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リベンジマッチ 

そう、忘れもしない9月19日
僕は仕舞「淡路」で苦い経験をしました。

それから5ヶ月。
いよいよ雪辱を晴らすときが。
会場も同じ矢来能楽堂でした。

これで失敗したら完全な苦手意識がついてしまいます。
でもネガティヴな感じよりも、早く舞いたいという感覚のほうが強かったと思います。
背伸びせずに自分のできる舞をしっかり舞おう、楽しんでしまうくらいに、そう考えていました。

能「箙」の地謡を謡った後、狂言、休憩をはさみいよいよ勝負。
切戸から出ると正面席にはいっぱいのお客さま。
定例能で仕舞を舞うのは2年ぶり。
あぁ、ただ数分仕舞を舞うだけなのにどうしてこんなに心臓が高鳴ってしまうのかなぁ?などと考えながら着座。
3人出て、僕が一番最初なので、ほどなく立ち上がり舞台の真ん中へ。
ぱっと前をみて見知った顔があったりしました。
萌黄五星の扇(師匠の御次男が初舞台の記念に配られたもの)をゆっくりとひろげ、
「ふりさげし~」
初めの一句は力まずにするっと出た感じがしました。

その後は落ち着いて無事舞い終えることができました。
もっとああしてやろう、こうしてやろう、という部分もありましたが今僕の持っているものは出せたと思います。
その点では満足。
でもその満足はそれを感じた直後から次の段階の満足を得るためのステップに変わります。


よく「満足したら終わりだ」という言葉を聞きます。
確かにその満足に満足したまんまでは終わり。
でも満足を得るということは決して悪ではないと思うのです。

僕みたいなヒヨッコが「これで満足」なんて言ったら反感を喰らうでしょう。
でも「まだまだ全然ダメです」という姿勢は日本人好みではあるけれど、心の底からいつもそう思っていたらノイローゼになっちゃいます。
第一、お客さまから貴重な時間とお金をいただいているのに、ひたすら卑屈になっていたら、何のために舞台にたっているのかわからないし。

目標を定めてそれができたらとりあえず満足。
そしてそれを自信という心の武器に変えてもっと大きな満足を得られるように努力していく。
それで一歩一歩進んでいけばいいんじゃないかなー、と思っています。


終わった後、師匠から「最初の一句がちょっと早かったね」とご指摘。
さー、もう一段レベルアップを目指さないと!!
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冷蔵庫充実警報 

近所のスーパーへ。
冷凍食品が4割引なので買いあさり。
お弁当生活をしている僕にとって、冷凍食品は本当にありがたいシロモノです。
てなわけでたくさん買ってきました。

20060225222535.jpeg

…買いすぎ??

今日の買い物金額合計4499円なり。
内冷凍食品8品、1500円ほど。
ほかは食材などで、レトルト食品等はほとんどなし。
ほんだし600g入りなんて普通1人暮らしの男は買いませんわな。。。


あ!卵買い忘れた~っ!!

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からだメンテナンス 

ここ最近、異常に体が軽く感じられていました。
駅まで走っていったり。
まだまだ若いな…なぁんて調子にのっていたら猛烈に腰が痛くなってきてしまいました。
もう寝つきが悪くなってしまうくらい。
やっぱ歳だ…。

そんなわけで以前にも書いたカイロプラクティックを受けにいきました。
1回約1時間で5000円。
値段だけ聞くと高いかも知れませんが、1時間目一杯施術するという労働の対価、終わった後の体の軽さを考えると決して高くはないなと思えます。

「だいぶ疲れてますね~」と先生。
最近収入自体はそんなになかったのですが、よくよく考えてみると2週間休みがない。
まー、今は将来花を咲かせるための修行の日々です。

それから事務所に行って、国立で笛の稽古(ちなみに「邯鄲」でした)をして帰りに床屋さんへ。
床屋さんってマッサージが必ずセットです。
1日2度もマッサージを受けるなんて、贅沢してます。

髪が伸びたから床屋に行く、というのが普通なはずですが、能楽師というのは(僕だけかもしれないけど)舞台があるから綺麗にしておくために床屋にいくという感じ。
手帳とにらめっこして「この舞台のためにはこのあたりに行っておいて…」なんて逆算しながら行っています。
でも問題が。
5月は7日に「氷室」のツレ、26日に「俊寛」の成経。
困ったことにどちらも直面(能面を掛けないこと)。
伸びてくる目安が大体1ヶ月なので、ちょっと間隔が短い。
もっとも、そんなに気にするほど見られてないとは思いますけどー。
気持ちの問題でございます。


話は飛びますが、今日電車で泣いているオジサンに遭遇しました。
喧嘩したとかじゃなく一人でです。
イヤホンしてたんで、なにか感動系の話でも聞いてたんでしょうけど、あれはびっくりします。
満員電車のなかでいきなり「ひっく…」(お酒によっている擬音じゃないですよ)とか言うんですもん。
周り一斉注視ですよ。。。

泣いているオジサンは初めてでしたが、泣いている女性というのはかつて一度遭遇したことがあります。
確か本を読んでいて泣き出したんだったような。
あれはあせります。
「ええぇ!僕が泣かしたんじゃないからね~!!」
てな感じで不自然にキョロキョロしたりして。
後で先輩にその話をしたところ、
「そういうときはそっとハンカチを渡すんだよ」
と。

…なるへそ。。。

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設置1週間 

お気づきかと思いますが、1週間前からアクセスカウンターを設置してみました。
特に宣伝もしてないし(むしろ検索ワードにひっかからないようにして同業者に見つからないようにしているくらい。でも最近結構みつけられているんですけど…)、いいとこ週30件くらいかなー、と思っていたらなんとその10倍の300アクセス!!
まとまりのない駄文に、こんなにお付き合いくださっているとは!
ご訪問下さった皆様、本当に有り難うございます。

思えば去年の春、「こういう仕事していると、書き物を頼まれたり人前でしゃべったりすることが多いからその練習にでも」という軽い気持ちで始めたものでした。
マイペースで書き続けてきたものの、数えてみると140回記事を書き込んできたんですね。
それもこれもご訪問下さる皆様の温かいコメントが励みになっているからに他なりません。

これからは一層力を入れて…、とも思いましたが、まーあんまり意識せず今までどおりのーんびり書き綴っていきたいと思います。
でもその時々に思う能に対する想いなどは、それがたとえ幼稚なものであっても自分の成長の足跡として恐れることなく見せることができればと思っています。


まだまだ駆け出し。
これからもそんな僕の成長を、どうぞ温かく見守ってやって下さい。

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とびまわる 

午前中は師匠や先輩方の稽古会。
最初は「東北」(とうぼく)。
ワキの謡と地謡を謡いました。

この曲は本当にとらえどころのない曲で、僕はたぶん外からの要請でもない限り、たぶんあと20年は舞わないでしょう(笑)
別に、「道成寺」「乱」といった特別な技術を要求するということはありません。
逆に難しいという部分がないというのが難しい。
ここぞ!という見せ場もなく、ただただ美しくあれという感じ。
それだけ、自分のありのままの力がモロに出てしまうような気がするのです。
僕が自発的にこの曲を舞おう、と思えるときは何か自分の中で勝負に出ようというときだと思います。
(まー、まったく個人的な見方ですけど)

次は「藤戸」だったのですが、途中で失礼させてもらって出稽古へ。
先生(女性の先生)のお稽古のお手伝いをさせていただいています。
謡は集団稽古で今は「龍田」をやっていますが、この曲は僕が担当させてもらっています。
ここのお稽古場は年齢層が高い方が多いのですが、できるだけ丁寧にそして大きな声を出してもらえるようにということを心がけてお稽古しています。
ただ僕の性格なのか、ちょっと内容が細かいところに行きがちになってしまいます。
その辺は、う~ん…どうなんでしょう???

今日は見学に来られた方が1名。
珍しく若い方。
皆さん大歓迎だったので、是非是非お稽古してくださるといいんですけどね。
(あまり根拠のない勘なのですが、この方どうもどこかで接点があったような…)

終わってから取って返して国立へ。
太鼓のお稽古です。
やっとこさ「融」をパス。
何回かかったんだか…。
でも研究生で一緒の太鼓方の方曰く、「融」「高砂」を見れば大体わかる(たぶん実力が、ってことだと思います)と言われているそうで、そう意味ではしっかりお稽古していただいたのは今後のためによかったのかもしれません。

帰り、控え室に残っていた笛方2名、ワキ方1名と夕食をご一緒。
代々木駅近くのカンボジア料理店で生春巻などをつまみつつ、いろいろと意見交換をしたりしました。
研究生の稽古は自分の技術や知識を向上させるというのはもちろんですが、全く関係のない世界から入ってきた僕にとってこういう横のつながりができるというのが非常にありがたいことです。

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式能、そしてダッシュ 

年に一度の能楽界一大イベント、式能がありました。
この会はシテ方5流・狂言方2流が一同に会し、朝から晩までお腹一杯になるほどに舞台を繰り広げます。
ちなみになぜ〝式〟かというと、江戸時代の立合能の形式に則っているから、だったと思います(たぶん)。。。

金春流は「清経」で、僕は地謡のハナ(一番ぺーぺー)。
シテを勤められたのは宗家の弟さんにあたる先生で、御歳81歳!
本当にお元気です。

さて式能の後は宅稽古。
が、時間の計算を大失敗。
なぜか14時には国立を出られると計算してしまったのですが、当日のタイムテーブルには「清経」の開演予定が13時半。
家までは40分かかるのに宅稽古を15時からにしてしまったのです。
結局、少し早めに終わり14時半に国立能楽堂を飛び出し、すぐさまタクシーに飛び乗りました。
しかーし、この運ちゃんがまた…。
「南新宿まで」と言ったのに「新宿南口」に運んでくれるじゃありませんか。
無情にも大回りした踏み切りの前で電車は過ぎ去ってしまいました。
660円返せっ!!
まー冷静に考えてみれば、南新宿なんてわかりにくい細い道を通るしかない駅より、参宮橋まで行っちゃったほうがよかったんですが。
とにかく次の電車に乗り急いで家へ。

セーフ!!
お弟子さんはまだいらっしゃってません。
着物に着替える時間はないので、とりあえずズボンだけ履き替えて待っていました。
でも、30分経ってもいらっしゃる気配なし。
お電話してみると、すっかり忘れていらっしゃったようで。
いやー、偶然の一致と言うかなんというか。
とにかく今後はもっと時間の計算をしっかりしないといけません。

反省、であります。

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凹んでもポジティブ! 

午前中師匠のお稽古。
今月末舞う「淡路」の仕舞を見ていただきました。
「淡路」といえば、そう、去年苦い体験をした曲です。
リベンジ!と思ってあれからずっと折に触れて舞っていたのですが、今日の結果は散々。
大事に謡いすぎて重たくなり、力みすぎて上ずる…。

でも、稽古すべき点ははっきりと見えたし、これからしっかり舞い込んでいけば、当日はしっかりしたものがお見せできるハズ!です、きっと。。。

その後、事務所で少し作業し、夕方から国立の稽古。
太鼓と大鼓と笛の3科目。
出来は、ま、よかったところもあり悪かったところもあり。
ただ、太鼓はちょっと凹みました。
四拍子のなかで突出して出来が悪い。
小学生の頃にもちょっとやっていたことがあるので、一番経験としては多いはずなのに。
センスないのかなぁ。


そんなこんなでみっちり稽古して、帰宅すべく小田急線の駅まで行くと、なぜか改札前に人だかり。
電光掲示板には「人身事故で復旧のメド立たず」と。
仕方なく振替輸送票をもらって代々木駅に逆戻り。

しかしこの輸送票の使えないこと!
バスに乗れないってのはまぁわかる。
バスの振替で電車を使うってことはまずないだろうから補償関係にないという理由でしょう。
でもおんなじ小田急なんだから小田急バスはアリでもいいんじゃござんせん?
更に電車ならすべてOKかと思いきや、東急世田谷線はダメだって。
僕に対する嫌がらせか???
これで三軒茶屋から世田谷線という案も消えてしまった。

結局渋谷からバスに乗ることに。
悔しいから小田急バスにはテコでも乗らない。
家から5分のところに止まるバスが出ているはずなので停留所に行ってみると、なんと終バスが18時。
おいおい渋谷から世田谷の住宅街に行くバスですぜ。
次善の策として10分の所に止まるバスに乗りました。

国立能楽堂を出て1時間15分。
普段は40分弱だってーのに。
ちぇ。

でも晩御飯に作った肉豆腐が美味かったから、まぁいいや♪

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HP完成! 

といっても僕個人のではありません。
僕が事務員として働いている金春円満井会のHPです。
従来niftyのHP無料作成ソフトを使っていたのですが、このサービスが今年途中で終了に。
昨年末あたりからホームページビルダーを買い悪戦苦闘していました。
結局ズブの素人が一から始めるより知識がある人に教えを乞うたほうが早いだろうという事務局長の一声により、文学部の学生なのになぜかシスアドの資格をもっているという先輩のお弟子さん(個人的にも飲み友達)の協力を得て、今日何とかアップロードにこぎつけました。

公益法人ということで地味な作りです。
デザイン的なものはまぁ目をつぶっていただきたく…。
本当は美大生でメディアアート学科なんてところに在籍している妹の力を借りようと思っていたのですが、仕事がやたらに遅いので断念。

個人的に努力した点はお稽古場案内のページ。
フレームページにしてJAVAを入れて。
(最も技術的な部分の大半はその彼女に教えてもらったのだけど)
今まで最も改善したかった部分なのでここだけはちょっと達成感♪
でもこのPCで見てみると「あれれ???」ところがいくつかあるのでおいおい改善していこうかと思います。
よろしかったら一度見てやってください。

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芝居見に行く その2 

やっとの思いで到着。
なかなかの盛況ぶりで、30分前でももうそこそこの人が。

さて舞台のほうへ。
始まるまでは能の囃子が流れていました。
日常的な音、というのは我々だけ。
舞台に気持ちを自然に持っていってくれる音。
そしてこの囃子が盤渉(バンシキ。高い調子の音)に変わりいよいよ開演。

題材は能「大江山」にもある酒呑童子伝説。
「大江山」と言う曲はワキがたくさん出て大掛かりなため、相当に遠い(上演機会が少ない)曲。
僕は一度も見たことがありません。

始まって5分、いよいよ先輩の登場。
先輩は源頼光役(ちなみに能ではワキが演じます)で、主役。

あの、ゴメンナサイ。
先輩最後まで源頼光には見えなかったです…。
って、これは先輩の責任ではなくて見る側の僕に問題があったんです。
最初アドリブなのか酒呑童子を、
「あ?天丼じじい?」
と聞き返した場面で「ああツナオさん(先輩のお名前)だ~」となんでかすごく思えてしまって…。

でもすっごく面白かった!!
ストーリーは脚本を全部書き直しというアクシデントがあったそうですが、最後に「おぉ!そうだったのか」と思わせる構成。
特に先輩ともう一人の男優さんとのアドリブ合戦は相当に笑わせてもらいました。
何せやってる本人の笑いが止まんなくなっちゃって、ほっぺたたたきながら演じてるくらいでしたから(笑)

師匠の仰るとおり、途中ホロリとさせられてしまうところもあり、緊迫した場面もあり、終わってみると2時間弱の舞台でしたが、本当にあっと言う間。

あ、そうそう、大事なことが。
先輩が舞台の中で仕舞を謡いながら舞っていました。
曲は題材にもなっている「大江山」のクセの部分。
もうそこまでで40分くらい目一杯演じた後だし、さんざんアドリブ合戦やってテンションも上がっているのでこれは大変。
かつ、「羽衣」とか「高砂」ではないこの超遠い曲。
でも、そこはさすが先輩!
表情も一転、能楽師の顔になっていました。
ズルイくらいカッコよかったです。
舞台効果としても、それまでのコメディ調からシリアス調へ切り替える上手い転換点になったと思います。

能楽師になったといえば、もう一点。
緊迫した場面で、酒呑童子役の方が扇をスパッと投げ捨てたのに対し、ちゃんと座って置いてました(その気持ちは大いにわかります・笑)
ちなみに使っていたのはご自身が「道成寺」の披きのときに配った金扇でした。

というわけで、舞台としては非常に楽しく見せてもらいました。
終わってから、なんだか少しドキドキしてたくらい。
先輩はご挨拶に忙しそうだったので、差し入れだけお渡しして感想はまた今度ということにしました。
<金の蜥蜴「赤月夜」 2006年2月11日・昼の部>


僕も芝居は何度か経験が。
ま、学校レベルですけど。
小学校で主役を1度、中学でも少しやって、高校では演劇部に借り出されて2度、クラスで主役を1度。
その後舞台に立つことはないですが、大学の同級生やら、中学の同級生で劇団ひまわりの養成に入っていたりやらで年に何度か見ています。
今回も見ながらいろいろ考えていましたが、それはまたそのうちに。

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芝居見に行く その1 

今日は能の先輩が出演するお芝居。
能以外のこの舞台に立つのは去年に続き2度目だそうで。
前日師匠が観に行かれて「ハンカチを忘れずに持っていくように」との指令が。
うーん、楽しみ♪

余裕をもって開演2時間前に出発。
差し入れのお菓子を買って電車に乗る。
途中大江戸線の新宿西口駅に行くのにちょっと迷うも、劇場の最寄り駅に30分前に到着。
これで下車3分らしいから25分前に会場に入れる。
 ふっ、我ながらなんてカンペキな時間計算…。
なんて一人悦に入ってましたが、ここからが大想定外。

A1かA3出口から3分と書いてあったのにそもそもA6からしか出口がない。
 まぁ時間も早いし歩いてりゃそのうちわかるだろ。まず目印は吉野家と交番か…。
が、うろうろ歩いても全然見当たらない。
隅田川と神田川に囲まれてるみたいだけど、どっちがどっちだ?
そうこうしているうちに時間は刻一刻と過ぎてゆく。
交差点にかかる横断歩道をそれぞれ2往復くらいあたふたと走り回り、ようやっと名案が。
 そうだ!バスだ!
昨日念のためバス路線を調べておいた。
南千住・東京駅間のバスが走っているはず。
程なくそのバスを見つける。
バス停の案内を見ると間逆の方向にいることがわかる。
この時点で10分前を切っていた。
点滅する信号を見ては猛烈にダッシュしたりして、やっとのことで会場を発見。
この時点で2分前。
ギリギリセーフと飛び込むと、受付の方はきょとんとした顔。
「…あの、開場までもう少しお待ちいただけますか?」


へ?


なんて几帳面なオッチョコチョイなんだか…。
タイムテーブルを前日のと見間違えて、1時間勘違いしていたのです。
迷っている最中、何度もチラシを見ていたはずなのに。
思い込みとは恐ろしいものです。。。

ということで手持ち無沙汰になってしまったので、ぶらぶら歩いてお昼でも食べてからもう一度出直すことにしました。

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佐野へ 

栃木県は佐野市に行ってきました。
アマチュアでされている方の発表会というかイベントというか、とにかく地謡を勤めてきました。

朝9時過ぎに家を出たところ、小田急線が千代田線の人身事故のあおりを受けてノロノロ運転。
浅草発の電車の切符を取っていただいていたので焦りましたが、迂回ルートを通ってなんとかセーフ。
相互乗り入れは便利になる反面、こういう面でもろさが出ます。

さて今日の曲は「羽衣」で、舞囃子の短縮ヴァージョン。
ホールで数百名のお客さまが見守る中、堂々と舞われていたのは実に見事。
途中「あっ!」と思ったところもあったのですが、全く動じずにされていたのは経験がなせるわざなのでしょう。

今日シテを勤められた方、僕はお会いしたのは片手で数えられるほどかと思っていたのですが、僕のことは相当小さいころからご存知のようでした。
小さい頃はわりとおとなしい子というイメージだったようですねぇ、学校ではイタズラ坊主だったんですが…。
でも、そうして今も応援してくださっているというのはとてもありがたいことです。
期待に応えられるようがんばらなくちゃ!


せっかく佐野まで来たのでラーメンでも、と思っていたのですが、帰りの電車が迫っていたため断念。
家に着いたのは18時半と以外に早く、ちゃっちゃっと夕飯の準備。

20060208210131.jpg

日曜日に作りおきしておいた豚の角煮がそろそろなくなりそうだったので、汁に春雨を入れて汁そば風に。
冷蔵庫にあった野菜、もやし・レッドピーマン・にら・エリンギも投入。
最後に卵を割ってできあがり。

肉はトロトロで我ながら絶品!
野菜たっぷり、麺は春雨だからヘルシー♪と思いきやラードがふんだんに解けたこのスープは超ハイカロリー…。
ま、たまにはいっか。

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2月6日 くもり 

寝坊した。
目覚まし時計は8時半をさして黙っている。
それでもしっかりご飯を食べて出勤。
妙に体が軽かったので駅まで走り、着いた駅からも走った。

事務所の家主のおばちゃんから、早々にチョコレートをもらった。
とりあえず今年ボーズはまぬかれた。
おばちゃんは「義理チョコです」と念を押していた。
本命だったら困る。
ありがとうございます。

帰りの駅で、すやすやと眠る乳飲み子を抱え、乳母車を折りたたもうと四苦八苦している女性がいた。
お手伝いして階段の上まで乳母車を持っていった。
上りかかっている最中に電車が来た。
別に急いでたわけではないけど、これで乗れないと女性が責任を感じてしまうかもしれないと思い、猛烈にダッシュして乗り込んだ。
考えすぎかもしれないけど。
車掌さん、駆け込み乗車してごめんなさい。

同い年の狂言師から電話が。
南総里見八犬伝にちなんだ能があるかどうかという質問。
ちょっと考えてみたけど時代関係からどう考えてもないはず。
そういった新作能も心当たりがない。
千葉での催しがあるらしく、なにか土地にちなんだ曲があればということだそうだ。
力になれず、申し訳ない。

実家に寄る。
お弁当を買ってきたから食べていきなさいとのことで、ご馳走になる。
大学生の妹は家から一歩も出ていないようで、髪はボサボサ、パジャマ姿だ。
胡坐かいてご飯を食べているそのさまは、オッサンくさいというよりオッサンそのものだ。
昔は宇多田ヒカルに似てるとか上戸彩に似ているといわれたことがほんの一瞬だけあったらしい(二人に共通点は見つからないが)。
が、どういうわけだか、やがてテツandトモのトモ、あるいは綾小路きみまろになった。
最近パーマをかけたらラーメンズになった。
綺麗になれとは言わない。
早く女に戻れ。

実家から家に帰る途中、犬を散歩させている老婆がいた。
綱を引きながら「早くおいで、タヌキ」と言っていた。
吉田戦車を現実社会で見たような気がした。

昨日図書館に行ったら〝能楽囃子〟というものがあったので借りてみた。
でも開けてみると中身は〝梵鐘〟。
サブタイトルは、~煩悩をはらい心に安らぎと悟りを誘う~。
図書館のおっちゃん、6623と6632を間違いよったな。
せっかくだから聴いてみることにした。
短いお寺の説明のあと、鐘が流れる。
シュールだ。。。
でもしばらく流していると、なかなかいいものに聴こえてくる。
ゴーン、と響き渡る音。
お寺によってずいぶん音に高低がある。
それが止むと、しばし鳥や虫の鳴き声、玉砂利を踏む音。
そしてまた鐘の声。
怪我の功名。
おっちゃんに感謝。

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のんびり 

今日は出稽古でしたが、お弟子さん方のご都合もあり午後からとなりました。
しかし着いてみるとおチビちゃんは早めに来たということで先生(女性のほう)が見てくださり、他のお弟子さんもお休みだったのでお稽古場はかなりのんびり。
3時半頃におチビちゃんのお兄ちゃんが来てお稽古。
今日最初で最後のお弟子さんです。
実は彼、来年の6月に能を舞うことになり、今はまずキリの仕舞。
僕が初めてシテを舞ったのは大学2年のときだから、彼の中学1年での初シテというのはそういう家柄でない人としてはかなり早いほう。
先生のお弟子さんでもあるおばあちゃんの強いご希望によってこういう運びとなりました。

帰り道注文しておいたコンタクトレンズを取りに。
お店の人の話だと、ハードは一般に3年くらいが寿命で、僕の使っているのは特に酸素透過率が高いので2年半くらいなのだそうです。
そう考えれば5年以上というのは相当に使いすぎ、ちょうどいい機会だったみたいです。
帰宅して早速装着!
しばらく頭がその感覚を忘れていたのかクラクラしましたが、やっぱりラク。
師匠(男性のほう)からは「メガネのほうが似合うからずっとそうしなよ」とも仰っていただいたのですが、やっぱりコンタクトのほうがいいなぁ。
だってメガネだとラーメン食べづらいんだもの…。


*****************************
本年の予定追加
7月17日  座SQUARE公演「山姥」ツレ 於:国立能楽堂

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集中力 

今日は若手の研究会。
「春日竜神」「藤戸」「東北」「葵上」(「藤戸」はワキも)の地謡を謡いました。

終わったあと師匠から「春日竜神苦しんでたねぇ」と。
まったくそのとおり…。
ここのところよく謡っているので、まぁなんとかなるだろ、なんて思っていたら、見事!なんとかなりませんでした。
後の謡い出しが“時に大地震動するは~”から始まるのですが、シテが出た後も似た謡があり、こことゴチャゴチャに。
いつも、ここは間違えないように!と気を張って謡っていたのですが、どうも集中しきれないままなんとなく謡い始めてしまいこの有様になってしまいました。

今日に限らずいつも謡い始め、舞い始めという部分はいかに集中力を高めていくかというのは問題。
能の地謡の場合は座についてから謡い出すまである程度の時間がありますし、次第の地返(次第という囃子で出てきてシテやワキが謡ったあと小声で地謡が謡う箇所)があったりするので気持ちをまとめていけるのですが、いきなり集中した状態で謡うというのは非常に難しいのです。
今年の…、というより相当長い期間での課題となりそうです。

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