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駆け出し能楽師の奮闘記
敷居が高いと思われがちな能楽の世界を、能とは関係のない家から飛び込んだ私・中村昌弘の奮闘を通じて少しでも身近に感じていただけたらと思います。

むいから民家園コンサート

裏面_最終 (3)

10月27日(土)18:00から、狛江市むいから民家園にて能楽コンサートを行います。
能楽堂ではできない様々な趣向を凝らしたイベントです。
お菓子付きで3000円です。
(詳細は狛江能楽普及会のブログをご参照ください)

限定70席ですので、お早めにお申し込みください!



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  1. 2012/09/28(金) 23:48:41|
  2. 出演予定|
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子供教室リスタート

以前に書いたとおり、「邯鄲」の翌日は子供たちの発表会でした。
会場は屋外の神楽殿だったのですが、家を出ようとした直前大雨に見舞われどうなることかと思いましたが、なんとか天気は持ち直してくれました。
ただしとっーても蒸し暑かったですが…。

お客様も大勢いらっしゃり、普段元気な子供たちもちょっと緊張気味。
でもよく頑張って、みんななかなかカッコよかったです。

そして今日は発表会後最初の稽古。
謡・仕舞以外にも笛・小鼓とあるので子供たちは大変です。
低学年は「猩々」、高学年・中学生は「竹生島」にしてみました。
能楽教室教材
お手製教材も作ってみました。
低学年向けの子たちには型付もひらがなで、なるべく漢字を使わないようにして書きましたが、結構ホネでした。

ちなみに一番下は毎月作成しているお稽古日程と、保護者の方へのご連絡です。
当初は半ペラでしたが、最近子供たちの出演も多くA41枚びっしりです。

そんな苦労の甲斐もあってか、子供たちは賑やかながらも頑張ってお稽古してくれました。
来春の発表会が楽しみです♪



  1. 2012/09/22(土) 00:17:34|
  2. 稽古|
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「邯鄲」を終えて

円満井会定例能「邯鄲」が終わりました。
ご来場いただきました皆様、どうも有り難うございました。

結果としては思い通りにいかなかった部分も多々あり、経験不足、未熟さを痛感させられる舞台でありました。
しかしこれが今持てる力のすべてであって、できる準備はすべてした結果だと思います。

能はご覧いただく方に想像力を求めますが、演者にはそれ以上の想像力が求められるのだと改めて思い知らされました。
一般的にいえば危機管理というのでしょうが、地謡や後見で舞台に立っているとき、あるいは働きであっても、様々な場面でいろんな場面の想像しなくてはいけません。
先生先輩方は僕がやればほころびとなる部分も、技術や経験で何事もなく見せることができているはずです。
そういったことをしっかり想像して、経験として蓄積していかなくてはいけません。

もちろんもっと直接的な経験、つまり装束をきて舞台に立つ場数を増やす必要もあると思います。
それは僕だけの思いや力だけではできませんが、僕が動き出さなければ始まりません。
思いは温めてきましたが、そろそろ時期に差し掛かっているのかもしれません。

そのためには前提として実力を上げること。
今回も能を舞い切る体力には大きな課題を感じました。
もっと厳しい稽古に身をさらすべく、今後も戦っていきたいと思います。



  1. 2012/09/15(土) 23:59:16|
  2. 舞台|
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伊豆美神社大祭 子供教室発表会

いよいよ「邯鄲」が近づき、時間を見つけては稽古の日々です。
やればやるほど難しいのですが、当日完全燃焼できるようがんばります!!

さて、そんな中でもいろんなことが同時進行しています。
「邯鄲」の翌日は地元狛江の伊豆美神社の大祭で子供たちの発表会があります。
小学校1年生から中学2年生まで13人、みんな楽しく遊んで…もとい、稽古しています。
今日は発表会前最後の稽古で、会場の神楽殿でお稽古しました。
ただ、普段あまり使われていない建物のようで、中はかなりの土ぼこり。
始まる前にちょっと掃除すれば…なんて考えは甘く、持参したクイックルワイパーのシートはたちまち全部使い切ってしまいました。
それでも子供たちはワイワイ言いながら雑巾がけをしてだいぶきれいになりました。

当日は16日(日)15時から1時間ほどの予定です。
なおテレビ取材が入る予定になっています。
放映日など詳細はまた後日。



  1. 2012/09/12(水) 23:33:43|
  2. 舞台|
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