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駆け出し能楽師の奮闘記
敷居が高いと思われがちな能楽の世界を、能とは関係のない家から飛び込んだ私・中村昌弘の奮闘を通じて少しでも身近に感じていただけたらと思います。

近況報告

お陰様で慌ただしい日々を過ごさせていただいています。
ゴールデンウィークは少し時間がありましたが、それ以降本当にあっという間にいろんなことが過ぎ去っていきました。

立てるかな…と心配だった「芦刈」のツレもなんだか遠い昔のようです。


今月は小学校以来の同級生が2人結婚しました。

幸せなことで懐かしいみんなが集まって、ほっぺたが痛くなるくらい笑ってきました。

嬉しいのはそういう席で「高砂」を謡わせてもらえること。

1人は式で謡わせてもらったのですが、もう1人は仕事で列席が叶わず2次会のビアホールで謡わせてもらいました。

つい先日も青年会議所の同期理事長が結婚され、こちらも懇親会の席で。

幸せのおすそ分けをダイレクトにいただくようで、この仕事をしていてよかったなぁとしみじみ思えます。


同級生のうちの1人は北海道で教員をしていて、式の前日に赴任校で講座をさせてもらいました。

みんなすっごくよく聞いてくれて、能面の体験となると一斉に駆け寄ってくれました。

これは初めてでした。

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写真を撮ってくれていた校長先生がすぐにラミネートしてくださいました。
本当にみんないい表情をしていて、お気に入りの一枚です。


先週は国立能楽堂の鑑賞教室があり、10公演「黒塚」がありました。

普段連続公演をしないのでなんだか不思議な感覚です。

そのうち5公演冒頭の解説をさせていただきました。

中高生にどうやったら能楽が楽しかったというイメージを持ってもらえるか、そこだけに絞りました。

各回代表生徒3名に舞台に上がってもらって体験をしてもらったりしたのですが、みんないい子たちでこっちが楽しんじゃいました。

見に来てくれた子の何人かでも能楽ファンになってもらえたら嬉しいですね。


本の取材もありました。

ちょっと長くなってしまったので、また改めて。



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  1. 2017/06/28(水) 10:51:00|
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