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研究会、大小稽古 

午後から研究会
能「殺生石」半能「是界」の地謡を謡いました。
「殺生石」は初めて謡ったのですが(作り物が大掛かりなので、上演機会があまりありません)、玉藻ノ前が本性を表すくだりはミステリアスで謡っていてなかなか楽しいです。
特に金春流ではクセの途中から上羽まで和吟(流儀によってはヨワ吟とも)になり、雰囲気がちょっとかわります。

終わってから国立の稽古へ。
今日は大鼓小鼓
小鼓が16時からで大鼓が17時から
…と思いきや、大鼓の先生が今日は早く見えて今は誰もお稽古していないとのこと。
ということで「加茂」を。
普段から非常に熱心に教えてくださる先生なのですが、後もしばらくいなかったので、いつもにもまして非常に懇切丁寧に教えていただきました。
大鼓のお稽古は楽器を使わず、左手を鼓に見立て素手で打つのですが、僕もだんだん気合が入ってきて思いっきり打っていたのか、終わって見てみると左右の手の大きさが明らかに違っていました。
次の方の「蝉丸」も謡わせていただいてから小鼓へ。
もう皆さん終わったらしく、どうやら僕が最後でした。
まず「鵜飼」をみていただき、まだお時間がありそうだったので「玉鬘」もみていただきました。
持ち方が悪いのか、左手がだんだんキツくなってきましたが、なんとかもちこたえ終了。

帰り電車に乗ると、疲れからしばし放心状態に。
でも、夕食後まだ余力があったので一稽古。
今日は結構気分がのったみたい。
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懐かしい手 

僕は人と接するとき、まず手に目が行く。

能というのは身体の露出部分が非常に少ない。
首筋と手だけ。
美しい唐織を着ていても、ニョッと図太い男の手が出てきてしまうとそれだけでちょっと興が削がれてしまう。
なので、僕はわりと手には気を遣っている。

でも、そんな風に手を意識するようになるにはきっかけがあった。

大学時代付き合っていた女の子。
彼女は「私、手がかわいいねって言われるの」と言っては、よく僕に見せてくれた。
今となってはその柔らかな感触が何となく思い出されるだけで、その姿は記憶のかなたに消え去っていた。
ついさっきまで。

事務所の帰り新宿から電車に乗る。
下車駅で階段がすぐそばにくるいつもの場所。
何気なくあたりを見回す。
 彼女がいた。
前はしていなかった赤いふちのメガネをかけている以外、昔と変わりはなかった。
声を掛けようかなと思ったが、ちょっと躊躇する。
しばらく遠目に様子を見ていると、疲れているのか眠ってしまった。
電車が出発し数駅過ぎたところで、意を決して彼女の前に立ってみる。
心を落ち着けるべく謡本を広げる。
彼女が目を覚まし、目に入ればきっと僕だと気づくだろうなどと小賢しい計算をしつつ、全然頭に入らない文章を追いつづける。

更に2駅過ぎた。
彼女は首を揺らしながら眠っていた。
わざとらしく咳払いでもしようかと思ったけどやめる。

ふと思い出した。
手。
5年ぶりに見る彼女の手。
そう、こうふっくらした手だったんだ。

そのとき彼女はわずかに手を動かした。
左手の薬指にちいさなダイヤのついた指輪をしていた。


  よかったね。


彼女が降りるひとつ前の駅で、僕は電車を降りた。

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名づけのセンス 

事務所勤務の帰り実家に立ち寄る。
昨日のカケリと木曜日の大小に向けてMDに録音するため。
で、水を汲んで帰ろうとしたところ、母からこれもってきなさいといろいろと食料を渡される。
卵、トマト、きゅうり、なす、魚の粕漬け、豚肉。
以前、一人暮らししている男友達と話していたら、みんな実家に帰ると食料を持って行けと言われていることがわかり、どこもおんなじなんだなぁと笑いあっていた。
でも助かります。
有り難うございます。

これで今晩の食事は十分間に合うのだけど、たまったペットボトルをリサイクルに出す用もあり、スーパーへ向かう。
ところで、サラダ油のペットボトルって、洗うと水質汚濁につながってしまうような。
洗わずにそのまま燃えないゴミとして捨てるのが良いのか、洗ってリサイクルにまわしたほうがいいのかどっちなんだろう?

そんなことを考えつつ自転車に乗っていると、ふとどこかで見かけた顔が。
中学校の同級生だった。
彼についてまず思い出されるのが、中学時代、鈴木君という同級生に“ロードショー”というあだ名をつけたこと。
「お前は鈴木だから、鈴金曜ロードショーだ」という理屈で、その鈴木君は以後ロードショーと呼ばれるようになった。
日本全国数多鈴木さんはいらっしゃるだろうけど、こういうあだ名を付けられた方はよもやいまい。
反面、そう名づけるセンスを持った人もそうそういるもんではないと思う。

スーパーに着く。
ポイント10倍セールだった。
お決まりの豆腐、納豆、もやし(卵もだがさっきもらったのでパス)を買い、普段買わないものも買ってみた。
とんぶりと豆苗(とうみょう)。
ちなみに今日のレジは異常にテキパキした人だった。
たぶん全日本レジさばき選手権があればかなり上位に食い込むと思われる。

そんなどーでもいいことを考えながら帰宅。
さてさて、変わったものを買ったはいいが、どうやって食べたらいいんだべか?
結局今晩はこれらは使わず、キャベツ、にんじん、たまねぎ、もやしと豚肉で野菜炒め。
それと冷奴、卵かけごはんで食べた。
いつものごとくちょいと作りすぎたのでご飯はおかわり。
我ながらなかなかうまかった。

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大炎上 

夕方から国立で笛の稽古。
今回は“カケリ”(漢字で書くと“翔”)だったのですが、これは大変。
何が大変かといえば、まず今までやっていたものと指付けが全然違うということ。
それと、他の曲はだいたい笛を聴いて舞うので、イメージとしてメロディーが湧きやすいのに対し、カケリは大小(大鼓・小鼓)を聴いて舞うので、何となくこんな感じの譜だったかなくらいのイメージしか湧いてこないのです。
というわけでいつもよりしっかり稽古していったつもりなのですが、
とほほ。。。

お調べ(簡単に言うと試し吹き。能が始まる前に幕のほうから流れてくるあのメロディーです)で息が切れ掛かってしまう有様。
(それにしても笛のお調べってなんであんな難しいの?手付け見てもよくわからないし)
そんな状態でカケリに。
最初に先生が大小を葛野流と幸流で解説して下さったのですが、僕は高安流・大倉流の組み合わせでお稽古しているのでまずここでちょっとあやしい。
で、やってみたところやればやるほど綻びが…。
温厚な先生から「もっとちゃんと覚えてこないとだめだよ!」とお叱りの言葉を頂戴し、この研究生稽古始まって3ヶ月、早くもノーミス通過が途絶えてしまった。
ちなみに師匠が若い頃は“養成会”という組織があり、毎週月曜日に4科目まとめてお稽古していたそうですが、師匠は最後までノーミスでいったそうです。
早くも負けてしまった。。。
あ!でもこの前小鼓で2曲まとめてやったからこれでもまだプラマイゼロだ!!…などといってもしょうがない。

とにかく、稽古終わって家に帰ってからも悔しかったので、まず高安・大倉の組み合わせで手を書き入れ、唱歌を加えたものを作ってみました。
これで、自分で大小を打ったものをMDに録り、それを聴きながら笛の稽古をすることにしよう。
次回は1週余計にかかったぶん、一発でびしっと決められるようがんばらなくちゃ!!

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反省、反省、また反省 

今日は轍の会
そう、ずっと思い悩んでいた後見のお役の日。

が、舞台出る前からひと失敗。
尉髪というおじいさん役の髪の毛をつける補助をしていたのですが、ちょっともたついてしまいました。。。
さて、問題の作り物の中での装束替え。
非常に狭くて暗い中で、おまけに緊張しているのも手伝って暑い。
やるべきことはそんなに難しいことではないのですが、時間に限りがあるのでどうしても気がせいてしまいます。
なんとか無事着け終わり、その後引廻し(作り物を覆う布)をおろし、一度切戸へ持って入ります。
深呼吸してまた後見座に戻り、シテの後ろ姿を眺めていると、やがてシテが立ち上がる箇所に。
あ、そういや立った後の腰掛けの処理はどうするんだったっけ?
う~ん…、わからないときは動くまい!
と、決めたものの、ここはやっぱり動かなくちゃいけなかった。
主後見が気を利かせて下さったので全く事なきを得ましたが、大反省。。。
その後舞い姿を見ていましたが、どうも狩衣の後ろが少し短いような。
案の定あとで、もう少し長かったほうがよかったね、と。
また反省。。。
先輩に“後見はだらっとやれ”と前にいわれました。
独特の言い回しですが、別に気を抜いてやれという意味ではなく、あんまり気合を入れて目だってしまうようではダメだ、という意味です。
でも、きょうは緊張してて目つきが鋭かったりして、目についてしまったのでは。
またまた反省。。。

しかし、今日はやたら短く終わったような気がする。
1時間半かからなかったのかな?などと思っていましたが、時計を見たら予定通り1時間45分。
いかに緊張していたかがわかります。

シテ方は①謡う、②舞う、③後見や楽屋仕事ができるの3つが要求されますが、僕の場合①②ももちろん未熟ですが、③が飛びぬけて悪い。
このままじゃいかーん!!
今後志願して後見のお役をつけていただこうと心に決めた一日でした。

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宅稽古と出稽古 

午前中は家でお弟子さんのお稽古
はじめて半年ほどの方で来月初舞台を迎えられます。
「熊野 クセ」の仕舞をお稽古していますが、ひととおり終わって今は仕上げの段階。
じっくりお稽古して満を持しての初舞台。
頑張ってお稽古されているので、ぜひいい思い出になるといいなー。

午後は練馬のお稽古場でお稽古
ここは僕の師匠(2人師匠がいますが、小さい頃教えていただいた女流の先生のほう)のお稽古場で、お手伝いに伺っています。
10人くらいいらしゃるなかで2人、ちいさなお弟子さんがいます。
おばあちゃんに連れられてくる5年生の男の子と4歳の女の子の兄妹。
お兄ちゃんのほうは小学校に上がった頃からお稽古を始め、今までに「舟弁慶」「海人」「鞍馬天狗」の子方を勤めています。
今は9月にある「雲雀山」の子方の稽古中。
謡は「舟弁慶」や「海人」に比べるとずっと少ないのですが、中将姫という女の子(実際は子ではないのかな?)の役なので唐織を着、下に立膝で1時間以上の長時間座るという2点は今回彼にとっては初めての経験になります。
でもこの子はなかなかスジのいい子なのできっと上手くやってくれるでしょう!
なにせこの子はかわいらしい子なので、下手をするとシテが食われてしまいます。
ぼくも「舟弁慶」のときはちょっと食われた感があったし。。。
まだ声変わりは大丈夫そうなのですが、身長的に今回が最後の子方になりそうなので、是非ともうまくいってもらいたいものです。

一方女の子のほうは最近になってお稽古を始めました。
なんでも本人はずっとやりたがっていたそうですが、おにいちゃんが4歳になったらはじめてもいいと言っていたそうで、待ちに待ってのスタートだったようです。
この子も来月初舞台を迎える予定で、「老松」の仕舞のお稽古をしています。
僕も3歳のとき初めて仕舞を舞ったのはこの曲で、途中からはじめて舞台を一周してかえってきます。
最初に一句“つるかめの~”と謡うのですが、僕は機嫌が悪いと“つるかめのっ!”と猛スピードで謡ったりしていました。
こうすると地謡が扇を取り損なって大変なのです。
いやはや悪ガキだった。。。
でもこの子はいつもゆっくり謡うのでえらいです。
“ちゅーるー、かーめー、のーぉ”って。

本番はこの子がどうこうというより、舞台で僕の頬が緩んでしまわないかがちょっとしんぱい。

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後見という仕事 

今日は週末にある轍の会の申し合わせ。
「遊行柳」「山姥」の2曲で(ヘビーだ…)、僕はそれぞれ副後見と地謡の役があります。

後見は舞台向かって左奥にだいたい2人(ときに3人)で座っています。
よく能を初めて見た友人から「あの人はじっと座っているだけの人はなに?」と訊かれたりしますが、実はこれは大変な役なのです。
舞台上では座っているだけ(に見える)の時間が長いのですが、装束を直したり、小道具の出し入れをしたりします。
そうした際は決して目立ってはならず、舞台の雰囲気を壊さないよう細心の注意を払って動かなくてはなりません。
また、シテが突然絶句したり倒れてしまったりしたときには、舞台が滞らないように、時にはシテに代わってその後の舞台を勤めなければなりません(実際一度こういう場面を見たことがあります)。
また、舞台裏では装束を着付ける責任者になります。
中入といって前後で装束をかえるときには、限られた時間の中でてきぱきと着付けねばならず、楽屋は緊張感がはしり戦争状態になります。

と、後見はこんな役なのですが、僕は片手で数えられる程度しか勤めたことがありません。
特に今回は中入が大変です。
通常、中入は幕に入り、楽屋で装束を着替えるのですが、この曲は舞台に置かれたわずか半畳ほどの作り物(大道具)に中入し、その中で装束を着替えさせなければなりません。
こうした後見は初めてです。
もっとも、僕は副後見で大変な部分は主後見がやり、責任もそちらにはあるのですが、慣れないのでシテをやるより緊張するかも。。。

もう一曲の「山姥」は結構謡いでのある曲です。
「山姥」というと、いっときはやった“ヤマンバギャル”(今は“セレンバ”とかいう種族が出てきているそうですねぇ)のごとく、恐ろしい鬼のようなモノをイメージされるかもしれませんんが、能のそれは非常に哲学的な存在です。
一言ではいえないのですが、地謡を謡っていても何だか禅問答のような詞章になっている部分もあります。
今回の地謡の編成は普段あまりない組み合わせだったせいか、ちょっとばらけた感じでしたが、当日はものすさまじい山姥らしい謡になるよう、僕も地謡の一員として気合を十分に入れて頑張ります!!

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花の命は短くて と言うけれど 

今日は久しぶりのおやすみ。

朝昼兼用でごはんを食べて終えて、テレビをまわしていたところ、
おおっ、永作博美だ!!
この人はほんといつ見てもかわいいなぁ~。
好きな芸能人は?ときかれて、この人と答えるようになってからもうずいぶん経つ。

番組の中で来年の大河で淀君を演じることになったといっていた。
たぶん全部見ることになるな…。

女性って30前後で「え?」って思うくらい急に、なんというか“花の命は短くて”的になってしまう人が結構いる。
日常生活でもそう感じるときがあるし、芸能人でもそういう人ってかなり多い、というかほとんどがそう。
デビュー当時はかわいかったのにな、っていうパターン。
一方でぐーんと女っぷりをあげる人もいる。
この人は確実に後者。
むしろ若いときってあまりどうとも思わなかった。
確かribonとかってアイドルグループにいたと思うけど(番組では避けるかのように触れられてなかった。本格女優路線で行きたいからなのかな?)、そのときは変わった名前だから覚えてたというくらいだった。
が、今は歳を重ねるごとにどんどん綺麗になってる気がする。

きっとおばぁちゃんになってもかわいいんだろーなー。

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稽古・出稽古・研究会 

ここ数日、帰りが遅い日々でした。
おかげで洗濯物は3日間干しっぱなし。
今日も帰ってきたのは23時過ぎでしたが、明日朝っぱらから雨だそうなのでとりあえず洗濯物は取り込みました。

今日は午前中師匠にお稽古をつけていただき、午後は新百合ヶ丘に出稽古、夜は研究会でした。
研究会は、「半蔀」(流儀によっては“はじとみ”と読むそうですが、金春流では“はしとみ”)の舞囃子を舞い、「土蜘」の太刀持を勤め、「是界」「花月」の地謡を謡ってきました。
更に「羽衣-替ノ型」があり、18時半に始まり21時近くまでかかりました。

早速さっき録音したMDで稽古能のチェック。
が、最後にやった「半蔀」が、途中でディスクがいっぱいになってしまい入ってない。
ショック。。。

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千手 

今日は朝ゆっくりだったので少し朝寝坊。
また、燃えないゴミが出しそこねた…。

家で手付けをMDから落として、実家に寄って少し稽古。
夕方、国立で小鼓の稽古。
今回は「葵上」「富士太鼓」
どちらも劇的な場面で非常に面白いところでした。
早くこういう曲の地頭をやってみたいなぁ。

その後本舞台で国立能楽堂定例公演
昨日お話したとおり「千手」という曲です。
ストーリーは・・・
一の谷の合戦で生け捕られた平重衡は狩野介宗茂のもとに預けられていた。
そこへ頼朝は世話をさせるべく千手の前を遣わす。
重衡は出家の望みもかなわず肩を落としていたが、宗茂の計らいで酒宴を催す。
千手も酒をすすめ、詩を朗詠して心強く励まし、たおやかに舞を舞って見せる。
ふさぎこんでいた重衡も心を開き、琵琶を弾き鳴し、千手も琴を弾いて短い夜を楽しむ。
しかし、空が白むと重衡はまた都へと護送され、千手は泣く泣く見送るのだった。

書いてしまうとたったこれだけですが、上演時間は90分。
この曲は最後の別れのシーンがとにかくいいんです
短いながら(むしろ短いからこそいいのかな)美しい謡、動きを極めて抑制した切ない別れの場面。
このわずか7分・8分のこのシーンのために、それまでの時間を積み重ねているといっても過言ではないでしょう。
いや~、こういう時間の使い方をする能って贅沢だー。

特に今日は、謡が全部終わってシテが幕に入るまでたっぷりと時間をかけていました。
後で調べてみたところ、距離としてはわずか数十メートルを2分!
でもその間お客さんはじーっと息を呑んで見送っていらっしゃるようでした。
幕に姿を消し、お、このまま拍手なしか?と思ったところでふと拍手。
こういう良い雰囲気の中、地謡を謡わせてもらうのは本当にシアワセ。

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15キロダイエットと座ること 

まず朝一で(といっても10時ですが)明日の「千手」の申し合わせ。
千手ってほんとにいい曲!
詳細は明日。

終わって事務所で理事会の準備。
かなり白熱した議論が交わされ有意義だったと思います(僕は事務員なのでもちろん議論に参加していませんが)。
うまくいけば流儀が発展していく第一歩になっていくような。
でも、そのあおりを受けて、僕が頑張って作った資料は使われずじまいに…。
まー、事務方ってこういうもんなんだろうし、全然かまいませんけどねー。
4年間以上事務やっていると、裏方さんの苦労がよくわかります。

理事会終了後、大鼓と笛の稽古のため国立能楽堂にとんぼ返り。
大鼓は「熊野」
1回目は何箇所か覚え間違いがあってメタメタ…。
早くもストレート失敗かと危ぶまれたものの、2回目でなんとかなり次に進めることに。
笛は“早舞”
盤渉(バンシキ)という高い調子は比較的音が出やすい。
でもまだ2回吹くと酸欠状態になって指がしびれてくる。
これ、そのうち大丈夫になるんでしょうか?

水が切れたので、帰り実家に寄りました。
ちょうど残りがあったので夕飯も食べました。
いやー、やっぱ我が家のご飯はうまい!!
僕もかなりマメに自炊しているほうですが、コンロが一つだけでまな板を置くスペースにも困るキッチンだとなかなか作るのが大変。
よく言われることだけど、一人暮らしして初めて母親の偉大さがわかります。。。

ついでなので風呂にも入ることに。
かえの下着がないかと探したところ前に間違って買ってしまったMサイズだけ。
だが…、
着れちゃった!!
最近やせたもんな~。
何せ最大時82キロまでいった体重が今67キロ
この前ズボンを買いに行ったらなんと76センチでも入ったのにはちと驚きました。
ただ太ももがパツパツなんで1~2サイズ上げましたけど。

これだけ体が軽くなると座るのがだいぶ楽。
もともとダイエットのしようと思ったのは、復曲能「この花」の臣下役をいただいたのがきっかけ。
この役、大口姿で小サ刀をつけ、立てひざで1時間半ほど座るというワキツレ的な役(この役を勤めてから、ワキツレの偉大さが身にしみてわかりました…)。
最初は立てるかどうか不安でしたが最近はOK。
「葵上」「清経」と比較的長く座るツレもクリアしたので、いずれ機会があれば、もっとも座るのがキツいといわれる「山姥」のツレも勤めてみたいですね。
ダイエット法はまたそのうち。

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2時間ドラマを見て 

なんとなく9時から2時間ドラマを見てた。
非常にいい作品だった。
ストーリーを見てみれば、別に大どんでん返しがあるとか、派手な展開ではなかった(一番怪しくなさそうな人が犯人だったのは一応どんでん返しか)。
でも軸になる役者たちが極力表現を抑えていて、それでいてつたわってくるような。
無駄に表現しなくても、雰囲気を持っている役者って好きだ。

能。
そう、能もつまりそういうことなんだよな。
最終的にそこにいるだけでよいというような。

僕は別に代々そういう家というわけでなく、自ら選んだ。
だからもちろん好きでやっている。
でもときどき能に寄りかかってしまっているような気がする。

“能楽の普及”
能楽師にとっては金科玉条のようになっている。
でもそれって一歩間違えると、
「はいはい、訳がわからなくても能楽ってスゴイんですよ!」
「なんてったって、ユネスコの第一回世界無形文化遺産ですし!」
「日本の伝統芸能のおおもとは能楽ですからね!!」
って、まるで印籠でも出してしゃべっていることになりかねないのではないだろうか。
僕も能楽というものを説明をしようとすると、ふとこんな言葉が出てきそうになって葛藤が起こる。

もちろん根本的に能楽というもの知ーらない、では話にならない。
興味を持ってもらうことは大事だ。
でも「能楽はスゴイんですよ!」と最初に持ち出す、“はじめに能楽ありき”みたいなことって非常にイヤ。
まず舞台を見てもらって、その舞台に出ている役者を見てもらってすごいって言ってもらいたい。
その上で、視点をミクロからマクロにうつして、「ああこれが能楽だったのか。すごいな」と思ってもらいたい。

能だから見る、というのではなく、この人だから見るといわれる役者になりたい。
…なにはともあれ、やっぱりまず稽古だ。

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梅雨のなかやすみ 

今朝は5時前に目が覚めた。
晴れていたのでここぞとばかり洗濯機をまわす。
日曜の朝っぱらから迷惑じゃん!と思われるかもしれないけど、作動させても迷惑じゃない位置にあるのでご心配なく。
ただ、住まいの3階から1階に下りなくてはいけないので一苦労。
3回まわしたので、都合4往復(だから余計に足が痛かったのかぁ)。
時間にゆとりがありすぎたせいか、仕事に向かったのが予定より10分ほど遅くなってしまった。

帰宅後とりあえずごはん。
冷凍食品の餃子を作り、同じく冷凍していたご飯を温め、漬物を少々。
魚の缶詰があったので食べようと、前にダイソーで買った多機能キッチンバサミの缶きり部で開けようとした
が、全然開かない。
あがいていたらちょこっとだけ穴が開いた。
でもそれ以上は開かない。
そのうちに中から汁が出てきて大惨事。
もういいよ、明日ちゃんとした缶きり買ってくるから…。
ラップにくるんで冷蔵庫に保管。

一休みしてスーパーへお買い物。
今日はポイント5倍セールだ!(主婦っぽい)
でも6254円はちょっと買いすぎだよな。
いくらお米買ったとはいえ、男の一人暮らしのなのにな。
レトルト食品なぞ一切ないし。

それからもう一回お洗濯。
着物が汗だくになっちゃったから。
そう、着物も洗えるんですよ。
ネット入れて、エマールでソフト洗いでOKなのです。
実家にいるときは全然やらなかったし、もとより方法もわかんなかったけど、環境が変わるとマメにやるようになるもんだなあ。

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ハードな一日 

今日は師匠のご社中の同門会当日。
朝10時スタートで、終了は18時でした。
その間僕が謡ったのは、能2番、舞囃子7番、仕舞15番。
男性の地謡はフル出場です。
その間も切戸の開け閉め、見台(謡本を置く台)の出し入れ、装束・着物の着付けなどほとんど休む暇なし。
食堂に言っている時間もなかったので、合間に出されたおにぎりやお菓子でちょこちょことお腹を満たしつつでした。

会は盛会で、見所もにぎわっていましたし、出演された方々も皆さん熱演でした。
能2番「楊貴妃」「杜若」も非常に落ち着いていらっしゃいました。
特に「杜若」を舞われた方は大ベテランで、風格すら感じさせるお舞台でした。
以前「葵上」の素謡(囃子なしで役割を分けて一曲を謡うこと)を拝聴したことがあるのですが、めちゃめちゃ難しいこの曲を見事にご自身の世界で謡いこなしておられました。
そうそう、お子さんがたも元気いっぱいでした!

しかし、今日は一日中室内にいたのに汗だくでした。
もちろん気合を入れて謡ったからとか、終盤足が痛かったからとか(正座もしびれるレベルを超えて痛みに変わってくると脂汗がで出てきますです、ハイ)、そういう理由もありますが、国立能楽堂のエアコンの設定温度が高かったと思います。
クールビズキャンペーンのポスターが張ってあったのでその影響だと思われますが、着物は一重が絽になる程度で、半袖なんてわけにはいきません。
まして装束は季節による軽装化は不可能です。
そうでなくても見所でも扇子で扇いでる方も見受けられましたから、クールビズ自体はいい試みだと思うんですが、もうちょっと臨機応変に設定温度を下げてもらえないものでしょうかねぇ?

それにしても今日は疲れました。。。
でも師匠はもちろんもっと大変で、午前中の時点でもうお疲れでした。
だいたいこういう発表会というのは疲れるものですが、今回は特にアメリカ公演組と二手に分かれていたので大変でした。
でもこれも稽古のうち。
最初から最後まで集中力を切らさずに出来るよう、もっと稽古を積まねばならないなと改めて思えた一日でした。

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完敗 

今日は太鼓と小鼓の稽古。
太鼓は「羽衣」、小鼓は「加茂」でした。
皆さん忙しいらしく出席者は少なかったです。
シテ方は最初僕しかおらず、お稽古のお相手で少し謡わせていただきました。
と、進んでいくうち、次の方のお稽古がなんと「歌占」
「白鬚」「花筐」とともに三難クセと呼ばれ、非常に難しい曲です。
僕も一度だけ謡ったことがありますが、もんのすごーく大変でした。
まいったな~、と思っていたところもう一人シテ方観世流の方が。
シテ方が自分の流儀で稽古するのを除けば、三役(ワキ方・囃子方・狂言方)はだいたい観世流をベースにお稽古されているので、お任せすることになりました。
やれやれ助かった、と思ったものの、さてこの方はいきなり言われて謡えるのかなと思ってみていたところ、なんとカンペキ!
それもほぼ無本(本を見ないで謡うこと)で!!
見本(けんぽん:本を見て謡うこと)だって大変だというのに、これは本当にスゴイ…。
先日の研鑽会でも舞っていらして、一人抜けた感があったのですが、なるほど。
あとで他の方にお聞きしたところ、流儀でもずば抜けてできる方だとか。
年齢は2,3違うだけなのに…。

僕も同年代の人には負けない気概をもってやってきましたが、今回ばかりは完敗と思わざるを得ませんでした…。
でも本当にいい刺激になりました。
この国立の研究生稽古は、囃子の勉強をするのはもちろんですが、年の近い人からこういう刺激を受けられるという部分でほんっとに有益です。
僕も数年後は「金春流のあの人はスゴイよ!」と言われるよう、気持ちを引き締めなおして頑張ります!!

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能楽堂に入り浸り 

今日はまず能楽研鑽会
役はついてませんでしたが、研究生は出席が義務(まぁ義務じゃなくても喜んで行きましたが)。
見所(客席のこと)は超満員。
能1番、舞囃子5番で入場無料とはいえ、平日の昼間だってのに…。

出演者は我々研究生や国立能楽堂の研修生が中心となり、重鎮クラスの先生にも、パンフレットの言葉を引用すれば「補導出演」(←意味はわかるけど響きがイマイチなぁ)いただいていました。
同年代の人の熱演を見ると、やはりモチベーションが上がりますね!

夕方からは囃子科協議会定式能
僕は楽屋働きだったのですが、かえってこの方が疲れます。
地謡だったら舞台出て役目を果たせば基本的にいいわけですが、それがないぶんいろいろと雑務やら気をめぐらせねばなりません。
他流を見ていると、内弟子制度がしっかり出来ていて、師匠のかばん持ちから着付けまで、一種“制度”のようになっていて、若い方はそれをキッチリとこなしている感があるのですが、うちの流儀はそういうのがなく、上の先生でも自分のことは自分で的な雰囲気があるので、いざとなるとどこまで気を遣ってよいものか悩んでしまいます。
とりあえず今日は着物をたたんだり、切戸を開け閉めしたり必要最低限の仕事はしてきました(つもりです(汗))。

会の最後の番組に、観世流の能「国栖」があったので拝見してきました。
つい最近やったので、非常に興味深く観ることが出来たのですが、いや~、流儀によってこうも違うんですね!!
以下、大きな部分を自分の備忘録を兼ねて記してみます。

①舟の形状
  舳先・胴・艫に分かれて底の深いものであったのに対し、今回は木の葉型の平べったい舟だった。
②舟を置く位置
  「竹生島」と同じような感じで常座付近に置くのに対し、今回は橋掛り一ノ松付近に置いた。また舟を降りた後脇正面方向に見所と平行に置くのに対し、橋掛り奥側の欄干に立てかけた。
③シテが途中で肩上げを下ろす
④子方にセリフがある
⑤中入
  謡の途中で入るのに対し、謡が終わってから入る。
そして一番大きいものが
⑥天女の舞うものが全然違う!
  以前説明したように、サガリハで出て、そのまま舞うのに対し、なんとなくサガリハっぽいが明らかにサガリハではない謎の囃子で出てそのまましばらく舞い、途中上羽になったところ(初段か?)で楽になる。ちなみにサガリハの舞は足拍子は足拍子がないが、楽はたぶん普通どおりと思われるが足拍子があった。
⑦天女の座る位置
  子方の隣に座り、子方やワキと同幕だったのに対し、笛座前に座りシテと天女、子方とワキがそれぞれ同幕だった。

などなど。
流儀によって主張、考え方が違うんだなと痛切に感じました。
例えば⑦は神様と人間界に住む人とに分けたのが今回のやり方。
このほうが現代の理論としてはすっきりします。
金春流でやっている“みんな一緒に”は、天皇がかなり神格化された扱いでしょうか。後シテの蔵王権現も「天武の聖代賢き恵み」などとあるように、天皇の今後を祝うべく現れているので、むしろ格としては子方>後シテとなり、天女と同幕しても無理はないことになります。
また④とも無関係ではないと思います。
金春流の場合は、子方はアシライ(話している人の方などを向く型)もなくセリフも全くありません。
人間である(正確にはそう思われた)老夫婦と会話をしないことにより、天皇の格を上げる効果を出していると考えられるからです。

う~ん、いろいろな流儀を拝見すると勉強になります。。。

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スーパーマーケット 

今日は午後からお稽古だったので、午前中は水汲みに。
…って別に水道のない山奥に住んでるわけじゃなくて。
実家は井戸水が出るのです。
キコキコやる昔ながらのではなく蛇口をひねれば出るタイプですがね。
ずーっとこの水を飲んでいるので水道水はちょっとどうも。
買えばいいじゃん、と思われるかもしれないけど、今までただだったものを買うのはちょっと抵抗アリ。
それにうちの水は下手な市販品より美味いし!

実家でペットボトル4本ほど入れて、折込広告を眺めていたら、
500グラムヨーグルトが99円!冷凍食品も半額!
ということで近所のスーパーに直行。
でもちょっと早すぎたか、まだしまってら。
開店時間には結局30人くらい集まってた。
ちょいと見回してみたけど、同年代の男なぞ一人もいない。
そりゃ、そうだよなー。

お目当てのヨーグルトを取りにいったら、若い男性店員が陳列していた。
手を動かしつつ、なにやら妙な言語を発している。
よく聞くと、いらっしゃいませ~ご利用下さい、と言っているらしい。
声はいい。
でも間違いなくこの男、自分に酔ってる。

冷凍食品も買い込み、レジへ。
だが。
特売品の価格が設定ミスらしく、バイトのおばちゃんは右往左往。
何とか全部打ち終わったあと返金しようとしているのだが、今度はお金を入れているところが開かない。
社員を呼びにどこかへ突っ走ってゆく。
ただでさえ数の少ないレジは、もはや取り返しのつかない大行列。
やれやれ。。。
数分後、なぜか半ばキレ気味の社員がきてぶつぶついいながら開ける。
一件落着かと思いきや、なぜかそのおばちゃんまた閉めてしまう。
僕も経験あるけど、人間パニックになると何しでかすかわからない。
また、どこかに走り出そうとするので、とりあえず隣のレジからお金もらってきて下さいと、僕から一言。
やっとこさ開放されました。

その後いったん荷物を置き、今度は行きつけのスーパーへ。
充実野菜が270円だったり、なぜか一部やたら高いものもあるけど、品数は豊富だし全体的には安い。
基本的にはここで買う。
レジもよく教育され、てきぱきとしていて無駄がない。
今日の人は見慣れぬ顔で、名札には新入社員とあった。
多少もたついた感もなくはなかったが、十分及第点。
やっぱしよいなぁ。
ちなみに“オオゼキ”というスーパーです。

出稽古の帰りにダイソーに寄り、懸案の台所周りを片付けるべく、突っ張り棒やらフックやらを購入。
これでだいぶ落ち着いた。
ま、もっとも一人暮らしの男の部屋にフライパン×2、鍋×2、さらに圧力鍋なんかまであるのがおかしいんだよな、きっと。

今日は結局3食うちで作って食べました。

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天女ノ舞、無事終了 

今日は金春会
曲目は、「生田」「六浦」「国栖 白頭と狂言「居杭」
今回は“子方デー”で4曲中3曲に子方(子供が演じる役のこと)が登場しました。
どの曲の子方さんも堂々としていて立派でした!

僕の出番は以前から書いているとおり、「国栖」の天女です。
舞衣(まいぎぬ)という装束を着させていただきましたが、この装束は着せるのが大変らしいです。
らしいです、ってえらく他人事ですがホントは僕も着付けられなくちゃいけません。
シテ方の能楽師は謡って舞えるだけではなく、作り物という大道具を組み立てたり、装束着付けも出来て初めて一人前なのです。
謡う・舞うは小さい頃からやっているので半人前以下ながらなんとか付いていっているつもりですが、楽屋仕事はまだまだはじめて日が浅く、先輩方の足を引っ張ってばかりです…。

さて舞台はどうなったかというと、これまでで最もリラックスして舞えました。
申し合わせより天女ノ舞のテンポがちょっと速いかなとも思いましたが、落ち着いて対応できたのではと思います。
丁寧に舞ったつもりですが、ご覧になった方にはどう映ったでしょうか?

ちなみに今回のために作った3個目の腰バネはまたも不評で、どうやら来月の「是界」のツレに向けて4個目を作らなくてはならなそうです(泣)

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初めてお付き合いした人と 

昨日は友人と飲みに行った。
その友人はいわゆる“元彼女”。
中学から高校の間お付き合いした人だ。
とはいえ、「つきあいましょう、そうしましょう」という、カタく言えば契約が成立したときから彼女は遠い地へ行ってしまい、半年後6時間かけて会いに行ったとき、最初で最後のデートでフラれてしまった。

5年前に上京してきたとき、何人かと一緒に会ったことがあるが、二人で会うのはその12年前以来。
とはいえ、よくありがちな再び…なんてことはない。
彼女は今年3月に結婚したし、僕も懐かしい感覚はあっても、恋しいという感覚はない。
別れてしばらくは精神的にキツイあまり和歌なんか詠んじゃうくらい(笑)だったが、時間が経つにつれそれも癒え、翌年からお互いに年賀状のやり取りをしたり、たまに電話したりと以後女友達としての付き合いをしてきた。
一口に友達と言っても異性である以上濃淡があると思うが、そういう意味では純度100%の女友達と断言できる。

それでも待ち合わせのときは、しばらくぶりということでか正直なところ妙な緊張感があったし、会ってからもしばらくは何となく目を合わせにくい感じがしたが、酔いも手伝ってだんだんごく普通に腹を割った話ができるようになってきた。
中学の同級生の近況、家族のこと、彼女の旦那さんのこと、そしてお互いの仕事のこと。
能のことを話してると熱を帯びてきてしまい、「あついねぇ~」なんて言われた。
彼女も「私はそんじょそこらの人には出来ない仕事をしている」という自負があり、仕事に誇りをもっている。
同世代の他業種の人と話していて、何か仕事に冷めた感がある人が少なくない中、こういう暑苦しいくらいアツイ人と話すのはなんだか心地いい。

話している間、彼女は新婚さんらしく幸せそうだった。
僕も一点の曇りなく祝福していた。

そういえば旦那さんは僕と気が合いそうなのだって言ってた。
一度、サシで話してみたいな。
こんなヘンテコな女のコ(失礼)を好きになっちゃったヘンテコな男二人で。

4時間くらいずーっと話して、彼女は門限が迫り帰って行った(寮生活をしている)。
金八先生で「中学のときに愛した人は一生の宝です」なんてセリフがあったと思う。
当時「愛した」というレベルだったかというとちょっと疑問だが、少なくとも別れたあと「こいつは本当にいいヤツだな」と思えるようになり、今もそれは続いている。

たぶん、これからもずーっとお付き合いする人になるだろうなぁ。

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乾燥機と銭湯とアイロン 

なぜか画像添付を失敗してしまったようなので、腰バネの画像をもう一度。
そういえば腰バネのバネってなんだろう?
開いた部分が羽状だからか?スプリングの意味のバネなのか??

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ついでにさっきのつづき。
帰ってから洗濯物がえらいことたまっていたので洗濯し、雲行きが怪しいので銭湯併設のコインランドリーへ持って行き、乾燥機に。
実はこれ使うの初めて。
10分100円だけど何分かけたらいいのかわからないので、とりあえず30分。
その間久しぶりに銭湯に。
けちな話だがだいたい金券ショップで回数券を370~380円で買っている。
最近下北沢の店を見てたら、世田谷区入浴券ってものが350円で売っていた。
の~んびり入ってでてきたらしっかり乾いていた。
よしよし♪
最近洗濯乾燥機なるものが売れているそうだが、なるほど欲しい。
一人暮らしを始めていろいろ経験すると、いかに痒い所に手が届く商品がいっぱいあるかがわかる。
家に帰ってアイロンがけ。
つい最近までアイロンなし生活だったのだが、何にも意識せずに綿100パーセントのワイシャツを買い、洗濯したところ、とてもそのまま切れる状態でなく、ついに購入決定。
しかし、アイロンがけって楽しくない?
先日、やはり一人暮らししている友人と話していたらアイロンがけで盛り上がってしまった。
えらい所帯じみてきたなぁ。

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腰バネ 

午前中、師匠のお弟子さんの会の申し合わせその2
「楊貴妃」でした。
ここのところこの曲はよく出ていたのですが、僕はなぜかことごとく外れていたので謡うのは今回初めて。
流儀の大先輩、金春禅竹の作です。
ストーリーは、様々な世界を行き来できる超能力を持つ方士が、この世を去った楊貴妃の魂魄を捜して蓬莱宮に行き、そこで楊貴妃と出会う。
楊貴妃は玄宗皇帝との契りを懐かしみ、私と出会った証拠にと方士へ玄宗皇帝が愛を誓った言葉を教え、自らのかんざし(舞台上では天冠)を託し、帰っていく方士の姿を一人見送るのだった、
という内容です。
動きは比較的少なく、スローなテンポ展開していきます。
最初は、えらい荒唐無稽な設定だ~、なんて思っていてあまり興味のない曲だったのですが、謡い込んでいけばいくほどいい曲だと思えてくるきます。
特に最後、方士を見送る楊貴妃の姿はなんともいえない悲しさと美しさをたたえたよいシーンです。
今日のシテを勤められた方は能は2度目で、さすがに緊張されてたみたいです。
でもきれいな謡を謡う方で、前にされた「胡蝶」の“花園の 胡蝶をさえや下草に”の一節がよく通るお声だったのが印象に残っています。
当日が楽しみです。!

さてその後16時から小鼓の稽古だったのですが、その間時間があったので新宿の東急ハンズへてくてくと。
先日注文してきた“腰バネ”を取りに行くためです。
画像を添付してみましたが、文章で説明するよりわかりやすいかと思います。
あ、カブトムシの角みたいといえばわかりやすかったかも。
でも「船弁慶」の後シテで使う“鍬形”(クワガタ)なんてものもあるのでかえってややこしいかな?

帰りハンズの1階を歩いてたら、涼しげな扇子のコーナーがありました。
ん?今日は父親の誕生日だ、そういえばこの前の母の日に何もプレゼントしてなかったな、ということで2本購入しました。

国立能楽堂に帰ったもののまだ13時半。
稽古室をお借りして昨日とったMDで天女ノ舞の稽古をしたり、謡の暗唱などをしていました。
ちょうどハイシーズンのためか、仕事や体調不良で結局今日の出席者は3人。
「熊野」をみっちり稽古していただいて17時前に帰りました。
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ダメ出しの嵐と天女ノ舞で思うこと 

今日は昼まで事務所勤務、その後金春会の装束出しの後、国立能楽堂で大鼓の稽古
自分のやる「鉢木」はわりとスムーズにOK。
しかし、今度は他の人のお稽古で「紅葉狩」を謡ったら、ダメ出しの嵐に。
声が枯れるかと思った…。
でも、そのほうが励みになるというもの。
それにテンでダメというというわけじゃなく、厳しいながらもなんか温かみのあるご注意だったし。
次は「よし」と言っていただけるような謡を謡うぞ!!

終わってから本舞台で申し合わせ
「国栖」の天女を舞いました。
簡単にストーリーをごくごくお話しますと、大友皇子に追われた浄見原天皇(後の天武天皇)は吉野山に逃れ、ある老夫婦のもとに隠れます。
そこへ追っ手がかかりますが、老人の機転により難を逃れます。
夜更けになると、天女が現れて美しい舞を舞い、程なく蔵王権現も現れ、力強い舞を舞って来るべき御代を寿ぐのでした、という感じです。
この天女はオイシイ役で、この曲の中で一番動きがあります。
また謡が一句もないので気分的にはだいぶ楽です。
先日触れたサガリハの舞がお囃子を実際に聴いて舞うのが初めてだったので、最初様子を見ながらでしたが、だんだん調子がつかめてきたので、サラリとしてかつ丁寧にを心がけて舞いました。
終わった後「楽しそうに舞ってたね」といわれましたが、正直なところ、実際楽しかったです。
もっとも僕が楽しむんじゃなくて、ご覧いただくお客さんに、これなら天皇も心が慰むだろうなという舞になればと思っています。

よく、「役になり切って演じる」という言葉を聞きますが、はっきり言ってそういった心情的なものは今回、な~ぁんも考えていません。
役者として怠慢だ!と、お叱りを受けるかも知れませんが、これは僕なりの考えによるものです。
(ま、それ以前に“天女”という役は、舞台上で聖なる存在として現れているのに、それに感情移入しようというのはかえっておこがましいことかもしれませんね)。

“演じる”ということはかなり難しいテーマですが、またそのうちに。

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お稽古の日々 

昨日今日と連続して師匠のお稽古。
昨日は今週末の金春会で舞う「国栖」の天女ノ舞を、今日は今月下旬の研究会で舞う「半蔀」の舞囃子を見ていただきました。

「国栖」の天女ノ舞は、中ノ舞に近い普通の天女ノ舞の譜とは異なりサガリハという囃子で舞います。サガリハは普通、登場人物が幕から出てくるときに演奏する囃子事ですが、(たぶん)唯一そのまま舞に入ります。動き自体は普段のときとほとんど変わりませんが、足拍子が全くなくなるのでそのぶんだけ少し変わります。
「半蔀」のほうはクセとキリという舞どころを舞い、その間に序ノ舞というゆったりした舞が入ります。結構長くて30分以上かかりました。クセ・キリとも今お弟子さんにお稽古をしているので比較的すんなり舞えました(ちょっとミスっちゃったけど…)。

稽古後、東急ハンズに寄って“腰バネ”を作ってきました(というか、その形状に板を切ってもらう注文をしてきました)。“腰バネ”というのは半切大口という袴状の装束をつける際に使う物です。説明しにくいので出来たら画像を添付しますね。ヘンテコな形状なので工房カウンターのおじさんにも「これ何に使うんですか?」と聞かれました。
注文後、今日は妹がややこしいものもらいになったとかで大学を休んでいたので、デパ地下でお惣菜を買って(しっかしデパ地下ってばなんて高いんだか!)実家に帰りました。その高い惣菜とかき卵スープを作って昼ごはんにしました。スープは旨かったらしくおかわりしてましたね♪(てゆーか、そろそろご飯くらい作れるようになれ、我が妹よ)
一休みしてから稽古場で自分の稽古。明日以降やるものをひとつづつ見直し、気がつくと17時をまわっていました。ほんと稽古が調子にのると4時間なんてあっという間。でも謡いすぎたか喉が痛いような…。

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