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「道成寺」御礼 

12月13日、金春円満井会特別公演にて「道成寺」を披かせていただきました。
皆様に深くお礼申し上げます。

出来としましては、まだまだ未熟なところばかりでありました。
登竜門とは言われますが、終わった後に新たな境地に立てるものではなく、まだまだ「精進せよ」と思い知らされる曲なのだと思いました。

幕に飛び込んだ後は精根尽き果て、しばらく立ち上がることもできないほど。
とりあえず舞いきることはできましたが、実はいろいろなことがあり「君がシテをやるといつもタダではすまないね」と言われてしまいました…。

鐘入りはお陰様で無事に入ることができたのですが、その場ではあまり感じなかったものの、体にはかなりの衝撃があったようで、少し首の具合がおかしいです。
かかりつけの接骨院に行きましたところ、頭をぶつけた衝撃で筋肉が固まってしまって違和感があるそうで、骨には異常ないようです。
ただ放っておくと間接を痛める原因になるので、しばらく通院は必要とのことです。
いずれにせよ、体は、ほぼ無傷ですみました。


こんなことを言ってはご覧になった皆さんに失礼かとも思いますが、前半「僕は能楽師に向いていないのではないか」という思いも頭をよぎりました。
同年代には素晴らしい能楽師がたくさんいらっしゃいます。
その中で必死にやってきたつもりですが、これでは歯が立たない…そんな風に、ふと。
しかし、終わって皆さんから温かい言葉をかけていただき、改めてもっともっと能に向き合ってみようと思いました。

稽古に励むということも勿論ですが、もっと人間として幅がないことには芸が行き詰まってしまう気がします。
割と物事をきっちり進めたがるほうですが、時には奔放に、エネルギーを持ってがむしゃらに進むことも必要かもしれません。
一見能とは関係のないようなことであっても、目いっぱいやってみれば何かが掴めるかもしれません。
そうした意味では昨年末に入会した青年会議所という組織はいい機会を得られるかもしれません。

直近の能のシテは3月13日金春会の「籠太鼓」となります。
今回の舞台は始まる前楽屋で、主後見の髙橋汎先生から「道成寺はうまくやろうとしなくていい。ただ手順を間違えないようにやりなさい」とおっしゃっていただきましたが、「籠太鼓」はただ型をなぞるだけでは面白くも何ともない曲です。
少しずつ内面的なものを、くどくならないように描いていけるように今後努めていきたいと思います。

これからもしっかり芸道に精進して参りたいと思いますので、変わらぬご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

中村昌弘 拝
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2015/12/16 11:22 * edit *

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