

来年、平成30年3月3日13時30分より、第三回金春流能楽師中村昌弘の会を開催させていただきます。
(図らずも3が並びました)
今回から会場を国立能楽堂に移し、大曲「望月」を長男と共に挑戦させていただきます。
共演者には重鎮、若手の実力者を揃え、万全の布陣で臨みます。
前回よりスタートしました、他流儀同年代の方との立合仕舞には、喜多流大島輝久師をお招きし、杖物二番と題して「弱法師」「藤戸」の二番をお送りします。
地謡も立合色を強めるため一人地謡とさせていただいており、喜多流は長島茂師、金春流は私の師匠である髙橋忍先生にお願いしました。
流儀の仕舞は「望月」にちなみ仇討ちものとして、宗家憲和師、前宗家安明師親子による「小袖曽我」、櫻間金記師による「富士太鼓」をお届けします。
狂言は同年代の山本則重・則秀兄弟による「鎌腹」をお楽しみいただきます。
また上演に先立ち、金子直樹氏による解説もあり、初めての方をお誘いいただきやすい公演を心がけました。
当日はチラシの原画展示と、ポストカード及び「望月」にちなんだ和菓子を当日限定販売する予定です。
また大島師との対談を掲載したパンフレットも配布致します。
30代最後の私の会となります。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
スポンサーサイト