
30日開催の円満井会定例能まであと10日となりました。
引き続き切符の販売を行っております。
お求めは左上のフォームよりお願い致します。
「熊坂」の詞章とガイドを作成しましたので、宜しければご参考にしていただければと思います。
(元原稿はワードで作成しております。ワード原稿をご希望の方はコメント欄にその旨ご記載いただけましたらメールさせていただきます)





また、当日上演される「高砂」と「富士太鼓」の詞章についても過去作成したものを掲載致します。
合わせてご参照ください。
【高砂】




【富士太鼓】


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- 2018/06/20(水) 14:53:35|
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更新をさぼっていたら、なんだか表示が出てしまいました。
お陰様で忙しい日々を送っています。
この土日と舞台やイベントが続きました。
土曜日午前中からあさおサークル祭。
この新百合ヶ丘のお稽古場はここ数年で大きくお弟子さんが増えて、昼夜合わせて30人近くとなりました。
この日は年に一度の全員出演の発表会。
キャリア3カ月の方から40年くらいと様々。
でも本当に皆さん頑張っておられて、とっても良い会になりました。
皆さんの発表のあとミニ講座を行ったのですが、これまでにないくらい大きな声で謡ってくださって盛り上がりました。
去年は7月の暑い日ということもあってかいらしてくださる方もはまばらでしたが、今年は60名と立ち見が出るほどでした。
午後からは横浜能楽堂で横浜能「砧」。
シテは櫻間金記先生、地頭は本田光洋先生で、私は地謡の前列。
1時間45分、濃密な時間でした。
能の動きはアクセルとブレーキを同時に全開で踏んでいる状態、などと例えられることがありますが、この日の地謡もそういう感じでした。
思いっきりお腹に力を入れながら、それをそのまま出すのではなく、粗くならないように謡う、というような。
光洋先生の求められる地謡というのはとても難しいですが、必死で食らいついていると今まで見えなかった世界を垣間見せていただける感じがします。
特に今回は盟友金記先生のシテということもあり、相乗効果として更にディープな世界が広がったような気がします。
ぐったり疲れましたが、充実感に満ちた時間でした。
そして夜は2010年に始まった丸の内朝大学の生徒さんの結婚式に、講師の皆さんと一緒にお呼ばれ。
もう8年も経つのですが、本当に強い縁で今まで繋がっています。
お綺麗でしっかり者の奥様になられたなぁとしみじみ。
皆さんとのお話しも花が咲き、料理も美味しかったー!
ちなみにお祝いのコメントノートに無茶振りで絵を描くことになったのですが、中学時代美術2×(限りなく1に近い2)を取った力量が如何なく発揮されてしまいました。
母親は絵が得意、妹は美大卒なのですが、残念ながらその才能はからっきし僕に回ってこなかったようです・・・。
なにはともあれ、末永くお幸せに!!!
そして日曜。
金春会で「頼政」と「玉葛」2番の地謡。
頼政は師匠がシテ。
楽屋で凡ミスをしてしまい、そのリカバーという気持ちもあってか目一杯謡いましたが、ちょっと粗くなってしまったかもしれません…。
こういう曲をしっかりと地頭できるようになりたいものです。
玉葛は仕舞としてはメジャーですが、能としてはあまり上演されません。
禅竹作の曲は覚えにくいとよく言われますが、この曲も然り。
よく読み込めば非常に技巧的で美しい詞章なのですが、なかなか繋がりにくい。
木曜の申合せは自分として恥ずかしい出来となってしまい、この間ひたすら謡い続けていました。
シテの金春穂高師の目指す世界が表現できたかというと、…と思うところもありますが、自分のできることは全て出し切ったつもりです。
来年1月に円満井会定例能でもかかることになっていて、もし地謡に入れたらもっとしっとりと謡えればと思います。
その後会食に。
一杯お話ししたんですが、なに話したんだっけ?(笑)
盛り上がり過ぎてあんまり覚えていない…。
これからの企画やら、いろんなことが話題に挙がったと思うのですが、気が付いたらあっという間に3時間経っていました。
地謡2番、トメの「車僧」も幕上げやら大忙しでしたが、楽しいひとときで疲れも吹っ飛びました。
今月末は「熊坂」のシテ。
1か月気を引き締めて頑張ります!!
- 2018/06/04(月) 02:08:18|
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