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野守の鬼さん 

昨夜は国立主催の舞台がありました。
午前中は事務所で雑務、昼過ぎから国立へ行って上で稽古していました。

気がつけば「胡蝶」まであとわずか。
先生から練習用の長絹(上に羽織る袖がふわっとした装束)をお借りしていたのでそれを着け、自分の(正確には母の)面を掛けて舞ってみました。

「羽衣」のときにもイヤというほど感じたことですが、やはり三番目物は難しい。。。
型の割り当て上、サラサラ動かないといけない箇所も出てくるわけですが、スピードが上がっても柔らかさのある軽やかな動きが求められるわけです。
簡単そうでこれが相当難しい。
面装束ナシならなんてことないことでも、いろんなことに気を配りながら舞っているとどこかにアラが出てきてしまいます。

泣いても笑ってもあと1週間。
当日幕の前に立ったとき「やるべきことはすべてやった」と思えるよう、悔いのない稽古を積んでいこうと思います。


本舞台での曲目は「野守」
僕は地謡のハナでした。

この曲の後シテなんとなくかわいいなぁと思ってしまいます。
前半でワキが野守の鏡を見たいとせがみ、後半で鬼神が現われてそれを見せにきてくれます。
でもワキはいざ鬼神が姿を現すとおっかないといって直視することすらできません。
それを聞いた鬼神は、
〝恐れ給わば帰らんと 鬼神は塚に入らんとすれば〟
つまり、
「ちぇっ、お前が見たいってゆーからせっかく持ってきてやったのに~。じゃいいよ!もう帰っちゃうから!!」
ってわけ。
そのくせ、ワキが引き止めると「この鏡すごいんだぜー!」と得意満面。
で、最後にはそれをあげちゃう気前のよさ。
う~ん、いいやつです。

思いっきり謡い切ったまではよかったのですが、最後の最後に大失敗をしでかしてしまいました。
切戸へひくと、舞台での役目を終えた床几と杖が残っていました。
気がつかず囃子方へご挨拶へ行こうとすると、それを持った師匠と先輩が。
この時点で充分に失敗。。。
慌てて師匠から床几を受け取り、先輩の持っている杖も一緒に持とうとしたところ、杖の先が師匠のお顔にクリーンヒット…。
ひえぇぇぇ~、すいませんーーー!!
もちろん温厚な師匠は全く怒ることなどありませんでしたが、不注意この上ないこと。
あぁ、もう…。
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コメント

NoTitle

一瞬、後見が舞台に杖を忘れたのかと思って、真っ青になりました。文脈をよく見ると、“切戸の中、観客から見えない所までは回収してあった物が、装束の間には戻ってなかった”という、楽屋うちの話らしいですね。今後は誤解が無いように、はっきり書いてね。

心配症の親バカ #lRLProEs | URL
2007/02/18 08:16 * edit *

NoTitle

すみません、おっしゃるとおり舞台の外、楽屋うちの話です。
今後わかり易い文章を書くようにがんばります。。。

五星 #lVShtGQM | URL
2007/02/18 20:22 * edit *

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