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今年1年有り難うございました 

おとといの稽古納めから忘新年会が続く日々。
なぜか大抵幹事です。。。

振り返ってみると本当にいろいろな経験を積ませていただいた1年でした。
お役としてはシテが1番、ツレが9番。
地謡は…何十番だか。。。
そして初めて個人的に要請をうけた居囃子の地謡、舞囃子、仕舞、それにPV撮影。
中には決定直前で頓挫してしまいかなりショックを受けたこともありましたが、それもこれからへの大切な糧となってくれることでしょう。

来年は僕も30歳になります。
まだ早いと言われるかもしれませんが、そろそろ自分自身で舞台の機会を作っていくことも考えていかなくてはと思っています。
なにもしないで安穏と生活しているだけじゃ何も変わりません。
啖呵を切ってしまった金春能楽堂建設期日はあと47年。
自分の芸を磨いていくために、より多くの皆様にも能を楽しんでいただけますように、少々叩かれようとも、上手くいかないことがあろうとも、へこたれずに突き進んでいける一年にしたいと思います。



末筆になりましたが、皆様もどうぞよいお年をお迎え下さい。
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カテゴリ: 考えごと(能楽)

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「百万」地頭 

年内最後の研究会。
「小鍛冶」のシテ、「百万」の地頭、「絃上」「土蜘」の地謡でした。

「小鍛冶」は今月に入り稽古をスタートしました。
まだ型を覚える段階。
大崩れすることはなかったものの、監督の宗家から口調は優しくともかなり厳しいご意見が。。。
これから稽古を重ねていくなかでいい課題をいただきました。

最後に「百万」。
これは結構難物で、今月に入ってからずーっと心のどこかに引っ掛かっていました。
でも志願して謡わせていただくことになったので、カッコ悪い姿は見せられません。
謡っていて楽しい曲ですし、だいぶ謡い込んできたので緊張よりもワクワク感のほうがはるかに大きかったです。

やっぱり地頭って楽しい!
囃子方と真正面から対峙しているっていう感じがします。
二ノ上羽以降だいぶサラサラしてきますが、意識して上げていったらスッと反応して下さったり。
(最も終わって宗家から「よくついていったね」とおっしゃられたので、僕が仕掛けたというよりうまく囃子方にのせてもらったのでしょうけど。。。)

でも一人でも一緒に謡う人がいるとちゃんと引っ張る謡をしないといけないし、たとえ他の人が間違っても流されないようにしなくてはいけません。
あとシテも見られる余裕を持てるように。
その動きによって緩急のつけ方も変えねばいけませんし、囃子方ばかりに気を取られていると六拍子の足拍子のときに三地謡で謡ってしまったりしかねません(今日は大丈夫だったけど)。

なにはともあれこれは経験を積む以外にありません。
1月2月の研究会でも地頭を勤めさせていただくことになったので、バンバン謡っていこうと思いますっ。

カテゴリ: 稽古

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58 

今日で国立の稽古も年内最後。
数えてみると58回来ていました。
我ながらよく通ったものです。
で、今日は小鼓だったのですが、がメタメタ。
稽古前1時間半やってしっかり覚えたつもりだったのですが。。。
やっぱり、付け焼刃はいけません。

カテゴリ: 稽古

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あれから7年 

夕方国立で稽古。
最近囃子の稽古をしているとなぜか胃がキリキリ痛みます。。。
案外(?)神経が細いので、充分な自主稽古をできないままに先生に見ていただくとなると、結構緊張してしまうのです。
ま、終われば嘘のようになんでもなくなってしまうのですが。

ちなみに今日は太鼓で「嵐山」
長いのでサガリハ天女ノ舞は省略。
それでもそこそこの分量はありますが。
来春、ツレのお役をいただけることになっているので、少し記憶を呼び覚まそうかなと思ったのですが、久しぶりに謡ってみたら結構ムズカシイ。。。



終わって飲みに。
大学時代バイトしていた頃の教え子が、無事就職が決まったということでそのお祝い。
中3だった子がもう大学4年生。
50年が一炊なら、7年という歳月は本当にあっという間です。

この世代の子は妹と同い年ということもあってか話しやすく、他にもまだ連絡を取ってる子がいます。
中には「結婚することになった~」なんて子も。
いや~僕も歳をとるわけです。

で、今日飲みに行った子は無事大手企業に決まったそうで。
中学時代はすぐヘコんだり結構手のかかる子でしたが、今は見違えるよう。
バイトでも責任のある立場にあるそうだし、長く付き合っている彼氏ともしっかりした関係を築いているようで。
あぁよかったよかった…とちょっとお兄ちゃん目線です。

そういや我が家の妹君はちゃんとやってるのかなぁ。。。

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’07最終戦 

昨日で今年の舞台は最後でした。
僕の出番は舞囃子「源太夫」と能「松風」の地謡。

「源太夫」は現在、金春流のみに伝わる稀曲です。
稀曲となると覚えるのに一苦労、となるところですが、最近よく謡う機会があってだいぶ慣れてきました。
このキリの部分は〝おもしぃろのいうぅがくぅやー〟で始まりますが、一人で稽古していると〝おもしぃろや時もげぇに~〟と「天鼓」になったり、この前大鼓の稽古があったため〝おもしろやうぐぅいすぅの~〟と「梅枝」にもなったりあっちゃこっちゃ飛んでしまいそうになります。
実際はいずれもシテが謡うのでそういう心配はありませんが。
昨日の舞台では楽の前から終わりまでで謡本にして3ページほどでしたが、かなりシッカリした悪尉楽で30分近くかかりました。

舞囃子をもう一番、狂言、休憩のあと「松風」。
つくづくいい曲だなぁと思います。
でもシテを舞うとなると相当大変だろうなぁと、地謡を謡いながら思っていました。
真ノ一声で登場して膨大な謡があり、中入なしで90分以上舞台にい続けなくてはなりません。
大好きな曲なのでいつかは勤めたいと思いますが、押さえ切れないほどに想いを高めながらかつやさしく行平を慕うように謡い、舞うというのは相当に難しいでしょうね…。
40を過ぎたら必ず一度は勤めてみたいです。



さて今日は久しぶりに一日休み。
今週末に大学の友達とクリスマス&忘年会があります。
男5人で。
それもプレゼント交換付。

…別に新宿2丁目会ではないのでご心配なく(笑)
今回そのプレゼントのテーマが〝チョイ悪三十路〟で、3000円~4000円程度。
いやなかなかにこれが難しい。
昼間自転車で3時間ほどぶらぶらいろんな店をあたりましたが、どうもこれ!ってものがありません。
結局家に帰りネットで購入しました。
僕としてはとっても欲しいものなのですが、多分に趣味に走ってしまったかも。
はてさて、当たった人の反応やいかに???

カテゴリ: 舞台

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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ここのところ 

更新が滞ってましたのでここ数日をちょこちょこと。

日曜日。
日中仕事のあと夜は流儀の忘年会。
その間ちょっと時間があったので秋葉原へ。
家で使っていたテレビデオが電源を入れると5秒で消えてしまうと状況に陥り買い替えを決意。
アクオス

で、買っちゃいましたAQUOS(ちなみにこの写真を撮ったのはAQUOSケータイ)。
20型とコンパクトサイズですが、僕の部屋には充分。
でもお酒飲んだあとこれを手で持って帰るというのはかなりきついものがありました。

家に帰って早速セッティング。
その前に今まで使っていたテレビに最後のスイッチオン。
やっぱダメだよねと再確認するつもりだったのですが、なんと普通に映っちゃった!
3日間何度挑戦してもだめだったのに、皮肉な結果。。。


月曜日。
セッティングと旧テレビの処遇に悩むうち、前の晩の就寝が2時過ぎ。
見事に朝寝坊。
不覚。。。
このことが師匠に必然的に知れてしまい、諸々の事情と重なり誤解を含めて思いっきりニヤニヤされてしまうことに。
大不覚。。。
夕方研鑽会がありましたが、さすがにこちらは1時間前にちゃんと出勤。


火曜日。
稽古はこの日から「小鍛冶」
夜は国立で講義&稽古。


水曜日。
昼、三船敏郎主演の風林火山の映画をやっていたのでついつい見入ってしまいました。
由布姫は佐久間良子がやっていましたが、すんげー美人でびっくり。
諏訪頼重を暗殺するシーンで能「熊野」が演じられていたのですが、そのときの囃子方の皆さんが現在の重鎮の先生方。
若かりしお姿にびっくり。
その後国立。
終わってからも自主稽古。
帰り、職員さんに「いつも遅くまで稽古してて偉いわね」と言っていただけたけど、この日は飲みに行くまでの時間つぶしだったので、なんだか後ろめたかったです。。。


木曜日。
稽古→装束出し→研究会→出稽古。
朝6時半起床、21時帰宅。
会社勤めの方からすれば普通なのかもしれないけど、疲れた。。。
合間ちょっと時間があったので足袋を買ったのですが、お店のおばちゃんに「学生さんでしょ」と言われました。
えへへ。

カテゴリ: 日常

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ツレ第6戦 

数日遅れでツレ第6戦「清経」の記事をアップ。
したと思ったら全部消えてしまいました。。。
長文だったのでそのまま書き直す気力が湧きません(涙)

なので手短に。
会場は仙台の某会館。
特設会場のため横幅の広い敷き舞台で、通常どおりワキ座に着座すると所作台の継ぎ目に当たって痛そうだったので、ちょっと座る位置を変えました。
(70分継ぎ目の上でじっと座っているのは拷問以外の何物でもありません…)
個人的に春の金春会のリベンジマッチだったのでものすごく緊張しましたが、とりあえず無事に終わりました。
ただし無事にいったというだけで、残念ながらそれ以上のものは出せなかったかもしれません。
何度かこの役を勤めさせていただくうちに自分なりの思いが出てきたり、いろいろアドバイスをいただき、それを全部詰め込もうと欲張りすぎたのと、個人的なリベンジマッチにこだわってしまったのが原因かと思います。
次にもし勤める機会があれば、最初に「清経」にあったときの気持ち〝初心〟をもって臨みたいと思います。

カテゴリ: 舞台

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出演DVD発売日 

今日は僕が出演したDVDの発売日です。
CDのアルバムとセットになってお買い得!
よかったら買って下さいね(ただし僕の名前はどこにも載ってませんが…)。
源氏ノスタルジー(DVD付)源氏ノスタルジー(DVD付)
(2007/12/05)
Rin’

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さて昨日。
出稽古→研鑽会申し合わせというコース。

出稽古の行きがけ床屋さんに。
いきつけの床屋さんの担当の人が10月一杯で退社しご実家を継がれることになったのですが(この言葉は僕には胸に痛い…)、ちょうど出稽古に行く途中なので寄ってみました。
切ってもらっているとき、「このまえ端々に白髪がありましたけどなくなってますね」と。
この前行ったのは10月30日。
そういわれてみると入院した日の前日でした。
髪にも疲れがあらわれていたんですかねぇ?

こちらの店になると腰までマッサージしてくれるようになりました。
「凝ってますねー」とのこと。
まぁ職業病ですからね、これは。
それから全然話が飛んで、
「お家では奥さんにもマッサージしてもらったりするんですか?」
だって。
はて?僕は独身なのですが???


今日は国立の稽古。
謡と太鼓でどちらも「百万」
謡いのほうは月末の研究会で地頭をするのでその部分を見ていただきました。
順調に進みノーミスでいく…かと思われましたが、二ノ上羽後の危険と思われた箇所の直後で落とし穴。。。
高安流だとなんてことないのですが葛野流だと気をつけないと。

今日はどうも集中しきれなかったような。
間違えちゃいけないっていう恐怖心はどうしてもあるのですが、最終的には能の地頭ができなきゃいけないわけでサシクセだけでヒーヒー言ってるようじゃダメ。
とりあえずノーミスでいって、その上でご注意を受けて上を目指さないと。
…とはいえ恐怖心を払拭するには自分ひとりの稽古だけではどれだけ頑張っても限界があって、舞台で経験を積んでいくほかはないんですよね。
先は長い…。


今頃になって喪中ハガキを書いています。。。
100枚を超えるようになったら宛名は印刷にしようかなと思っているのですが、今のところ手書きにしてます。
何とか今週中には出さなきゃ!

カテゴリ: 稽古

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やがて来る日 

2年に1度の大イベント、円満井会特別公演でした。
今回は先輩が能楽師の登竜門、「道成寺」を披かれました。

初番は「橋弁慶」
シテは奈良在住の分家ご当主です。
分家当主なんて書くとなんだかものすごーく遠い存在なように聞こえてしまいますが、まだお若く気さくな方です。
以前泊りがけの公演があったとき、風呂に入って頭を洗い流しているといつまでたっても泡が切れません。
おかしいなと思っていると背後に人気が。
シャンプーボトルを逆さまにしてニヤニヤ笑っている人…、そんな方です(笑)

この曲の子方牛若丸は型が多くとっても大変な役ですが、今回はそのご長男が勤めました。
数年前金春会で「舟弁慶」の子方を勤めたときは、まだちっちゃくてそれはそれはカワイイ義経でした。
舞台から出てきただけでお客さまがどよめいちゃうくらい。
その数年後「初雪」の後場を見事に勤めていましたが、初めてきた横浜能楽堂の構造が面白かったらしく開演までひたすら走り回っていました。
僕は楽屋働きだったので一緒にまわりましたがヘトヘトになっちゃいました。。。

その彼ももう4年生。
ちょっとぽっちゃりしていました。
この年齢になると僕も経験があるのでよくわかりますが、舞台が恐くなってきてしまうようです。
始まる前楽屋の廊下の隅っこでずーっと体育座り。
着替えてからもため息をついたり浮かない表情でした。
でも舞台に出てからは一変。
緊張はしていたようですが、実に頼もしい牛若丸でした。
「花よりも花の如く」にもこんな話がありましたが、舞台裏でも実際にこんなことは起きているのです。


僕の出番はそのあと仕舞の地謡から。
すごく汗かきました。
満員のお客さまの熱気というのももちろんですが、「船橋」という初めて謡う曲があったのがその要因かと。
型も見たかったのですが全くその余裕がありませんでした。。。

そして「道成寺」。
僕は前列の真ん中。
後輩の僕がこんなことを言うのもなんですが、シテの先輩は間違いなく今回が最もいい舞台だったと思います。
どちらかというと舞台前かなり緊張されるタイプなのですが、今日は雰囲気からしてすごくリラックスされているようでした。
地謡も熱が入り、地頭のまん前で謡っていたにも関わらず、後列は誰が地頭だかわからなくなるくらい目一杯きたので負けじと謡ってきました(後で小鼓方の後見から「ずいぶん声が聞こえましたよ」と言われました。いいのか悪いのか。。。)。

終わったあと「疲れたぁ~~」と言いながらも先輩はすがすがしい顔をされていました。



僕もプロとしてやっていく以上、今後10年という年月の中で必ず挑まなくてはならない曲です。
地謡座で見ていて、肉体的にも精神的にも相当キツイことは窺い知れます。
現在の僕の力では間違いなく跳ね返されてしまうことでしょう。
でもそのいつだかわからないその日が日一日と近づいていることは確か。
「道成寺」というものを頭のどこかで意識しながら舞台や稽古を重ねていこうと思います。

でもその前に「獅子」「乱」だな。。。

カテゴリ: 舞台

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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