今回は住宅街を長く歩くことになりそうだったので朝ごはんをガッツリ食べたら、お腹が重過ぎてしばらく動けない羽目に。
ちゃんとFM能楽鑑賞を聴ける時間に起きたのに、出発は10時近くなってしまいました。。。
前回の続き、保谷駅を11時にスタート。
このあたりからはさーっぱり土地勘がありません。
とにかく地図に従って北上していきます。
30分ほど歩くと埼玉県との県境に行き着きました。
境界線はひじょーに入り組んでいます。
諦めて埼玉県側を大回りしてみましたが、地図と実景をよくよくみればなるほど。
同じ番地の家がたくさんあったり、碁盤目状の道が多かったりします。
恐らくこのあたりは広大な農地でそのあぜ道が境界線になったのでしょう。
またしばらく歩くと大泉学園町という地名。
地図をみると確かに学校がたくさんあります。
途中大泉公園という所があり、中には町名の由来の掲示が。
それによると、かつてこの場所に一ツ橋大学を誘致しようとして名前を先行して変えたのだけど結局大学は来なかった、のだそうで。
学芸大学附属があるからだと勝手に思い込んでいたんですが誤解でした(第一、学附があるのは東大泉という番地でした)。
さらにこんなのも。

ふーん、光が丘新宿間が先に開通したから尻尾の部分はこれで完成かと思っていたらまだまだ伸びて、最終的には武蔵野線東所沢までいくそうで。
「大江戸線延伸計画」で検索してみると結構ヒットします。
確かにこのあたり陸の孤島感は否めません。
保谷駅をスタートしてから約3時間有楽町線まで一回も電車にぶつかりませんでした。
前回、小田急線から始めて、京王線、井の頭線、中央線、西武新宿線と次々と越えていったのと比べるとその差歴然です。
司法研修所近くには大きな公園が2つもあって住環境はなかなかよさそうなのですが、こう交通機関が不便なのがネック。
早く実現すればいいんでしょうけどね。
光が丘方面に進み、そこから更に北上。
成増駅近くなると県境は白子川にほぼ沿ったかたちになっています。
これも実際にはちょっと入り組んでいるのですが、この川が護岸工事されていて不自然なほどまっすぐになっていることからして当時はウネウネしていた川がそのまま境界だったのでしょう。
ちなみにこの川沿いに都営成増団地というのがあるのですが、いたるところにこんなものが。

電撃殺虫器とかいうそうで。
なんだか強そう。
こんなことしないでもカエルを大量に放すとかじゃダメなのかなぁ。
生態系が壊れたり、ゲコゲコうるさいってことなんでしょうか。
それからしばらく歩いて笹目橋に到着。
ようやっとわかるところに出ました(大宮薪能に行くときにここから新大宮バイパスで向かうのです)。
そこからすぐそばの西高島平駅で今日はおしまい。
昼飯を結局食べるチャンスがなかったのでここで昼食。
(いや正確に言えば1度チャンスはあったのですが、ラーメンというのぼりを立てておきながら「今日のオススメ ほっけ定食」と書いてあったのがなんとなくシャクでパスしてしまったのです)
駅前だからなにかしらあると思いきやラーメン屋が1軒だけ。
時間が時間だし日曜日ということもあって客は僕一人。
中に入ると海坊主のようなマスターが一人と、ひたすらチャンネルが変わりまくる壊れたテレビが一台。
そしてこのおっちゃんが書いたのかやたらに綺麗な字で書かれたお品書きが壁に張り出されていました。
ロイヤルゼリーサワーとすっぽんサワーが気になりましたが、ラーメンを注文。
空腹は最高のスパイスなり。
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東京23区外周一周徒歩の旅 第二日目・記録
11時西武新宿線保谷駅発、14時45分都営三田線西高島平駅着
練馬区、板橋区と歩く
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