この催しは、イヤホンガイドや点字、手話などいろいろなツールを用いて、障がいのある方にも広く能を楽しんでいただこうという横浜能楽堂独自の公演です。
こうした催しは個人では難しく、普及活動として、舞台に立つ者にとっても本当にありがたい企画です。
最近私も色々なところで普及活動を行ったり、企画したりしていますが、それらは実際に能をご覧いただくためのステップ。
でもそれらが忙しくなって稽古が疎かになっては本末転倒です。
自分自身に厳しく戒めなくては!
「熊野」のシテはもう来週に迫ってきました。
初めて能をご覧になる方も何人も来て下さいます。
目一杯やって、観にきてよかった!と思えるよう、残り少ない日々、稽古に励みたいと思います。
スポンサーサイト