来月13日12時30分より国立能楽堂にて金春会定期能があり、その一番最後(16時45分頃から)に「籠太鼓」(ろうだいこ)を勤めさせていただきます。
当日は他に、家元金春安明先生のこの時期らしい桃の花を題材とした「西王母」、辻井八郎師による老武者の気概を見せる大曲「頼政」、そして大蔵流重鎮、善竹十郎師の狂言「腰祈」がございます。
【「籠太鼓」ストーリー】
脱獄した夫の身代わりに牢に入れられた妻は、居所を尋ねられるが知らないと突っぱねる。やがて夫と離れ離れになった辛さから狂乱の態となり、牢を見張るために付けられた鼓を打ち、今となってはもはやこの牢屋が夫の形見となったと泣き崩れる。尋問に当たる領主は、夫を想う気持ちに心を打たれ、夫婦共々罪を赦したのだった。
上演頻度は余り高くないのですが、狂言のコミカルな動きや、分かりやすいストーリー展開、そして50分程の短い上演時間で、どなたにも楽しんでいただけるかと思います。
切符は全席自由で一般5000円、25歳以下優待券2500円となります。
なお2月28日14時より、狛江市の岩戸地域センター2階会議室(小田急線喜多見駅徒歩10分)にて事前講座を行います。切符ご購入の方は500円、一般700円にて当日の見どころを解説します。
(岩戸地域センター地図http://www.city.komae.tokyo.jp/sp/index.cfm/41,545,324,2028,html)
ご希望の方は左のフォームにてお申込み(講座のご参加は連絡欄にご記入ください)、またはコメント欄に非表示で書き込みください。
「道成寺」のあと初めてのシテとなります。
気持ちを新たに勤めたいと思いますので、是非是非ご来場ください!!
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