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駆け出し能楽師の奮闘記
敷居が高いと思われがちな能楽の世界を、能とは関係のない家から飛び込んだ私・中村昌弘の奮闘を通じて少しでも身近に感じていただけたらと思います。

みちなり

国立を出て代々木駅方面に向かっていると、
「I want to go to Yoyogi Park」
と、中国か韓国の方と思しき方から道を尋ねられました。
平均道尋ねられ率がいかばかりかわかりませんが、どうもしょっちゅう訊かれるような気がします。

で、この方、なぜか「原宿には行かない!」と繰り返します。
代々木からなら電車に乗ってひと駅、そこからちょいと歩けば最短コースですが、余程原宿がイヤなのでしょうか?
で、頭を捻って参宮橋に出て線路沿いに進むルートを説明しようと思い、
「あの信号右に曲がり、道なりに…」

道なりって英語でなんて言うんだ??
考えても出てきそうになかったので、ひたすら「go straight」と言ってしまいましたが、果たしてあの方ちゃんと到着できたでしょうか…。


ちなみに、調べてみたところ
follow the road
だそうです。

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  1. 2009/05/21(木) 21:47:54|
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ぴったり あいまい

鹿児島は朝早く出て、夜7時の便で日帰りでした。
鹿児島在住の先生ご社中の発表会だったのですが、みなさんとてもお見事!
特に「小袖曽我」を舞われたお二人は舞に入る前の所作から何から息ピッタリでびっくりでした。

秋には師匠がシテで「二人静」のツレを勤めさせていただくことになっていますが、あのくらいピッタリ舞えたら…いいんだけどなぁ。


そういえば、前回鹿児島に来たときに買ったあく巻ですが、嫁さんと二人で食べてみたところ、

う、うぅ…

二人とも食べ物の好き嫌いは少ないほうなのですが、独特の風味にノックダウンでした。。。
きっと、おいしい食べ方があるんでしょうけど…。



  1. 2009/05/17(日) 21:36:38|
  2. 舞台|
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これから鹿児島

20090516063326
昨夜国立で催しがあり、そのまま羽田近くに宿泊。
6時50分発の飛行機で鹿児島へ向かいます。
日帰りです。。。



  1. 2009/05/16(土) 06:33:28|
  2. 日常|
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教職員対象能楽講座

僕が今住んでいるのは東京都狛江市。
全国で3番目に小さい市です。
今日はその狛江市教職員の皆さんを対象とした能楽講座でした。

会場までは自転車で10分足らず。
いつもこのくらい近いと楽なんですがねぇ。
でも、でっかいキャリーバックを無理矢理前カゴに突っ込んで走るのは異様な姿だったことでしょう。。。

今日の講座がいいきっかけになって、地元で広まってくれたら嬉しい!
そのためには、待っているだけじゃダメ。
自分からどんどん動いていかなくっちゃ!!




  1. 2009/05/13(水) 22:27:18|
  2. 舞台|
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今年初薪能

マー坊
写真は6月金春会の番組割り当ての封筒なのですが、宛名を書かれたのは師匠。
さすが芸が細かい。。。


昨夜は今季初の薪能でした。
楽屋は少し蒸していましたが、外は風が強くやや肌寒いくらい。
曲目は「舟弁慶」でしたが、まさに〝今日は波風荒く候いて〟という感じでした。

僕は地謡後列のハナで、子方後見的な役割でした。
これがちょこちょこと仕事があり、舞台上だけでみれば後見座にいる後見よりも仕事の量的には多いかもしれません(ただし主後見は烏帽子を着けるというとっても大事な役割があるので質的にははるかに大変ですが)。
僕も子方は4、5回勤めさせていただきましたが、こういう仕事を意識する余裕はあまりなかったですね。。。
でも一度申し合わせのときに、刀にてをかける前、扇を渡そうとしたら誰も来ないので、そーっと扇を置いたら「捨てちゃっていいんだよ!」と大きな声で言われビクッとしたことがありましたっけ。

ちなみに今回子方が着ていた装束は僕が子方のときにも着ていたものだったのですが、先輩方もあぁ僕もそうだったなんて話になり、遂には師匠も着てらしたことが判明。
年季物です。



  1. 2009/05/10(日) 23:09:58|
  2. 舞台|
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貞操の危機

今日は朝から国立に篭もりっきり。
午前中は図書館でいろんな「石橋」を見て研究。

午後は大小の稽古とその前後に自分の稽古。
夕方稽古室でひたすら舞っていると、だんだん暑くなってベストを脱ぎ、ワイシャツを脱ぎ、それでも暑いので上半身裸になって稽古していました。
すると、
突然ドアが、がちゃり。
職員さんが間違って開けてしまったようで、しばらく状況が把握できないらしくぽかーんとされてました。
まさか半裸の男が扇持って舞ってるとは思いませんもんね。。。



  1. 2009/05/08(金) 23:58:55|
  2. 稽古|
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女性を自然にデートに誘う方法…?

今年のGWは舞台がありませんでしたが、出稽古やらがちょこちょこと。
それでも終日お休みが2日間あったので嫁さんといっしょにごく近場へお出かけ。
バーゲンに行ってスーツを見立ててもらったり(ABだったのがAになってました、どうりで緩いわけだ)、自転車で近所のデパートに行ったり。

で、最終日の今日は嫁さんの強い希望でタカノフルーツバーへ。
僕は初めてだったのですが、男性は女性同伴でないと入れないという仕組み。
ふむー、これは女性を食事に誘うにはいい口実になりそうな。
ここは食事もありますが、フルーツやスイーツという女性の好物がメイン。
「行ってみたいんだけど僕だけじゃはいれないから付き合って」的な軽い感じで誘えるのでは?と。
今日2時過ぎと半端な時間に行きましたが約30分待ちだったので(受付の時には1時間待ちと言われましたが)、もし行くなら予約を入れておくほうが無難。
その間おしゃべりを楽しめる余裕があれば予約ナシでもよいかも。
もう一点注意としては、店内は女性率が高いのでチラチラよそ見をしないことでしょうかねぇ。

ちなみに思っただけで、僕はさすがにこの手口は使いませんので、あしからず(笑)


普通バイキングとなると男女で価格差があるのですが、こちらは均一。
でも今日行ってみてわかりましたが、これは確かに変える必要がないですな。
むしろ女性の方が高く設定してもいいんではないかと思ってしまうようなテーブルも。。。
(女性のみのグループで顕著に見られました)

そして男性にはない女性の特技を発見。
女性はデザートと食事を同時に食べられるということ。
ほとんどのテーブルでこの現象が見受けられました。
ちなみにうちの嫁さんは、余裕のあるうちにせっかくの甘いものを食べておきたいということで、デザートからスタートしていました。
ちなみに僕は食事→デザート→肉で終わりました。
嫁さんに「止めないよ」と苦笑されながら。。。



  1. 2009/05/06(水) 23:19:56|
  2. 日常|
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試み

シテ方の流儀間は意外と交流がありません。
三役(ワキ方・囃子方・狂言方)は同じ舞台に立ちますが、シテ方同士は異流競演でもないかぎりその機会はありません。
僕は研究生の稽古に出ているため比較的同世代で多くの方と接する機会がありますが、これがなかったら挨拶以外には言葉を交わしたこともない…なんてこともあったかもしれません。

そんな世界なのですが、今回、同世代の異流儀4流で講座をやってみてはどうかというお話をいただきました。
一回の公演で4流儀が出るわけではなく、同じコンセプトのもと4人がそれぞれ講座を持つというものですが、こうした機会も実は稀なのではないかと思います。

先日その顔合わせとしてお酒の席がありました。
コーディネートして下さったと、ご協力いただくお坊さん(といっても会場のご住職というわけではないのですが、それはまたおいおい)とご一緒に。
それぞれ能楽観やまた会を運営する上での活発な意見交換ができてとっても有意義でした。
18時スタートだったのですが、気がついたら23時近く。
本当にあっという間でした。
会自体は7月を予定しているので、また詳細が決まったら告知します。




ところで、
永作博美さんが結婚するそうで。
最近になって随分人気が出てきているようですが、もう十数年前から好みの女性のタイプとして筆頭に挙げてきました。
あの気の強そうなべビーフェイスがたまらんわけです、はい。
…まぁ、それだけです。。。
どうぞお幸せに。



  1. 2009/05/01(金) 23:46:13|
  2. 考えごと(能楽)|
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