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流儀の威信をかけて 

大阪の東西合同養成発表会に出勤してきました。

この会は日本各地から若手能楽師が集って能、舞囃子、狂言などを行います。
シテ方、ワキ方、囃子方、狂言方のすべての流儀が一同に会するというのはこの会以外にないと思います。

金春流は舞囃子「葛城」で、僕は地謡のハナ(末席)での参加でした。
笛方と大鼓方は国立での稽古でもよくお会いする方なので、何度か打ち合わせをしたり出来ました。
太鼓方は大阪の方でしたが、よく奈良での催しにいらして下さるので金春流に慣れておられましたが、小鼓の方は名古屋の方で金春流は初めてだったそうです。
金春流の謡は節が大きい(特にトリの間)のが特徴で、そうするために前のモチをヨセる(専門用語ばっかし…)こともあるなど、囃子方にとっては慣れないと面食らうことが多いようです。

申し合わせのときは「元気がない。若々しくない」と注意をいただいたので今日は思い切って謡いました。
ミスはなかったと思いますが、もっと技量があればもっといいものにできるという思いはあります。
でも今日お見せできたのが僕らの今の力量。
足らなかった分は来年に。

この会はとにかくいろいろな流儀を拝見できるのが楽しみ。
それも皆さん世代が近いのでとてもよい刺激になります。
申し合わせと本番の2日間、ほぼ全曲を拝見しました。
流儀の威信をかけているので、どれをとってもよく稽古してきているなと感じるのですが、何人か目を瞠る方がいらっしゃいます。

次はいよいよ僕がシテの番。
来年は8月29日、今回と同じ大阪能楽会館で行うそうです。
「金春流、やるな」と思わせられるような舞がお見せしたい。
これから365日全く無駄に出来ません!
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気がつけば1周年 

一人暮らしを始めたのは去年8月中頃。
ふと気がつけば、もう1年経ってら。

男の一人暮らしというと、汚れきった部屋にカップラーメンやらタバコのカスが山積み…、なーんてイメージ。
でも1年間は割と綺麗な状態を維持できた。
食事も自炊がメインで健康的に過ごしている。

自分でなんでもしないといけないとなると、それまで気がつかなかったことがいろいろと見えてきた。
このくらい電気使うと料金がどうとか、野菜の相場はどのくらいとか。
すっごく所帯じみてるけど。

料理とか掃除についてもそう。
必要に迫られた状態で見てみると、いかにこうしたテレビ番組や書籍が多いことか。
教育テレビ「きょうの料理」なんて、実家に居た頃はまず見なかった。
あのテーマソングだけは知ってたけど、そもそも何曜日の何時にやってるかも知らなかった。
それが今ではその時間家にいればまず見てる。
おかげで有名どころの料理研究家や、その料理法の傾向までだいたいわかるようになった(なってしまった)。
ちなみに僕はこの番組に出る後藤アナウンサーという中年のおじさんが大好き。
相手がどうであろうと素材や料理法にかかわるダジャレを連発し、相手が笑い転げようと、流されようと淡々と進めていく姿がなんともほのぼのとした笑いを誘う。
でもこの僕がこよなく愛する“きょうの料理ネタ”を振ってもちゃんと返ってきた人は今まで1人しかいない。
まー当然だわな…。

そしてかゆいところに手が届く商品が多いことか。
2chのスレッドにもあったがクイックルワイパーなんてのは本当に便利な商品だし、ごはん一杯分を冷凍保存できる容器なんてのも手放せない。
ハンズとかホームセンターをぶらぶらしていると、こういう商品が並んでて面白い。
それをうまく利用して自分なりにカスタマイズしていったりするのは楽しい。
つっぱり棒やらを駆使して狭いキッチンに調理器具をこんな感じにしてみた。
20050826210033.jpg

片手鍋、両手鍋、フライパン大小(大は流し下に収納)、さらに圧力鍋。
って、多すぎ?

以前ある友人が「一人暮らしをすると、自分の許せるライン許せないラインがはっきりする」と言ってた。
なるほど、よくわかる気がする。
ちなみにその友人は「だから私は一人暮らしを経験したことのない男とは結婚しない」といってた。
「だから」に至るまではかなりいろんな経験談やら彼女なりの理論があったわけだが、結論はともかくとっても理路整然としていて、「一人暮らしすべし」という彼女の主張に妙な説得力があって、「しようかな~、どうしようかな~」という曖昧な気持ちに終止符を打つ切り札となった。
別に彼女を射止めようとか、そんなヨコシマな考えはさらさらなかったけど。

結果的に従来とは違った角度から物が見れるようになったのは大きな収穫だと思う。

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朝寝坊と謡いについて思うこと 

昨日あたりから東京はずいぶんと涼しい。
久しぶりにクーラーなしで過ごせる。
なにせ先月から今月にかけての電気代4500円超えてたもんで、なしで過ごせるならそれに超したことはない。

僕の部屋は真東に向いていて、そこにベッドが置いてある。
この時期カンカン照りだと、遮光カーテン越しの熱でイヤでも起こされてしまう。
今朝はとっても心地よかった。

7時か、まだ早いや…。
…ZZZ、はっ!

9時!?

…という至極典型的な(文章表現としてもひねりがないが)二度寝をやらかしてしまい、さぁ大変。
なんにも食べないと辛いので(以前寝坊して何も食べず稽古に行ったら舞ってる最中倒れたことがある)、とりあえずアミノバイタルを一袋開けた。
起床15分後、チャリンコにまたがり(新調した)事務所まですっ飛ばした。
電車で普通に行くと55分くらいかかる(家→駅、駅→事務所がそれぞれ徒歩15分ほどあるため)けど、今日は40分ちょいで着いた。
うん、なんとかなるもんだ。

でも当然お弁当を作る暇がなかったので外食になってしまい、ちょっと浪費してもうた(てんやで600円だけだけど)。




夕方から流儀内の社中発表会の申し合わせに出勤。
例の「富士山」であります。
でもその間に2階で大鼓の稽古があり、途中1時間ほど合間があったのでそちらに。

自分が打つ分はわりとすっといったのだけど、謡うほうが疲れた。
「葵上 枕ノ段」だったのだが、気合が要るところなので3回も謡うとかなりヘトヘトになる。

それにしても最近、囃子の稽古でやたらこの枕ノ段を謡ってる。
3人の先生に見ていただいたのだけど、各先生のもとで謡ったものはみんなかなり違うものになったし、ご指導いただいた内容もかなり違うものだった。
それぞれに好みというものがあるなというのがよくわかった。
今後は先生によってちょっと謡い方を変えてみようかなと思っている。
もちろん誰が聴いても「よし!」と言われる謡を一発で謡えればいいのだけれど、そう簡単にはいくまい。
まず先生方お1人お1人に「よし!」と言っていただける謡を謡って、それから全員に認められる謡を目指すのでも決して遅くないと思うし、修行の過程としても回り道ではないと思う。
僕らシテ方がお囃子の稽古をするのは、その楽器を上手く演奏出来ることが最終的な目的ではない。
いかに囃子方の意図するところや想いを汲み取って、かつ自分あるいは自分たちの想いを表現できる謡を謡うための訓練なのだ。

「アイツの謡は囃していてなかなか面白い」と思ってもらえるようになりたい。
囃子方とのせめぎあいができるようになるのことは、お客様に楽しんでもらえる能を演じるための大事な1歩だと信じているから。

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お休みの日の夕食 

今日はお休み
平日に休みがとれるのはちょっと贅沢な気分。

とはいえ、たまった洗濯物の処理やら、水を汲みに行ったり、すっからかんになった冷蔵庫に物を補給すべくお買い物に行ったり、その他諸々雑務をしたりであんまし休んだ気がしない。。。

朝ごはんはコーンフレーク。
昼ごはんは冷凍のそば。
本当に何にもなかったもんで…。
でも、夕食は食料を補給してちゃんと作ったさ!!
ラタトゥユ秋刀魚の蒲焼中華風スープ
…バランス完全無視だわ、こりゃ。

ラタトゥユは友達に勧められたんだけど、これは冷やしてもおいしいし、最近週1ペースで作るようになった。
今日は行きつけのスーパーでズッキーニがなく、ハシゴ。
ちっちゃなスーパーや八百屋じゃないかもと思い、自転車で高級路線に移行したスーパーへ(ちなみにこのお店、結婚前本上まなみサンがよく出没したらしい)。
さすがにあった!
が、
298円!? 高っ!!
このまえ150円で買ったのにー。
一瞬、きゅうりでいいかとも思ったけどせっかくだから買って行った。
やっぱサミット行っときゃよかったかなぁ(←我ながらセコイ)。

秋刀魚の蒲焼は今日初めてチャレンジ。
魚一匹買ってきて料理するのも初めて。
料理本を見ながら手開きなるものをやってみた。
…まあ、あんまし綺麗じゃぁないけど一応OK。
でも油が多すぎてどうもフライになってもーた。
でも、
すんごい美味いでやんの!!
また作ろっ。

ちなみにスープてのは手抜きで、ガラスープと昆布茶を同量入れてお湯で溶いただけ。
よくグッチ裕三がやってるのを真似ただけなんだけど、手軽でおいしい。
本当はネギを散らすんだけどなかったので省略。


作るのは楽しいんだけど、あと片付けが大変。
シンク(というよりキッチン)が狭いのに、ラタトゥユは大きい鍋で作るからシンクがあふれかえっちゃうし。

あー、広いキッチンが欲しい!!
(でも、一番欲しいのは流儀の能楽堂)

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川越 2日目 

昨日に引き続き川越にて公演
野外の催しは天気が気になるところですが、今年は2日とも全く心配いらずでした。

今日は素謡「翁」のみの出番で、能は観世流の「千手郢曲ノ舞でした。
出番の終わったあと着替えて、地裏の席で拝見してきました。

「千手」は前にも少し書きましたが、最後の場面が美しく、好きな曲の1つです。
今回は金春流にはない郢曲ノ舞(えいきょくのまい。ついさっきまでていきょくだと思ってた…)という小書付きでした。

以下備忘録。
①シテの次第・サシ・下歌・上歌が抜けて、重衡の謡の中で舞台に入る
②クセが抜けて(気持ちよくなって気が遠くなりかけていたのでちと曖昧)イロエ掛り中ノ舞
③中ノ舞の途中、二段オロシのあたりで橋掛り一ノ松付近へ行き下に居る型がある(笛の譜も変わり何クサリか伸びる)。
④キリ、“早やきぬぎぬに~”のところ、千手と重衡が入れ違うときに少し肘が触れ合うようにして、時間をとって入れ替わった(ような気がした)。

すごく風が吹いていて、舞台は大変だったと思いますが、見所はとっても心地よかったです。
③は座ったあとの型が地謡の影になって見えなかったのですが、何をやっていたのでしょう?
シオリでしょうかねぇ。
実は明日重衡が護送されることを知っていて、酒宴の途中に思いがこみ上げてきたけれど、自分が励まさねばならない重衡の前で涙は見せられない。
舞の途中何気なく席をはずし、物陰で涙を流す…、な~んて設定でしょうか。
(いいなぁ。。。)

あっという間だった、と思って時間をみたら、なんと上演時間50分!
この前90分くらいかかったような。
そう考えると、はやっ!!

終演後は実にテキパキと実行委員の方々がバスに誘導して下さいました。
お陰で15分後には本川越の駅にいました。
“能は一人ではできない”というのはよく言われることですが、舞台上だけでなく、こうしたスタッフの皆さんの思いも背負い、責任を持って舞台を勤めなくてはならないなという思いを新たにしました。

2日間、本当にお世話様でした。

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鞍馬天狗 

今日は川越で公演でした。

僕の出演は素謡「翁」能「鞍馬天狗」の地謡です。
素謡とは、囃子等一切なしで紋付袴姿で座ったまま全曲を謡うという上演方法です。
「翁」は全部謡っても10分弱くらいで神事的要素が強く、よく奉納能などでこの形態で演じられます。
なお流儀によってはこの「翁」を素謡による上演方法によるときのみ「神歌」という名前になるそうです。

さて、この素謡「翁」。
謡う前、謡い終わったあとに全員で礼をします。
これは神様に捧げるという意味での礼です。
別にお客様にご挨拶しているわけじゃないんですが、今日も拍手を頂戴しちゃいました。
能はイマジネーションなのでどうとっていただいても間違いではないと思うのですが、パンフレットに予めその旨書いていただくというのもテかもしれません。

狂言と休憩を挟み、能「鞍馬天狗」。
今回この曲に出演する稚児を公募したそうなのですが、なんと応募人数400人超!
その中から選ばれた4歳~7歳までの8人が今日舞台を踏みました。
装束を5人がかりで順につけたのですが、これがまぁ疲れました。
何せはしゃぎたいさかりの年頃だし、慣れない装束だし。
あまり前からつけてしまうと出る頃にはグズグズになるのが確実なので、30分前くらいから一斉に付け始める。
もう戦場でした…。

その後お父様お母様が周りを囲んで大撮影大会。
鏡の間に移動してみんな揃って撮影大会。
考えてみるとこの親御さん方って僕とそう歳変わらないんですよね…。
この前実家に帰ったとき、微妙に目に付くところにどーんと
   “初孫”
ってお酒が置いてあったなー。
舞台はほほえましいシーンもありましたが、無事みんなお役を勤めていました。

ちなみに牛若役の子だけは公募ではなく、もう何度も子方を勤めている子で名古屋からのお越しでした。
5年生なので歳がだいぶ上ということもありましたが、とっても堂々としていました。
“月にも花にも捨てられて候”なんてセリフには、不覚にもちょっとホロっときてしまいました。

人数が多いということは、それだけ片付ける装束も多いということ。
今日は千葉でも薪能があって、人手も分散してしまい片付けもホネでした…。

それにしても暑かったこと。
明日も「翁」を謡いに出勤します。

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パニック! 

久々にピンチです。
明日は大鼓の稽古、明後日は太鼓。
大鼓はともかく太鼓の「西王母」はちと厄介。
舞囃子の地謡は何度か謡ったことはあるのですが、だいたい途中からやるので所定の場所からの謡がまず頭に入っていない。
おまけに「猩々」や「嵐山」にもある“ワタリ拍子”というもので、平ノリなのに太鼓地という慣れないと謡いにくいシロモノなのです。

かつ、週末には「鞍馬天狗」の地謡。
前に結構謡ったから大丈夫だろう、な~んてタカをくくってたらすんごい地謡多いんでやんの!
こりゃ「小鍛冶」「巴」並みだぁ。
それも地謡は前列中央だった!
金春流の場合、この位置に座った人が手を出して扇を取るタイミングをはからなくてはなりません。
ということは、普段より多くかつ正確に謡を覚えねばなりません。
この曲はただでさえかわいい子方たちに気を取られやすいから、しっかり覚えておかないといかないのに~。

さらに!
来週中頃には「富士山」の地謡が。
この曲、金剛・金春の2流だけが現行曲としていて、非常に希曲(上演機会が少ない曲)。
過去1度謡ったことがあるものの、もう完全に忘却の彼方。
(あ、かぐや姫が出てくるけど竹取物語とは全く関係ないってことだけは辛うじて覚えてる)
だいたい脇能ってのは覚えにくいんだよなー。

明日・明後日は稽古行く前に事務所で特別公演の席割りやって、土日は公演行く前に稽古に行って…、って大丈夫なのか?自分!

ああ、もうパニック。
パニック…ヒスパニック…。
ん?ヒスパニックってなんだっけ?
アボリジニーとかメスチーソって単語も浮かんできたけど関連後か??

こんなことしてる場合じゃないっ!
…とりあえず、寝よ。

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装束点検・修理 

朝10時から夕方5時まで一日がかりで装束類の点検・修理をしました。
装束の虫食いや傷み具合のチェックをして、その場で出来るものは補修をしますが、刺繍が取れたりしてるなど損傷の大きいものは能装束店にお願いします。
一番痛みが激しかったのは羽衣や修羅物に使う赤地に扇面の縫箔で、非常に使用頻度が高い装束です。
あまり派手に傷んだ装束でお客様の前で舞うのは失礼になってしまうということももちろんですが、最近はデジカメの性能が上がり、撮影すると小さなほころびも結構目だってしまいます。

今日一日見ていると結構見たことないのがたくさんありました。
僕は狩衣、子方装束、指貫、腰帯、烏帽子を見ましたが、特に子方装束は使われる曲が限られるのもあって珍しいものが多かったです。
どうも結婚式の衣装を唐織に仕立てたものが多いらしく、「綺麗だけど何に使うの??」というものが何点かありました。
「そういうのは七五三シーズンに、装束貸し出し+着付け+祝言謡のセットで商売しようか」なんて冗談も。
ホントにうけるかも…? と一瞬思ったけれど、社団法人で所有してるから定款変えたりしないと無理かぁ(それ以前の問題という気も…)。

ずーっと屈みこんで作業していたので、腰が痛ひ…。

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レバノン料理 

今晩はレバノン料理を食べに行ってきた。
代官山にあるマイレバノンというお店。

小中高+大学でのバイト先まで一緒という腐れ縁の友人と、数年前から各国料理ツアーというのをやっている。
今回で13軒目くらいで実はレバノン料理は2回目。
日本に3件しかないらしいが、1軒は新宿のスパイスロード内。
正直なところここはイマイチだったのだが、今回はだった。

こういうお店に行って楽しみなのはその土地の地ビールなのだが、今回はそれがなしでちょっと残念。
でも生ビールが500円とこういう店にしては良心的。
ちなみに以前行った渋谷のアフリカ料理(ザンビアだったかモロッコだったか)の黒ビールはものすごくおいしかった!
普段黒ビールを飲まない僕でも非常に飲みやすかった。

で、今日行ったお店。
入ったはいいものの10分待ってもメニューは来ないしどうなることやらと思ったが、食べてみるととーってもおいしい!
ピタパンが主食なのか、これにペースト状のおかずをはさんで食べるものや、焼いてパイ生地の様にして(別物?)食べるものとか、どれも中東独特の香辛料の風味を楽しみながらいただいた。
お腹いっぱい食べて、酒も2杯ずつ飲んだが9000円で収まった。
財布的にも満足でした。

食後、都立大学にあるその友人の家に行きもう一杯。
彼が来月からアメリカ出張ということから、なぜかアメリカ全州言ってみようクイズが始まった。
知らないもんだよなー。
「街中にあるファストフードショップ」とかヒントをもらいながら(ケンタッキー州のこと)なんとかほぼ全部言い当てた。
でも“メイン州”なんて27年生きてて初めて知ったわ。

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お稽古のあとに 

昨日は夜からお稽古に。
月末に大阪で開催される東西合同養成発表会に向けて、舞囃子「葛城」の地合わせ(シテ方のみであわせること)をしました。
終了後、10月に行われる「卒都婆小町」の地合わせも行う予定だったのですが、こちらの方を先にやることになりました。
僕は当日非番ですが、まだ謡ったことがないので良い機会と参加させていただきました。

他流では狂女物扱いとされていることもあるそうですが、金春流ではこの曲は老女物として重い扱いになっています。
というのも、最近まで「伯母捨」(流儀によっては「姨捨」)「檜垣」の2曲がなかったため、流儀では宗家一子相伝とされている「関寺小町」を除いては老女物が1曲しかなかったためです。
実際謡ってみると、とーってもむつかしい。

結局「葛城」は予定より1時間遅れて始まりました。
地謡としては量が少なく比較的近い(よく出る)曲なので暗唱は楽ですが、若々しくかつ荒くならないように謡うにはもっと稽古に励まねばなりません。


さて終了後、先生(卒都婆を勤められる方)からちょっとビールでも、とおっしゃっていただきました。
缶ビール1缶で失礼しようと思っていたものの、なんだかんだで4人でビール5缶、日本酒数本、焼酎1瓶が空いていました。
僕はあまり飲めるほうではないのですが、まー皆さんよく飲まれること…。

気がつけば12時近くなり、駅に着いたときには上りの中央線が終了していて、最寄の小田急線の駅までタクシーを飛ばしてなんとか帰りました。
夜遅くまで失礼いたしましたm(_ _)m

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にわかあめ 

今日は小鼓大鼓のお稽古。


それよか、なんじゃいっ、天気予報
日中は晴れ間も見えるなんていってたのに!!
だから目いっぱい洗濯物干してったのにぃ…。

しかし家に帰ってみると、、、
ありゃ、取り込まれてるじゃありませんか。
きっと父親がいれてくれたんだな。

ありがとうございやす。

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路上能 

銀座で金春祭り路上能がありました。
銀座8丁目、中央通から一本入った小路で能を催すもので、今年で21回を数えます。
演目は「延命冠者」「父尉」「鈴之段」「弓矢立合」(「延命冠者」「鈴之段」は狂言方が担当)で全部で30分ほどです。
これらは奈良若宮御祭りで毎年行われているものを宗家がアレンジされたものです。
大変珍しい演目で、都内でコンスタントに見られるのはここだけだと思います。

「延命冠者」「父尉」は能面を用いますが、通常の能のように能面をかけた状態で登場するのではなく、能「翁」同様舞台上でかけるなど、神事的な色合いが強くなっています。

昨年は開演の18時直前にバケツをひっくり返したような大雨となり、19時頃には嘘のように晴れてしまうという皮肉な天気になってしまいました。
今日も夕立ちで所により雷雨、などという予報が出ていてヒヤヒヤしましたが無事天気がもってくれました。
暑い中でしたが大変多くのお客様に来ていただき、盛況に終えることが出来ました。
このお祭りは商店街と(社)金春円満井会の共催で行っていて、僕は事務として会議にも参加したりしてやってきましたが、ほっと肩の荷が下りた思いです。

こちらで近日中に講座や当日の様子をアップするので、ご覧になってみて下さい。
http://homepage2.nifty.com/komparu/
毎年8月7日にやっていますので、興味を持たれた方は是非来年お越し下さいね!

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「ヒロシマ」 

さっきTBSの「ヒロシマ」を見た。
で、ブログ検索をしてみたら案の定大きな反響を呼んでいる。

広島出身の若い女優が祖母から被爆体験を聞くという導入だった。
これを聞いた女優が泣いて、視聴者にお涙頂戴のお決まりパターンか、やれやれ…、なんて最初は斜に構えて見ていたけど、だんだん引き込まれていった。
多くの感想と同様、研究者と被爆者の対談は相当に印象的だった。
相反する考え方。
こんなことを言うと極論かもしれないが、合理主義的価値観対感情論的な図式になっていたような気がする。
最後ナビゲーターのフォローもあったが、多くの視聴者は被爆者の側に同情を寄せ、かつ研究者の言い分も一理あるということになったろう。
そして結論として「戦争はいけない」となる。
僕もそう思った。

「戦争はいけない」
この考えを多くの視聴者にもってもらえることになったであろうこの企画は、それだけでも十分に意義があったと思う。


さて。
少なくとも僕の頭の中では、「戦争」という言葉を聞くと第2次世界大戦が真っ先にきて、ベトナム戦争や第1次対戦など現代もしくはわりと近代のものがつづいて頭に浮かぶ。

はて?
歴史を紐解けば戦争だらけのはず。
源平の争乱、戦国時代、明治維新等々。
でもこうしたものはあまり“戦争”という暗いイメージが先行してこない。
むしろロマン的な感覚があるのは僕だけだろうか。

“○○の乱”的な名称で、“○○戦争”という名前がなかったから?
時代が遠いから?
大量殺戮兵器というものがなかったから?
う~ん、全部要素としてはあるような。
でも最後のが一番強いかもしれない。
対面で命のやり取りをするということからだんだん遠ざかっていく。
あたりまえではある。
怪我したくはないし、死にたくはないし、かつ相手は倒さなくちゃならないし。
突き詰めていけば
“いかに効率的に人を殺すことができるか”
ということになる。

人間は放っておけばどんどん合理的にモノを考えていく生物だと、僕は思う。
それはある意味進化であるといえる。
より高い合理性=進化。
でも、本当にそうなのかなぁ。

ちょっと話は戻って、合理主義的価値観対感情論的な図式ということについて。
たぶん日本人的感情を素直に出せば被爆者側につきたいということになろう。
でもあのままもしディベートしていったらたぶん研究者側の意見が勝っただろう。
合理的思考と感情論が議論という土俵に上がれば、そりゃ100回やったって合理的思考が勝つに決まってる。
サメとライオンが水中で勝負したら必ずサメが勝つのと一緒だ。
この件に関しては「戦争をやめよう」という点に向かっている傾向だけど、一般的な問題に広げると、どうも理屈の通るほうに傾いていかないか。
だから能についても…、
…といくと話が長くなるから、まあこのへんにしとこう。
(いつもながら無理矢理な終わらせかただ)



※番組を見ていてちょっと思ったこと
例の対談シーンで一番辛いだろうなぁって思った人。
それは通訳の人。
まぁ、まず謝罪はないだろうという流れの中で、謝罪を求める意味のことを英語に訳して伝える。
非常に言いにくいことだわ。
で、謝罪は出来ないってことを日本語に訳して伝える。
被爆者の感情を考えるとこれまた非常に言いにくい。

大げさかもしれないけど、死刑執行人に近い感情だったかも。
すーっごいキツい仕事だったろうなって思います。
本当にお疲れ様でした。

[edit]

季節はずれの「初雪」 

さて「初雪」
この曲はシテ方五流中、金春流にしかない曲です。
初雪という響きからして雪の精が踊り舞う…なぁんてイメージされるかもしれませんが、これは鶏の名前なのです。

簡単にストーリーを申しますと、、、
ある姫君がそれは大事に一羽の鶏を飼っていたが、ある日むなしくなってしまった。
悲しみにくれていたが、泣いていても生き返ることはないと思い、近所の上臈たちを集めて供養を始めた。
すると空から雲と見まごう真っ白な初雪が飛んで来た。
弔いを喜んでしばし飛び巡っていたが、やがていずくともなく飛び去っていった。

鶏ってそんな飛べんのかよっ!とかいうツッコミはともかく(もっとも精だし)、こんなストーリーです。
能としての上演時間も1時間足らずと、小品といえる曲です。

今現在は前シテ姫君、中入りして後シテ初雪の精という形態でやっています。
でも本来は姫君はそのまま居残り、子方が登場して初雪の精をやるという演出だったそうです。
この方がスジとしてはよくとおります(「昭君」も古くはこれと同じように前シテ居残りパターンだったそうです)。
実は今年5月に横浜能楽堂で古式再演というかたちで上演しましたが、なかなかよかったです。
まー、演出方法云々より、子方の子がとおーっても上手でかわいかったというのもありましたけど。
(全然関係ないけど、僕はその子から“おじさん”と呼ばれた…)

ちなみにこの役、謡は少ないものの出羽で登場、短い舞のあと中ノ舞、大ノリの謡が一句あってキリの舞と結構大変です。
金春流は子方の卒業曲といわれる「烏帽子折」がないので、その分ちょっと大変な曲があってもいいような気はします。
(ただし可憐な初雪の精を声変わりギリギリの子がやっても、わざわざ子方にする意味がないので卒業曲とはいきませんけど…)

という曲なのですが、地謡は結構厄介です。
何がかというと、飛ぶあるいは無限ループに陥る危険性のある曲で、実際舞台上で事故ったこともあるという恐ろしい曲です。

今日は何とか無事に行きました。
ほっ。

[edit]

ノーマーク 

今日は大鼓の稽古
僕は「玉葛」で、これは問題なく完了。
だったのですが、今日はずいぶん謡うことになりました。

シテ方の他流の場合、僕が謡うことは今までまずなかったのですが、先生から急に「謡って」、と。
全くノーマークだったのでちょっとびっくり。
観世流はここ打切(囃子の手)が入らなかったなとか、意識しないといけないんで神経が疲れましたデス…。
でも僕より、急に金春流を囃さなければならなくなった皆さんのほうが大変そうでした。
「え~っ!聞いてないよー!!」という心の叫びがありありと表情に出ていまして、ちと気の毒。
でも皆さん無事にパスされたのでよかったよかった。
これで「もう一回」となると僕も責任感じてしまうので。。。

明日は笛と太鼓の稽古。
「初雪」っておぼえにくいぃ。

[edit]

金春祭り能楽講座 

今日は金春祭り能楽講座に行ってきました。

銀座の中央通りから一本入った所に金春通りという道があります。
ここで毎年8月7日の夜、路上能を行います。
この前一週間くらいから提灯が下がってお祭り期間となり、4回ほど能楽講座が開かれます。
今日は「能楽楽器体験講座」と題して、いらっしゃった方に太鼓を打っていただこうということになりました。
幸か不幸か今日はあまりお客様が少なかったので、いらしゃった方は結構しっかりお稽古できたのではないかと思います。

…で、
最初にデモンストレーションとして早笛というお囃子をやってみました。
シテ方は知識として囃子のことは知っていないといけませんが、実際に楽器で演奏するということは滅多にありません。
なので始める前は妙な緊張感に包まれていました。
僕の担当は笛。
別に得意というわけではなく、一応吹けるというか音の出せる人が師匠か僕しかいないから…。

結果はというと、
まぁ専門外ということで。。。

でもお客様には楽しんでいただけたようで、「また来年やって下さい」と言ってくださる方もおられました。
ちなみに講座はあと2回、5日に「能面・能装束体験講座」、6日に「能装束着付け講座」がそれぞれ開催されます。
詳しくはこちらで。http://homepage2.nifty.com/komparu/sakusaku/5_1.htm

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