしまいました。

その後、僕も「鉢木」を見ていただきました。
下手に先の曲まで予習していったら、こんがらがってしまい、一箇所三地だかツヅケだかわからなくなっちゃいましたが、なんとか大崩れなく終了。
5月の“能繁期”ということもあってか、今日は出席者も少なく17時前におしまい。

予定外に早く終わったので、帰宅後スーパーへお買い物。
レジのコがかわいかったので、ちょいとしあわせ。
この前もらった楽屋弁当の残りを使って天ぷらの卵とじを作りました(←貧乏くさいですが、あまり裕福ではないので…泣)。
が!
料理の途中で、鍋を乗っけていたつっぱり棚が落ち、そのあおりを食ってとき卵があたりに大飛散。
気を取り直して作り上げたものの、めんつゆを薄めるのを忘れたためしょっぱい…。
いいんだ!いいんだ!次は成功するさっ!!
鍋を置くスペースも、明日つっぱり棒買ってきて引っ掛けられるように、よりよいキッチンに改良するからいいやっ!

そう、何事もポジティブに。。。
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忙しい週末 

金・土・日と忙しく動き回っていました。

まず金曜日は、午前中事務所に出勤してから、大宮薪能
装束運搬のため車で移動し、15時頃に到着。
ところがまもなく天気が怪しくなりだし、野外でやる方向でギリギリ15時半まで会議をしましたが、天気予報など検討した結果、市民館での開催となりました。
皮肉にもその後雨は降らなかったのですが、有料の催しである以上、野外でスタートして途中で中止とはしにくいので、やむをえない判断だと思います。
「小袖曽我」は20時半の開始となり、終了は21時半。
舞台が暑かったせいか、舞台から引いてご挨拶のため下を向いた瞬間、は・鼻血が!。
舞台上でなかったのが幸いでした…。
終演後装束を返し、帰宅は0時半。

翌土曜日は伊東薪能
やはり装束運搬のため、東京を12時に出発し伊東到着は15時。
松川という川の上に舞台を組むという、何とも風情豊かな会場(写真撮ってくればよかった~)。
この日は天気がもってくれて、無事屋外で行うことができました。
ご覧になる方にとっては少し肌寒かったかもしれませんが、川の流れる音のなか、非常によい雰囲気だったのではないでしょうか。
当日の演目「八島」はフルヴァージョンだと90分かかりますが、交通機関の問題等もあり、今回は70分程度の短縮型での上演となりました。
終演後、電車帰りの皆さんにはギリギリまで片づけを手伝っていただき、21時40分頃発の電車に乗るべく猛ダッシュ!
あとは装束運搬係の先輩と二人で積み込み(あまり装束がかさばらない演目でよかった)、忘れ物の点検をし出発。
途中海老名のサービスエリアで休憩がてらラーメンを食べて(おごっていただきました♪ごちそうさまです)、到着は0時過ぎ。
もう電車がないので我が家の近くまでいただき、帰宅は1時過ぎ。
さすがに疲れました。
今回は大宮薪能と二手に分かれたため、僕は地謡の後列でした。
研究会などは別にして、こうした催しで後列に座ること自体が珍しいことですが、師匠の隣で謡うというのはたぶん初めてでした(間に10人くらい先輩がいますから)。
いや、しかし…、
まだ後列で謡うには力量不足だな、感じずにはいられませんでした…。
いや、地頭でもドンと来い!と言えるように稽古に励まなくてはっ!!

そして今日はお狂言の会での舞囃子。
追善ということで演目は「融」でした。
今日は地謡の前列ハナ(一番見所寄り。一番席次が下のこと)。
“月の都に入り給うよそおい あら名残惜しの面影や”
という謡で終わるので、追善の際にはよく演じられる曲目です。
出番のあと、「通圓」のお狂言を拝見しました。
この曲は能「頼政」のパロディーで、宇治川の合戦に引っ掛けて、宇治は茶の名産地というところから、茶をたてすぎて死んでしまった男という、なんとも狂言らしい面白おかしい設定になっています。
じっくり拝見したのは初めてですが、この曲はなんとも絶妙にできていて面白い演目です。
まず男の亡霊が現れると、能でいうワキの役の僧が“腰に柄杓をさしたるは~”なんていうところから始まり、鎧武者が突き進む擬音である“ざっざっと”は“ちゃっちゃっと”(茶茶と)に、平等院で扇を敷いて自害した頼政に対して、平等院の縁の下で団扇を敷いて果てるなど最後まで実に上手くアレンジしてある曲でした。
この2曲、是非とも両方ご覧になることをオススメします!

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明日の準備 

明日は大宮で薪能
天気予報では雷が鳴るとか。
何とかもってほしい!

曲目は「小袖曽我」
ワキが出ない特殊な曲で、その分シテ方は大勢登場。
この曲特殊ついでに初同(初めて地謡が謡う箇所。小声で謡う次第の返しは別)の節もちょっと特殊で覚えにくい…。
でも全体的にはストーリーがわかり易く、見ていて楽しい能です。
特に、兄祐成が弟時致を伴って母親に切々と訴えかけるクセの部分は大好きで、謡うのが楽しみ!!

今回つけた画像は、舞台の時に必携の裁縫セットで、〝糸針〟と言っています(携帯で撮ったら画質が悪いこと…)。
これには大まかに言って3点が入っています。
①鬘など毛の類を梳くためのつげのくし
②糸きりばさみ(手渡しすることが多いので、先端のカドを落としてあります)
③絹の穴糸を縒った糸
このうち③は舞台で使う装束を考えながら、それにあった糸を考えて準備しておきます。
入れ物は国立能楽堂の売店などでも売っているそうですが、僕のは師匠にいただいたものです。
この写真だとわかりにくいですが、黄色の皮製でおしゃれにできています。
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事務所勤務 

今日は舞台・お稽古関係の仕事はお休み。
平日の時間のあるときは、流儀の事務所に勤務しています。
この事務所は社団法人組織で、家元系の職分・お弟子さんが所属しています。

毎月月末に会報誌を送るため、今日はその準備。
宛名ラベル貼りやら、暑中見舞い広告料の確認やらで6時間の勤務です。
大学卒業と同時に、いろいろな勉強と収入の補助のために働き始め、今年で5年目になります。
舞台など本業があるときはそちらを優先できる上、基本的な電話応対、事務文書の作成など、ややもすると世間知らずになりがちな能楽師にとって、幾許なりとも社会経験を積むことができるのはとても有益です。
ただ、今年度から国立能楽堂の研究生になったりで稽古等が忙しくなってきました。
固定収入がなくなるのはイタイけど、そろそろ事務所のお世話にならないで頑張れるようになっていかないと!

帰りがけ床屋に寄って散髪。
仕事を始めてから、床屋へ行くのは手帳と相談してから行かなくてはならなくなりました。
週末は舞台が3つ続くので、地謡といえど少しきれいにしていこうかな、と。
7月の中頃に「是界」(流儀によっては「善界」「是我意」)のツレ(助演者のこと)があります。
前半ちょこっと出るだけの役ですが、直面(能面を掛けないで演じること)での登場になります。
この間に2回行くには期間が詰まっているので、短めに切ってもらいました。
でも店員さん曰く「お客さんは伸びるのが早いから、1ヶ月に一度のペースですね」とのこと。
さてさて一か月半、何とか粘れるかなぁ。

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申し合わせと装束出し 

今日は(といっても前回につづき昨日になってしまった…)師匠のお弟子さんの発表会の申し合わせ(リハーサルのこと)。
能1番、舞囃子7番を謡ってきました。
比較的近い(よく出るという意味)曲ばかりでしたが、これだけ謡うと結構キツイ…。

合間に今回初舞台のお子さんの仕舞と、10人くらいの幼いお子さん方の連吟のお稽古が入りました。
仕舞をやった男の子は、最初は戸惑ってたみたいですが、非常にいい謡を謡うし、所作もきれい。
先輩とも話していたんですが、これから続けてくれたら本当に楽しみな子でした。
連吟は男女2グループに分かれて謡い、どちらも元気一杯!
そして見所(客席)には、かわいいわが子の姿を収めるべくご両親の皆様による撮影会。
当日は舞台を囲んで、フラッシュばしばしたいて撮影なんて無理ですもんねぇ。
皆さんさすが準備いいっ。

その後、週末の公演の装束出しに、宗家のご長男宅へ。
「小袖曽我」と「八島」の2曲(「八島」は流儀によっては「屋島」と表記します)。
「小袖曽我」はシテ祐成、時致、母、太刀持2人と大人数。
これだけで1時間近くかかり、全部終わったのは8時半過ぎに。
終わったものの、土砂降りの雨に困り果てていましたが、奥様に車で最寄駅まで送っていただいちゃいました。
本当に有り難うございます。助かりました!!

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地謡(じうたい) 

今日は研究会。
お囃子方にも来ていただいて毎回5曲を稽古します。
5曲といっても、まるまる全部やるわけではなく、主にヤマ場になる部分をやり、一人(曲によっては複数人)が舞い、他の人は地謡として参加します。
今回は「羽衣替ノ型」「望月」「杜若」「弱法師」「千手」というラインナップ。
このうち「羽衣」は女性が謡い、僕はあとの4曲の地謡に。

さて地謡とは何ぞや?ということですが、簡単に言ってしまえば、謡という能のメロディー付台詞(あんまり正確に表現できてない…)にのせて、物語を進行させるバックコーラス隊というかナレーション隊というか、そんな存在です。
その中で1人、地頭(じがしら)という人が設定されます。
地頭の役割は舞台全体を見ながら、謡の音程の高さや、調子などを決めて、地謡パートの部分を文字通り地謡の筆頭となって引っ張っていくのですが、これが非常に大変な役なのです。
その舞台の出来不出来がこの地頭の力量にかかっているといっても過言ではありません。

①まず音程ですが、能の音程は、この場面では〝ミ〟だとか〝シ〟の音とかというふうに絶対的な音階では決まっていません。
台本ともいうべき謡本には、音の上がり下がりを示す記号というものは存在するのですが、出だしの音というのは経験によって会得していくことになります。
こういった音程を、場面場面に応じて謡い出していかねばなりません。
②次に調子。これも謡本の表記は〝カルク〟〝シッカリ〟〝カカッテ〟など非常に曖昧です。
しかもこの調子というのは、単にスピードを表すだけでなく謡い方の強弱の意味も含まれています。
たとえば〝カカッテ〟はアレグロとクレッシェンドを混ぜたような意味に何となく近い気がします。
こうした調子を、やはり舞台の空気を読みつつ、謡い出しの呼吸等で決めなくてはなりません。

これだけ曖昧模糊とした感覚を地謡という複数人で共有し、かつそれをリードしていくというだけで大変なのですが、更にお囃子が入るとそれにも対応していかねばなりません。
勝手にお囃子が演奏し、勝手に地謡が謡っているということではないのです。
能には指揮者がいないので、それぞれがお互いにけん制し、また引き立てあって音楽的部分を進行させていきます。

基本的に地謡は暗唱するものなので、まずそれを覚えるのが大変です。
今回の研究会はみんな大変な曲だったので、とにかくキツかった…。
地謡のことなどはまだまだ書くべきことがたくさんがあるので、またそのうちに。

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今日からスタート! 

はじめまして!

大学を卒業後プロとなり、今年で5年目になります。
稽古は2歳からしていますが(というよりしていたらしいですが)、別に代々能の家というわけではありません。

さて、これから日記がてら、能のことを中心に記録をつけていこうと思います。
さっそく記事を…と思ったけど明日は研究会。
とりあえず開設は完了したので、そろそろ稽古に戻らねばっ。

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