夕方国立へ。
大鼓の稽古で???となってしまいました。
1箇所正しい手を打っているはずなのに嵌らない。
終わって手付けを書き込んだ謡本を見てみると、やっぱり合っている。
ん!手付けの写し間違えか!?
と思って確認してみると、そのとおり。
ビミョーーに違う2種類の手があるのでした。
うーん、むつかしい。。。
さーて今日は1科目だけだし帰るか、と思ったら習っていないほうの流儀の小鼓の先生から、
「半蔀」を謡ってくれい、とのこと。
舞囃子どころかなと思ったら、ワキ謡シテ謡含めほぼ全部。
こんな機会は滅多にないので喜んで謡わせていただきました。
これがなかなかに難しいことで。。。
初同(地謡が一番最初に謡うまとまった謡)なんて能の地頭を勤めない限り、1人で囃子入りで謡うことはありません。
この曲は何度か謡ったことがありますが、位や謡い方がさっぱりわかんなくなっちゃいます。
明らかに囃子に引っ張られながら謡っていると「ココはこう謡うねん」とご指導が。
手探りで謡っていきました。
その後は比較的謡いなれたところになったので、少し主張を出しながら謡ってみましたが流されてしまったり、喰らいつききれなかったところがしばしば。
でも間は外さずに謡っていたのですが、クセの最後あれ?と思った瞬間半間外してしまいました。
無念~と思っていたら、今度は普段100回謡って1度たりともおかしくならないようなところにボロが。
こういうのって時間が経つとジワジワと悔しくなってきます…。
アタマではわかっていても地頭として謡うのと、地謡の一員として謡うのだと気の持っていきようが全然違います。
今までなーんも考えないで謡っていたところが、はてどうやってたっけ?という風に。
普段からもっといろいろ気をまわしながら謡わないとと思いしらされました。
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- 2006/05/18(木) 23:10:28|
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2日間更新をサボりました。
理由は、酔っていたからです。。。
お酒弱いもんで、ちょっと飲んじゃうともう更新する余力がなくなっちゃいます。
火曜日は出稽古のあと国立で稽古。
終わってからなんとなくのんびりしていたら、飲みに行きましょう!ということになりました。
三茶まで行き4人で2時間ほど。
笛方・小鼓方・太鼓方とシテ方の僕というメンバーでした。
酒がまわってくるとだんだん能楽談義にも熱がこもってきます。
若いうちは舞台に立てる機会はそう多くはありません。
ならばということで「みんなで稽古会しようか?」という話になりました。
それぞれに解決しないといけない問題もあるようですが、なんとか実現に漕ぎ着けられるしたいものです。
翌日は夜にお出かけ。
同じ研究生の方から「家でご飯でも」とお呼ばれなのです。
この前お見舞いに行ったときに買ったお土産を持ち、デザートを買って伺いました。
最寄の駅まで迎えに来ていただいて、向かった先はレトロなおうち。
路地奥のいわゆる長屋ですが、間取りは広いし花が活けてあったりキレイにされてました。
家賃もこの広さでそんな?という額なんだそうです。
ワインがお好きだそうでいろいろ教えてもらいながら白1本、赤2本を空けてくれました。
ワイングラスって1種類じゃないんですねー。
ボルドー用とかなんとか用とかいろいろあって、同じワインでも違うグラスに入れてしばらく置いておくと味が違ってきたり。
うーん奥が深いですねぇ。
料理はみんな手作り。
アボカドと海老のディップとパン2種類
蕪とトマトのサラダ
海老と蕪のパスタ
どれもおいしいしワインとの相性もぴったり!
いやー、いいお嫁さんになれそうです。
男ですけどね。。。
食後にダージリンティー(これも結構いいモノだそうで)と僕の買ってきたデザート。
「あっ、マカロンかー」
お、さすがよくご存知!
知らないとなんだか安っぽく見えるおそれがあるんですよね、コレ。
よかったよかった。
今週はのんびり過ごしましたが、金曜からは研究会、舞台×2、舞台、研究会、申し合わせと火曜日まで息つく間がありません。
とにかく1つずつ立ち向かっていきますっ。
- 2006/05/18(木) 10:42:24|
- 考えごと(能楽)|
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