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研究会道すがら 

「ささぢゅかはどちですか」
研究会に向かう途中、道を尋ねられました。
うちの近所はいわゆる閑静な住宅街で、一度入り込んでしまうと目印になるようなものがほとんどありません。
おまけに線路と道路が平行になっておらず、ややすり鉢状になっていて見通しが利きにくいためか道を聞かれることが多いのです。
でも笹塚なんて聞かれたのは初めて。
歩いて行きたかったようですが、1時間くらいかかりますよと説き近くの駅を教えて行き方を案内しました。
ちなみにこの方韓国からいらしたそうです。

研究会の会場は荻窪の宗家宅。
(なお、先頃宗家が継承され先代のご長男が80世宗家となりました)
最寄り駅はJR荻窪なのですが、電車賃がかさむので井の頭線の駅から30分ほど歩くようにしています。
この駅は師匠のお宅の最寄駅なのですが、てくてく歩いていると自転車に乗った師匠と奥様にばったり。
ご様子からしてお2人でお食事に行った帰りのような。
ご夫妻は結婚されてもう15年くらいになるはずですが、いつも本当に仲がいいんだな~と感じます。
別にベタベタしてるとかそういうことではないのですが、なんでしょうねーなんかこう…、うまく言い表せませんがおしどり夫婦の見本といった感じです。

事務所で少し作業をして研究会へ。
「源太夫」の地謡を謡ったあと「山姥」のツレを勤めました。
この前稽古会でやったときは割とよい感じでできたので、そのイメージを持って臨んだのですが、やはり実際にワキ方・囃子方に入っていただくと感じが全然違います。
ミスは2箇所、それに引っ張られた部分が1箇所。
1つは自分のセリフだと勘違いしてしまい、謡うべきでない部分で謡い出してしまいました。
舞台に立つ者にとって一番怖いのは、意図していない状況で全く音がなくなってしまう状態。
ココではないはずだけど…と思いながらも、自分の絶句によってそういう状況に陥るという恐怖からはっと謡いだしてしまいました。
もう1つは謡いだすタイミング。
囃子の手を聴いていると、これは待つべきかと迷い不自然な間を作ってしまいました。
それに引っ張られ直後の謡があやふやに。
これらはまだ謡い込みが足りないことが原因です。

そして終わったあと宗家からも1つご指摘いただきました。
うまくやれなかったことは残念ですが、本番へのとても良い糧にできると思います、てゆーかします!
ウィークポイントも見えてきたので、舞台上の緊張感で頭が真っ白になっても勝手に口が動くくらいにこれからしっかり謡い込んでいこうと思います。
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コメント

こんばんは、いつも楽しく拝見しています。
能は結婚する前に大阪で時々見ていましたが、この頃は数年に一度位しか能楽堂へ足を運んでいませんでした。
このサイトを見つけて最初の方から読んだのですが、また出かけたくなってきました。
金春流は二回しか見た事がありませんが、ここ名古屋でも催しがあるようなので、是非そこでも五星さんがご活躍されるのを楽しみに待っていますね。^^
それでは暑いですが益々の精進を!

macska #- | URL
2006/07/04 21:26 * edit *

macskaさん、ようこそ!
年に1度名古屋金春会が名古屋能楽堂で開かれていますが、残念ながら僕はまだ出勤できる機会はなさそうです…。
でも豊田能楽堂でも以前会がありましたし、何かの機会で名古屋上陸!ってこともあるかもしれません。
是非是非能を観にお出かけ下さいね。

五星 #- | URL
2006/07/04 23:00 * edit *

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