舞台ではなく師匠御社中の錬成会に伺ってきました。
毎年この時期にあるのですが、ひたすら謡いまくるという会です。
今年は16番。
地謡はグループ分けされているのですが、師匠が全曲謡われるので僕も横で一緒に。
初日は昼1時から気がつけば6時半。
謡はもちろん足の錬成にもなります。。。
夜はもちろん宴会。
各テーブルにお酌にまわるとことごとく返り討ち。
若いんだから飲みなさい!と、ビール、日本酒、ビール、日本酒…エンドレス。
皆さんお強くて、師匠も「飲まなきゃ破門!」(笑)とおっしゃるのでもう気合勝負です。
さすがにそろそろやばいかも…と思ってきた矢先、都合よく出る鼻血のおかげで一休みできました。
その後部屋で2次会、それも終わってから師匠ともう1本ビールを空けて就寝。
いやー、最後まで潰れないでいけるなんて僕も強くなったもんだ。
翌日はホテルから慈光院さんに会場を移して数番。
初めて伺ったお寺でしたがすごーく雰囲気のいいお寺。
名月のときには、月をめでながら茶会が開かれるそうですが能もできたらいいのになぁ。
その後は皆さんと観光。
まず矢田寺へ。
あじさいが有名なお寺だそうです。
盛りは過ぎてしまった感じでしたが、それでもまだ充分に咲いていました。
でもこのあじさいのお庭、足場が悪い上アップダウンがあってさながら迷路。
帰りが遅くて心配してくれたのかタクシーの運転手さんが来てくれて救出してもらいました。。。
次が矢田坐久志玉比古神社。
小さな神社ですがちょっとびっくり。

飛行機の神様でもあるそうです。
最後は先生方のご生家があった郡山へ。
このあたりは金魚の養殖が盛んで全国シェアの約60%を占めるそうです
金魚池と呼ばれる池がたくさんあってちーっこいのがワラワラいました。
街を歩いているとやっぱり関西だなぁと。
居酒屋さんで、
「飲んで 食って なんぼ屋」
とか、ホテルの前には、

とか。
関東じゃまずお目にかかれませんね。。。
帰りは京都から新幹線。
師匠には晩御飯から車内酒盛り一式、お土産までいただいちゃいました。
もうホントご馳走様でした!!!
…で、家に帰ってテレビつけたら小田原駅で人身事故のニュースが。
あと30分遅かったら大変な目に遭ってたところでした。。。
スポンサーサイト