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瀬戸の三島 

謡曲の舞台となった場所は多くが近畿圏に集中していますが、ときどき関東にも存在します。
来月にツレを勤める「放下僧」の舞台は〝武蔵国〟とあるので比較的近所のはず。
昨日尋ねてみました。

京急金沢八景駅から程近く。
目的の瀬戸神社はありました。
瀬戸神社

謡の中では刀禰信俊が〝瀬戸の三島〟と言っているのですが、三島大社から勧請された社だそうです(詳細はこちら)。
地名にも瀬戸とあるように湾が目の前まで迫っている場所に建っていました。

境内には謡曲史蹟保存会の看板も。
放下僧謡蹟

へぇ、元になった話によると手水舎の東側で仇討ちが実行されたのか。
さてどのあたりか…と思ったものの、初めて来た場所のため方向感覚がゼロでさっぱりわかりませんでした。。。

小さなところでしたが地元での信仰が深いのでしょうか、僕がいた数分の間に何人かの方が参拝に訪れ、中でもキャリーカートを引いた如何にも今風の女の方が慣れた感じで参拝されていたのにはちょっとびっくりしました。
僕もいい舞台が勤められますようにと、しっかり仇討祈願をしてきました。



追記
謡本にこの瀬戸神社が武蔵国とあってあれ?と。
調べてみたのですが、やはり武蔵国で合っていました。
じゃあと思って「六浦」の謡本を調べると、その舞台称名寺はやはり相模国。
より東側の称名寺が相模で西側の瀬戸神社が武蔵というのは変だなと思ってもう少し調べてみると、「六浦」の方が誤りで実際には武蔵国であったそうです。
武蔵国って案外広いんですね、勉強不足。。。

ちなみに「六浦」は能では〝むつら〟と読みますが、地名駅名は〝むつうら〟だそうで。
ときどきこういうのはありまして、例えば「葛城」が能では〝かずらき〟一般には〝かつらぎ〟、他にも「女郎花」が〝おみなめし〟に対し〝おみなえし〟だったりします。
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カテゴリ: 考えごと(能楽)

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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弁慶の心意気 

先回書いたとおり奈良に行ってきました。

日曜日の舞台は追善会で、会主ご長男の初シテとなる「初雪」、会主の披き「安宅」、ご宗家の「石橋古式という盛りだくさんの番組。
見所も賑わっていました。

僕は「安宅」と「石橋」の地謡。
「安宅」を地謡座から初めて見ることができましたが、やっぱり変化に富んで面白い!
特に今回はシテの気迫がビリビリ伝わってくるほどの熱演で、ややもすると飲まれてしまいそうなくらいでした。
そんな舞台だったため申し合わせは見るほうに気を取られてしまって謡がちょっとおろそかになってしまいましたが(もちろん本当はそんなんじゃいけないのですが…)、当日はしっかり謡わせていただきました。

ちなみに会主の方は、「初雪」の主後見、「安宅」のシテ、仕舞地頭3番、「石橋」の地謡をされてました。
…すごくないですか、これって。。。
「安宅」だけだって十二分にぐったりくる曲なのに、更にこんなに!
当日は緊張感からかなんともなさそうでしたが、お帰りになってからどっと疲れが出たことでしょう。
本当にお疲れ様でした。
僕もこうした会で謡わせていただいて幸せでした。






全然関係ないんですが、泊まっていたホテルで子供が、
「ドラえもん のび太の鶏肉~!!」
と連呼してました。
どんな映画なんだろう???

カテゴリ: 舞台

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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移動中 

またまた更新が滞ってしまいすみません。
先週の日曜の会が終わって少し気が抜けたのか軽い風邪をひいてしまいたのですが、なんやかんやでゆっくりできずひきずったままきてしまっています。

さて今は奈良に向かう途次。
のんびりこだまに乗っています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ぷらっとこだまという切符があり、これを使うとのぞみよりも数千円安く(駅間によります)かつワンドリンク引換券もついてくるのです。
東京京都間ですと3時間半程かかりますが、明日の会で謡う「安宅」は自分でも意外なことに能の地謡は初めてなので、勉強時間がたっぷりとれてかえって好都合です。

今さっき、自分で朝こしらえてきたおにぎりを食べて今は食休み(駅弁って結構するし)。
京都まであと1時間ちょっと。
もうひと勉強しておきまーす。

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実盛・紅葉狩 

まず「実盛」の地謡。
実はこの曲、能での地謡は初めて。
例の謡の稽古で一人で謡ったり、しっかり謡い込んで臨んだつもりでしたが、振り落とされないようにするので必死でした。
暗誦は個人の努力でなんとでもなりますが、呼吸とか間とかそういったものは舞台でないとつかめません。
あぁ「実盛」はこういう曲なんだなと身に沁みました。

ヒーヒー言いながらも精一杯謡って、この時点で結構ヘトヘト。
でも次の「紅葉狩」のツレがあるので休む暇なくすぐに着替え。
僕の着せていただいた唐織はツレにはもったいないくらいでしたが、お聞きするところによると打掛を仕立て直した物だそうで。
でも最初っから唐織にするつもりだったかのようにおあつらえ向きの綺麗な柄でした。
ただ着丈がギリギリで、座ってみると「うぐっ…」となるほど。
ま、唐織着流しという格好は、たとえゆったりめでも決してラクではないのが相場なのですが。

さて舞台へ。
次第の囃子で出てシテ・ツレ4人で同吟するのですが、やはりきつかったです。
鬘で耳がふさがれてしまっているので声を探ってしまったり、自分の声が出ているかに気を取られ上ずり気味になってしまったり。
舞台はいつも厳しい課題を突きつけますが、今回もそうでした。
克服するにはとにかく厳しい状況で謡い込んでいくしかありません。
稽古あるのみ!

そんな中でも一つ収穫が。
ヘビーな地謡を謡ったあとで、かつきつめの装束だったためか、クセの頃には両足の感覚がほとんどなくなっていたのですが、お客さまにばれないようジリジリ動かしていると上手い具合に血液が流れるポイントにはまり一気に感覚が戻り爪立てて立ち上がれました(引き換えに相当痛みも伴いますが)。
このポイントがわかったのは今後長く座るツレをする上でとっても心強いです。
ただし痺れが消えても疲労はちゃんと残っていて、帰り道普段なら15分のところが足を引きずり引きずり25分近くかかってしまいました。。。

カテゴリ: 舞台

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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初勝利 

今月は随分更新サボってしまっていてすみません。
ネタがないわけではないのですが、家のことやらでバタバタしておりまして。。。

昨日おとといと謡い過ぎたのか(単に喋り過ぎかも…)声が枯れ気味だったので今日は宅稽古以外謡は控えました。
明日が舞台ですので、ちゃんと喉を休めるのも仕事のうち、です、きっと。

でも喉に悪いとはいえ早くサッカー見に行きたいなぁ。
今日は初勝利だったみたいだし。
今しばらくの我慢。

カテゴリ: 日常

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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とりあえず生存報告 

ここのところものすごくハードでした。
昨日はピークで、稽古前に「ぶっ倒れるかも…」と思うほどでした。

この間は舞台あり、研究会あり、諸々の稽古あり。
だいぶ減ってきたのですが、能としては初めて地謡につけていただく曲もあって、寝ても覚めても謡本とにらめっこの日々でした。


今日は研鑽会があり、国立の7期生が修了となりました。
終了後の懇親会、大鼓の先生から、
「これからは下手はふるい落とされます。どんどん舞台が減っていきます」
と、厳しい叱咤激励のお言葉がありました。

今週末ツレのお役をいただいていて、明日それに向けて稽古会があります。
みんな若い面々なので拙い部分も見られることもあるでしょう。
でもやる以上はみんなでやれるだけの稽古を重ねて臨みたい。
努力をしたからといって必ずしも成功するとは限らないという厳しい現実もわかっているつもりですが、それでも、やれるだけの稽古をしたんだという自信を持って、気迫だけはどんな名人にも負けないような舞台になるよう勤めたいと思います。

カテゴリ: 稽古

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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結婚式つづき 

明治記念館へ。
狂言方の結婚式へ列席させていただきました。
彼は僕より3つ下。
若いのに本当にしっかりしてます(オジサン目線)。

僕も今年30になるわけで、一般的にいえばそろそろ結婚なんてことも考えるべきなんでしょう。
でも式を挙げるとなるとこりゃ本当に大変だなぁとしみじみ。
ご案内を出すのをどこまでにするか、祝辞、乾杯、発声をどなたにお願いするか、順番やテーブル割りをどうするか…。
まぁ所詮妄想の域を出ないものですけどね(笑)

最後に新郎新婦からのご挨拶があったのですが、これが非常に素晴らしかった上、それを聞くご両家のご両親のお姿に胸を打たれ、更にはすきっ腹に酒が入って酔いがまわって涙腺にも作用したのか、一人思いっきり号泣してしまい同テーブルだった先輩方からびっくりされてしまいました。
新婦からハンカチを渡される新郎ってのもかっこ悪いし、やっぱり僕のときは結婚式はやんなくてもいいかも(笑)
…いや、それよりもっと前提を欠いているんじゃないかっていう話も。。。

とにもかくにも、僕の落涙量を更新する素晴らしい式でした!


さてこれだけでは終わらず、二次会へ。
といってもそのまま会場は同じ館内。
でも、今度は別の知人のほうへ。
先日舞台のご案内をしたところ、偶然にもこの日に式を挙げられることになっていて、2次会で謡をということになったのでした。
しかしお誘いいただいた新婦とは2年半に一度お会いしたきりな上、列席者もまったく知り合いがいないという非常に難しい状況。
スピーチは何をしゃべったらいいものか。。。

会場に入ると一人着物姿で、「お前ナニモノ?」的な視線がチクチク。
なんだか落ちつかなかったのですが、同じような感じで少人数グループの着物の女性とちょっとお話してとりあえず居場所は確保。
ほっ。
そちらのお話を聞いていると、急に2週間前にメールが来たとか5日前に何年ぶりに急に連絡が来たとか、新婦さんなんだか結構すごいことやってらっしゃるようで(笑)
その中のお一人に至っては「能が見られるって聞いて、それは滅多にないからと思ってきました」とプレッシャーをかけてくださる一言も。。。

司会の方にご挨拶に行くとトップバッターということでした。
これはラッキー。
2次会は場が砕けた雰囲気になっているので、能はなかなか難しいのですが(理想的には披露宴の乾杯前)、その中では一番いい順番。
が、すぐに急遽2番目になりますとのこと。
う~ん、ま、それならば…、で最初はどんな方?と思っていると。
正面にはなぜか大漁旗にまな板。
???
太鼓の音に合わせていかついお兄さん。
現われたのはこの方たち
魚にちなんだ音楽が3曲、そして最後にマグロの解体ショー。

…という直後に出番。
この流れのなかでもうどうしたらよいものかわからず、精一杯謡うことだけに集中。
〝高砂や〟をご所望いただいたので、お2人の門出を祝うべく大きな声でできるだけ目出度く謡わせていただきました。
初めての状況下で正直しんどい部分もありましたが、帰りお2人に非常に感謝していただき苦労が報われて何よりでした。


お二組とも末永くお幸せに!!

カテゴリ: 日常

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