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駆け出し能楽師の奮闘記
敷居が高いと思われがちな能楽の世界を、能とは関係のない家から飛び込んだ私・中村昌弘の奮闘を通じて少しでも身近に感じていただけたらと思います。

百薬の長とはいうけれど…

飲みすぎました。
記憶が一部飛びました。
飲みすぎは控えます。。。

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  1. 2009/09/28(月) 22:30:52|
  2. 日常|
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世間では…

しるばーうぃーくなるものだったそうで。

振り返ると、
土曜:定例能
日曜:流儀の先生の会
月曜:流儀の先生の社中会
火曜:出稽古・稽古会
水曜:出稽古(+自分の稽古)・嫁と外食&お散歩・打ち合わせ

でした。

反省すべきはここのところポカミスが続いていること。
疲れからか注意力が散漫になっているようです。
これからまだまだ忙しい日々が続くので、気を引き締めないと!

なお嫁と外食&お散歩はどーでもいいだろといわれそうですが、単なる新婚のノロケとでも思って流して下さい。
でもずーっと家にいなかったのでこういうこともきっと大事なこと。


日曜に地謡として謡った「藤永」は流儀としては40年ぶりの上演とのこと。
ストーリーはまぎれもなく水戸黄門です(笑)
ただ途中の渡り拍子の謡がとっても難物で、ここしばらくずーっと謡い込んでいました。
内容は恋歌なのですが、舞台上では男同士で(役として)謡うという、ちょっと…な感じではあります。
 〝いつかは君と、我と、我と、君と、枕定めぬ…〟
まぁ、なんて大胆な。。。
舞台としてはとても面白くって、地謡座でも楽しくなってしまうほどでした。

水曜の打ち合わせは、来年計画されている講座の件。
依頼された方は高校の同級生のお母様。
ご自宅(ってゆーか友人宅)に伺ったのですが、打ち合わせは約15分ほどであとは楽しいお食事。
お母様のご友人で今回の件でも関わっていらっしゃる方もいらっしゃっての集まりだったのですが、この方スタンフォード大学で新総理とご一緒だったそうで。
ちなみに娘婿さんはかつて西武ライオンズで鳴らしたちょっと恐いあの投手なんだとか。
ふへー!
それに同級生の奥様もいらっしゃって。
といっても高校の部活の後輩なんで、どうしても旧姓さん付けで呼んでしまうのですが。。。
ちなみにお父様も高校の部活の大先輩(お手製のおいしいカレーを振舞っていただきました)。
そして同級生の幼い頃の写真を見せてもらったのですが、同級生はまぁともかく(いや、とってもかわいかったけど)、お母様のお若い頃がものすごくお綺麗(今もお若いですが)。
アイドルとして充分売り出せるでのはないかというほどで、1枚写真いただいちゃおうかな~と頭をよぎってしまったくらい。
まー、旦那・息子・義理の娘がいる場面でそれはかなーり問題がありますわな(笑)

なにはともあれ和気藹々、美味しいお食事で楽しい時間を過ごさせていただきました。



  1. 2009/09/24(木) 00:52:24|
  2. 舞台|
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あっという間に一週間

嵐のような日々が続き、あっという間に一週間が過ぎてしまいました。
この間に「芦刈」の映像と写真ができあがってきました。
…舞台が終わった直後は全力を出し切った!という思いだったのですが、これらの〝成績表〟を見ると、うーーん……。

手足のバタバタ感はかなり意識して臨んだつもりが、あまり改善が見られず。
大口は自分から短めにつけていただいたのに、男舞になるまで短いまま。
中入がある場合には後半短めにつけてもらえばいいわけですが、こういった一場物の場合に腰の高さが極端に変わるのは困りものです。

あとは場面場面で、我ながら結構表情が変わってるな、と。
もっとも能面にしたって、角度や演者の気持ちで大きく変化するのですが、どうも笑っているように見える箇所が。
舞っているときに楽しくなっていたときはあったのですが、笑うのはマズイなぁ。。。

それと笠を脱いだあとの髪ってどうにかならないものでしょうか?
ツレに芦を持っていく場面で、どうも静香ちゃん(ドラえもんじゃなくって先頃大臣に就任したひと)ちっくになっちゃって締まらないし。。。

反省点を書いていくといつまでもかかってしまうのでこのくらいにしておいて、あとはこれから続くツレや「乱」に向けての糧にしたいと思います。


現状この疲れが抜けきらず、ギックリ腰寸前の有様。
なんとか乗り切らねば。。。



  1. 2009/09/20(日) 23:47:58|
  2. 舞台|
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終わりました!

今日金春会デビュー戦「芦刈」を勤めてきました。
なにはさておきお越しいただいた皆様有り難うございました。

書くことはたくさんあるのですが、明日6時起き、帰り23時過ぎとハードスケジュールなので更新はまた後日にさせていただきます。





  1. 2009/09/13(日) 23:49:04|
  2. 舞台|
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申し合わせ

昨日は「芦刈」の申し合わせ(リハーサル)でした。
僕は直面(能面を掛けないで素顔でやること)物だとまばたきをしなくなってしまうらしく、以前「放下僧」のツレを勤めたあと、コンタクトが目に張り付いてしばらく大変なめにあっので、今回初めて裸眼で舞ってみました。
見えないほうがかえって集中できるだろう、くらいに思っていたのですが意外な盲点が。
笠をかぶると笠の縁だけ焦点が合ってまわりはぼやけてなんにも見えず、視点が見えるところばかりにいってしまい、なんだか気が削がれてしまいました…。
でも笠を脱いでからは、景色が見えないほうがイメージが膨らみやすいような気がしました。

もう一点、僕は眩しさを感じると涙が出るのでやすいのですが、舞台内側のライトが目に入り、夫婦再会のあたりでは結構涙ボロボロに。
表情は変えずとも、なんだか顔で演技しているようになってしまい困りものです。


実際にやってみて危ういところが確認でき、先生方からたくさんご指摘もいただいたので、当日少しでもよい形でお客さまにお見せできるようがんばります!



  1. 2009/09/11(金) 18:40:10|
  2. 稽古|
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研究会と課題と

昼間の研究会で「芦刈」の舞囃子どころを舞わせていただきました。
終わったあと宗家から装束を着けて舞うことを考えるようにとご指摘をいただきました。
僕は放っておくと、どうにも小さく、タラタラ舞ってしまう傾向があるので、勢いよくキビキビというのを心がけていたのですが、力が入るとその方向性が悪い方向に逸れていくようです。。。
まだ口にするのさえおこがましいですが、離見の見という境地に至るには大変なんだなと改めて思います。
とにかくあと数日ですが、今日のことを糧に少しでもいい舞台になるよう稽古に勤しむばかりです。

そのあと打ち合わせに。
意外なところから面白そうな企画が進みそうです。
他にも現在進行中の企画があって、慣れない事務仕事が結構大変なのですが、これも普及のため。
稽古と合わせて頑張ります!



  1. 2009/09/07(月) 22:44:29|
  2. 稽古|
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笠と芦

迫りつつある「芦刈」に向け、先日初めて笠を着け、芦を持って稽古させていただきました。
どちらも思ったより重い…。
笠は20年以上前に「安宅」の子方で着けましたが、たぶんそれ以来。
こんなに自分の声が反響するものだとは思いませんでした。

芦は「敦盛」のツレで何度か持っているはずですが、舞うとなると話は別。
今まで稽古で使っていた棒切れとはだいぶ勝手が違いました。

本番までに何事もなく扱えるよう、この感覚をもとにイメトレを重ねて臨みたいと思います!



  1. 2009/09/02(水) 22:59:08|
  2. 稽古|
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