慌ただしい日が続き、報告が遅くなってしまいましたが、先週手術前最後の受診に行ってきました。
引き続き経過は良好で、特段痛みを感じることはないなか、やはり予定より1時間半以上過ぎて漸く中待合室へ。
椅子に横になっているオジサンが。
そうだよな、同じ病気だったら座ってなんかいられないよなぁ…と同情していると、向かいのオバサンは睨みつけています。
この辛さはならなきゃわかんないよ…。
10分くらいして診察室へ。
ボックス状にはなっていますが、壁が天井まで続いているわけじゃないので、隣の声は聞こえてきます。
「ガンの可能性が…」「手術は…」なんて声も。
大腸・肛門科なので大腸がんの患者さんもいるわけです。
あぁ手術か…とぼんやり考えていると、先生が。
♪何度目の触診か?数えてはいないだろう…ってメロディーを頭に流す余裕はありません。
何度されても突っ込まれるのはしんどいです。
「いいでしょう」
へ?
「今手術するのは寝た子を起こすようなものだから、しなくて大丈夫」
ほへ!?
どうもごく稀に膿を抜きドレナージをすると治ってしまうことがあるそうで、そのごく稀なほうになったようです。
ただし完治というわけではなく、再発の可能性もゼロではないのですが、普通の人がこの病気にかかる可能性と同じようなものだそうで、ほぼ心配ないということだそうです。
***
ご愛読いただいた皆様、残念ながらここで事件終ケツ…もとい、終結となってしまいました。
この尻ーズ…じゃなくてシリーズ(くどい)は何故か好評で、続きを楽しみにされていた方には悲しいお知らせになり、すみません。
でも、お陰様で暮れの忙しい時期2週間をほとんど動けなくなるという事態が避けられました。
病気になり、手術を体験しいろんなことも見えました。
多目的トイレの必要性なんてこともそのひとつ。
病気や障がいをお持ちの方は、外出の際、トイレ事情は切実な問題です。
いつの日か東京に金春能楽堂が建つ日には、どんな方にも心配なく来ていただけるような設計にできるよう、今回の経験を役立てたいと思います。
そんなこんなで、その13を書く必要がないことを祈り、この連載を終了致します。
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- 2014/11/20(木) 23:04:40|
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調布、狛江と続いた催しが終わりました。
それぞれ何か月も前から準備をしていたもので、お客さまも400名ずつくらいお越しいただきホッとしています。
本当に準備の段階、当日と多くの方に支えられて舞台を終えることができ、感謝の言葉以外ありません。
実は調布が終わった翌日午後から急に風邪っぽい症状が現れ、すわ一大事と思いましたが、後援会の特別顧問でもある大学堂薬局の嶋田先生に漢方薬を処方していただき、なんとかかんとか乗り切れました。
狛江の翌日は市民祭りの駅前ライブのスタッフ。
完全な裏方として、会場設営、チラシ折込、配布など。
夜はこちらも後援会の特別顧問である木村孝先生(たぶん日本一元気な94歳でいらっしゃると思う)の「和の美をはぐくむ会」に。
先週のJCコンサートクラブに引き続き2週連続の学士会館でした。
月曜日は八王子へ出稽古、狛江で講座、もう一つ出稽古。
今日火曜は笹塚小学校での講座、来年の福岡でのイベントの打ち合わせでした。
明日乗り越えれば、日曜日までは少し楽。
でも、来週からはまた舞台が続きます。
あ、文化フェスのポスターもはがしに行かなくちゃ…。
- 2014/11/19(水) 00:22:40|
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11月12日(水)18時より、調布市文化会館たづくり・2Fくすのきホールにて、税を考える週間特別事業
「わかりやすい能の体験と鑑賞会」が開催されます。
17時30分に開場しますが、ロビーではいつもお世話になっている辻高毅師の能面展示と能面を掛ける体験ができるほか、笛・小鼓の体験もできます。
開演から30分ほど税金川柳の発表があり、
舞囃子「高砂」、
仕舞「土蜘」、面装束を着けて
「羽衣」の部分上演を行います。
そのほかに謡・所作、囃子のミニ講座、そして狛江能楽教室の子どもたちによる連吟「高砂」もあります。
ここに至るまで法人会の専務理事さんと何度も打ち合わせを重ねてきましたが、組織として伝統芸能をもっと普及していきたいととても熱意をもっておられます。
その結果なんと
入場無料です!!
ただし大人の方は出来ましたら500円以上のチャリティーと、福祉施設に贈るため未使用のタオルがありましたらお持ちくださいとのことです。
会場のくすのきホールには、子供室というガラス張りの部屋があり、小さなお子様をお連れの方でも安心して楽しめます。
90分と短めで、体験も多い催しですので、是非是非お子様もご一緒にお越しください。
お申込みは武蔵府中法人会、電話受付:042-363-3501、受付時間(平日9時~5時)まで。
http://www.tohoren.or.jp/musashifuchu/index.asp
この公演のイベントを兼ねて、J:COMで能楽教室の様子が放送されています。


僕が出ることどうこうより、こうした地道な活動を取材していただけたことがとても嬉しい。
子供たちが楽しそうにお稽古していてくれるのを見ると、運営の大変さが吹き飛んでしまいます。
- 2014/11/08(土) 01:25:05|
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