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夏休み前の山場 

厳しい暑さは少しだけ落ち着いていますが、厳しいスケジュールは続いています。

月曜日、「昭君」のツレをさせていただきました。
やはり相当に厳しかったです。。。
僕は息が浅いのか、同吟部分はシテの先輩に喰らい付くのが精一杯。
まだまだ稽古すべきことはたくさんあると改めて実感させられた舞台でした。

最後幕に引くとき、シテと子方は同幕、ツレだけ別幕だったのですが、ここでなんとも哀しい気持ちになりました。
愛しい娘の姿がすぐ目の前に映っていながら、手を伸ばしても決して届かない、そんな切なさ。
幕に引くなんてのは言ってしまえば単に決まりごとなのですが、以前の「恋重荷」といい、物語のその後を考えると本当につらいです。
こうしてツレを通して感じていったものは、いつの日か「角田川」(金春流ではこのように表記します)をやる機会に、なにか役に立ってくれるのでしょうか。


その後水曜日は朝6時前に家を出て4箇所、帰宅23時過ぎというハードな日を乗り越え、今日は先代宗家の追善能でした。
僕は装束担当として運搬作業をしていて、国立のときには地下の駐車場から荷物を降ろしエレベーターで上げるのですが、そのすぐそばに浴室があります。
僕は入ったことはないのですが、もう20年以上前、先代が「安宅」をされ、僕が子方をさせていただいたとき、終わってから一緒に入ろうとお誘いいただいたことがありました。
子供心に恐れ多い気がしたのと、当時両足にひどいアトピー性皮膚炎がありそれを見られるのが嫌でお断りしてしまいました。
今考えれば、そのときご一緒させていただいたら先生はどんな話をされたのかなと、惜しい気がします。

いつも通っている場所ですが、今日はふとそんなことを思い出しました。
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カテゴリ: 舞台

テーマ: 能楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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コメント

「昭君」拝見

「昭君」拝見しました。良かったです♪
シテ方の声に負けずに中村先生の声もよく響いてました。最後、引っ込むときに舞台に残された老母が、「あ・・・」という感じで呆然とさびしそうだったのは、先生の哀しい気持ちだったんですね!全身からにじみ出てました(笑)。
7/24(日)に高橋憲正先生の「道成寺」に伺いました。その時「隅田川」も拝見したのですが、救いのないお話に凹みました。気持ちが伝わっただけになぜこんな哀しいばかりのお話が演じ続けられているのかと疑問にも思いました。・・・長々したコメントでスミマセン。

朝大一期生 #- | URL
2011/07/25 19:16 * edit *

「昭君」ご覧いただき有り難うございました。
そのように感じていただけたなら、舞台に立つ者として嬉しい限りです。

「角田川」は本当に救いがなくどこまでも哀しいお話ですが、やる側としては恐らく誰もが一度はやってみたい曲だと思います。
それがどうしてかと言われるとよくわからないのですが、能という特殊な演劇様式でこそその効果が発揮できるような気がするからでしょうか。
僕もいずれ必ず挑んでみたいです。

五星 #lVShtGQM | URL
2011/07/26 10:30 * edit *

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