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大風のちにわか雨 

最高気温37度という灼熱の気候のなか、今日は薪能。
11時にご宗家宅へ伺い、装束を出し、事務所で作り物を出した時点で既に汗だくだく。
おまけに今回の会場は楽屋も野外のテントなので、これは先が思いやられます。。。

車は順調に進み、到着は15時前。
楽屋は日陰になっていて思っていたよりは涼しかったです。

今日の能は「舟弁慶」
舟の作り物やらを組み立てているうちにだんだん風が出てきて涼しくなってきました。
が、幕を吊ったところ風にあおられてめちゃくちゃ。
ブロックを2つ重石にしましたがそれをも吹っ飛ばすほど。
しょうがないのでしばらく僕が重石になっていました。。。

開演は18時半。
こちらの薪能は今回で20回目だそうなのですが、金春流は第1回以来。
毎回入場無料で続けられているそうで、今回も千名をゆうに超えるお客さまが見えたそうです。

火入れ式が終わって、素謡「翁」から。
が、始まって間もなくポツリ、ポツリと。
しばらくは降っているかいないかという程度の状況だったのでこのままならなんとかなるかと思っていたのですが、仕舞の頃には怪しくなり始め(ちなみに曲は「高砂」「土蜘」。「土蜘」は風で巣が流れてある種幻想的でした)、狂言が始まる頃には続行不能かというほどに。
でもこの日勤めて下さった山本家の皆さんは、とにかく普段どおりやるのでもし中断になる場合は言ってくださいと、雨の中迷わず舞台へ。
さすがです!

その間楽屋はてんやわんや。
さてこの後どうするかということになりましたが、箱根のあたりは土砂降りだという情報が入り、これじゃこちらも時間の問題だということで、能をクセとキリの仕舞にしようかという話になりました。
装束は普段も汗で濡れたりするので多少湿ってもなんとかならぬでもないですが(もちろん濡れないに越したことはないけど)、面は厳禁。
それに囃子方の楽器も濡れたらアウトなので、この空模様ならやむを得ないという結論になりました。

後シテは師匠が勤められることになっていたので、僕の紋付を脱いでお貸しすることに。
僕はしばらく肌襦袢、パッチ姿でいましたが、もうお役御免だから着替えちゃうことにしました。

が!
先輩の携帯の天気予報によればあと10分くらい待てば雨は抜けそうということがわかり、急遽せめて後半部だけでも能でやろうということに。
となると、師匠はまた紋付を脱がれ装束に、僕はまた紋付姿にと楽屋は再び慌しくなってきました。
風はやみましたが中途半端に降ったせいで湿度が上がり、俄かにみんな動き出したため楽屋は熱気が上がってきました。
そのせいか、僕は出番前に鼻血が。。。
後見で謡うことはないので詰め物して出ました。

15分足らずの短い能となってしまいましたが、終わった後またパラパラきたので結果オーライとなったようです。
しかしあれだけ雨が降ってきても、お客さまは全く帰ろうとされず最後まで残っていただいたのは有り難い限り。
是非また来年リベンジ!…になればいいんだけどなぁ。

帰り、お弁当が余っていたので3分でかき込んで帰りました。
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