帰ってきて甘いものが飲みたかったのですが、冷蔵庫を開けてもあるのは水だけ…いや、年末友達が置いていったお酒があった。
はちみつリンゴチューハイってのなら甘そう。
ってことで、珍しくお酒飲んで書いてますので変な文章になってましたらゴメンナサイ。
今日も月ノ巻の校正のため師匠の御宅へ。
稽古に伺う以上に通い詰めです。
2時間ほどで終えお昼をご一緒させていただくことに。
なんだかご飯をいただきに伺っているような感じです。。。
この前のときは奥様お手製の丼物。
…超大盛りの。
ご飯4杯分くらいはあったんじゃないかと思います。
でももちろんしっかり完食!
師匠から「おかわりいいの?」と勧めていただきましたがさすがの僕もこれ以上は無理でした。。。
話は戻って、今日は隣駅のお蕎麦屋さんに行くことになったのですが、「その前にペンキ塗ってっていいか?」と師匠のお父様。
お孫さん(つまり師匠の息子さん)におもちゃを作ってとせがまれたそうで。
つい最近香取慎吾が出てた西遊記の再放送をやっていましたが、その影響で如意棒が欲しくなったのだそうです。
先生は円満井会HPの能楽師紹介覧にも、趣味:日曜大工と書かれるだけあってこういったものを作るのはお得意。
制作途中の物を見せていただきましたが、さすが、なかなか本格的なものでした。
「僕に頼めば何でもできると思いよる」
なんておっしゃりながらも、なんだか嬉しそうなご様子。
流儀では長老として今なお第一線でご活躍されていますが、お孫さんの前ではやっぱりおじいちゃんなんですね~。
ほのぼのな一場面でした。
ご馳走になったあと事務所へ。
今度は継承能の切符整理。
事務長と話しながら一仕事終えて今度は国立へ。
今日は研究生稽古はないのですがたまった手付けを写しに。
それともうひとつ。
明日国立主催公演で観世流の「胡蝶」があるのですが、その申し合わせが夕方あるのでモニターで拝見させていただこうと思いまして。
(以下もし明日ご覧なる方はネタバレになるのでご覧ならぬよう)
一通り拝見して金春流との目だった違いで挙げてみると、
○クリ前の下に居る型のときシオリが入る
○作り物を正先カマチ一杯にはおかず、金春流でいうところの「松風」のように置いて、キリ・中ノ舞のときに前を通る型が入る
○破ノ舞が入らない(小書付のときには入るそうです)
○キリに金春流のような袖を打ち合わせる型がない
といったところです。
中ノ舞から破ノ舞に入っていくところの流れを一番観たかったので残念。
全体見て改めて思ったのですが、「胡蝶」という曲はよくも悪くもなんてことのない曲。
シンプルな構造でごく基本的な型から出来ています。
逆にそういう曲だからこそ難しい。
去年勤めさせてもらった「黒塚」などは、コメントにもいただきましたが曲自体がストーリー性があって見た目にも変化に富んでいたため、外枠の部分で助けてもらった部分が多々あったと思います。
が、今回はそうはいきません。
技術的には「黒塚」のほうが大変だと思いますが、「胡蝶」はごまかしの利かない分、しっかりとした基礎の技術やよどみない流れが要求されているように感じます。
気がつけば本番まであとひと月ちょっと。
あ~、もうたくさん!ってくらい稽古したいー!!
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