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駆け出し能楽師の奮闘記
敷居が高いと思われがちな能楽の世界を、能とは関係のない家から飛び込んだ私・中村昌弘の奮闘を通じて少しでも身近に感じていただけたらと思います。

幼い頃の秘密

ベータで撮った昔のビデオが見つかったとかで、母がDVDに焼いて持ってきてくれました。

見てみると、僕が5歳だか6歳のときの舞台の映像。
仕舞「高砂」と連吟「橋弁慶」、そして初子方「桜川」

自分ではちゃんとやっていたと思っていたのですが、結構いい加減にやってました。。。
まぁ幼稚園児で、別にプロになるなんて周囲も自分も考えていなかったから、一通り謡って元の位置に戻ってくればまぁ良かったんでしょうね。
しかし右手で差しまわして左にまわるとかメチャクチャ。
見なきゃよかったかも。。。

でも子供教えるときは、なにもキッチリカッチリできることを目指すよりも、とにかくバランスよくやって最後までやりきるということが大事なんだと、改めて認識させられました。

ちなみに「橋弁慶」でもシテ謡を謡わせてもらいながら、最初扇を取るのを忘れて、隣のお姉さんに教えてもらってました。。。

「桜川」は…、
ちゃんと見てません。。。



同じ日に母も舞っていたらしく、その映像も入っていました。
舞囃子で、地頭は先代宗家。
贅沢です。
曲は「猩々」か…と思ったら「乱」でした。
ずいぶん前にやっていたんだなとちょっとビックリ。
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  1. 2010/09/29(水) 23:46:27|
  2. 考えごと(能楽)|
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