08 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. // 10

カミシモ 

昨日、家を出て駅まで行く途中で忘れ物発覚。
それは裃。
遠山の金さんが着ているアレです。

能の基本スタイルは紋付袴ですが、裃を着用することがあります。
これは「卒都婆小町」など老女物や、「乱」「石橋」「道成寺」など披き物といった曲による場合、またお祝い追善といったような会の趣旨による場合があります。
今回は「望月」だったのですが、シテが〝獅子〟を舞うため重い習いとなっています。
しかし、
忘れ物を取りに帰ったため到着が遅くなってしまいました、すみません。。。

さてこの日はもう1曲「半蔀-立花がありました。
こちらもこの立花という小書(特殊演出)がつくと重い習いとなります。
舞台が始まって程なく生け花が舞台正先に置かれ、シテはここに夕顔を挿すという型が入ります。
でも僕が個人的に思うのは一番重い習いになるのはこの立花を運んでくる後見なのではないかと。
理由はよくわかりませんが、花瓶には必ず水が目一杯に入れられることになっているようです。
一滴の水もこぼすことなくこれを運んでくるのは(まして橋掛りの長い国立だし)相当神経を遣うはずです。
能楽師の最大の目的といってもよい揺るぎない足腰が要求されるわけでもあるわけですし。

さていよいよ「望月」です。
シテを勤めるのは僕より1つ上の先輩。
僕がこの曲を勤められるのは何年先でしょう…?
シテも大役ですがツレも謡が多くて大変。
そして子方はとっても大役!
謡の量もかなり多いですし、〝鞨鼓〟を舞わなくてはなりません。
今回勤めたのは6年生の女の子でしたが、大きな声で謡って鞨鼓もばっちり舞って見事!
この子を最初に見たのはまだ小学校に上がって間もない頃「邯鄲」の子方のときでしたが、ずいぶん立派になったなぁとお父さん的に見てしまいました。。。

この曲、獅子を舞う前に
〝某は獅子舞うたる事はなく候えども〟
というシテのセリフがあります。
大嘘です。
獅子を披くのは「石橋」の赤獅子で披くのが普通で、「望月」で披くというのは聞いたことがありません。
…ま、だまし討ちにして主君の敵を討つというストーリーなもんで、そのくらいどーってことないんですけどねー(それ以前の話のような気もものすごくするのだけど)。

地謡も相当突っ込んだ所があり目一杯謡ってきました。
切戸にひいた途端、一気にぐったり。
疲れだけではなく明らかに体調不良のレベルです。
あまりに急激にきたのでインフルエンザかとも思ったのですが、風林火山を見た途端床に就き、夜中ひたすら汗をかいたおかげで一気に回復!

でも今年の冬は風邪ひきすぎ。
食料品代ひと月1万円を切るというのは見直しが必要かも。。。
スポンサーサイト

[edit]

« 振りかえって その2 ~大失敗~  |  振りかえって その1 »

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# | 
2007/03/20 21:50 * edit *

ちゃーんと覚えてましたよ!
最近どうされたのかなぁ?と思っていたところです。
またコメントお待ちしております。

あ、お体お大事になさってくださいね。

五星 #lVShtGQM | URL
2007/03/20 22:21 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kakedashino.blog11.fc2.com/tb.php/431-0c542fd4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

カレンダー

RSSフィード

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

カウンター